【1998年1月27日】 アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:木村八郎)は、1998年2月よりForm機能及びJavaScriptとの連携を強化したAdobe Acrobat 3.0Jの機能強化バージョンを2月より発売することを発表しました。 Adobe Acrobat 3.0J の機能強化バージョン(Adobe Acrobat 3.0aJ)には、Acrobat Forms 3.5という機能が追加されており電子フォームの作成・記入ツールとして活用できます。この機能強化バージョンでは、Acrobat Forms 3.5と Acrobat Readerのプラグイン Forms Fill-inおよびAcrobat Exchangeのプラグイン Acrobat Forms Author との連携によってPDF上のイベントとJavaScriptを同期できるためインタラクティブなPDFコンテンツをダイナミックに作成できるようになります。
Acrobat Forms Author を使ってPDFドキュメント上にボタン、テキスト入力、テキスト表示等のさまざまなフィールドを配置できます。配置したフィールドはJavaScriptを使用してさまざまな動作を実行することができます。これにより、既存のアプリケーション開発ツールを使うことなくフォーム機能をもったプログラムをPDFドキュメントをベースとして作成できます。Acrobat Forms Fill-inは、Acrobat Readerの上で稼動し、 Acrobat Forms Authorを使って作成したフォーム機能を実行します。
これまで、主にドキュメントを同じ体裁で電子的に配信するためのファイルフォーマットとして活用されてきたPDFが、今回の機能強化によってダイナミックなコミュニケーションツールとして拡張されます。例えば、製品Noを入力して製品名および単価を表示させるといった問い合わせ型のアプリケーションをPDFをベースに構築できるのです。しかもPDFの基本機能であるプラットフォームへの非依存性、Webブラウザとの統合、高品質な印字、拡大・縮小、ドキュメントサイズの圧縮などの機能は、そのまま活かされます。
マウスのイベントを検知することにより、様々なアクションを実行可能です。これによりインタラクティブなコミュニケーションが可能になり、PDFをマルチメディアコンテンツとしても活用できます。たとえば、地図を表示するPDFの数ヵ所にムービーのリンクを設定しておくと、マウスをクリックせずにリンクの位置にマウスを置くだけで、ムービーを再生することができます。
Acrobat Forms 3.5を利用してForm機能を付加したPDFを閲覧するには新しい機能強化版Acrobat Reader 3.0Jをインストールする必要があります。新しいAcrobat Reader 3.0Jは1998年1月27日より、アドビ システムズ 株式会社の日本語ホームページ(http://www.adobe.co.jp/)よりダウンロードが可能になります。なお、既存の製品購入をした登録ユーザ様には製品の店頭発売の時期に無償でアップデートキットを送付させていただきます。
Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)は、1982年に創設され、米カリフォルニア州サンノゼの本社を拠点に活動を展開しています。アドビは電子メディアによる書類の作成・表示・印刷・伝送などを実現するソフトウェアやコンピュータ技術の研究開発を行っています。自社技術をコンピュータ機器や印刷器材の大手メーカーへライセンス供与するほか、コンピュータで利用可能なフォントやアプリケーションソフトウェアの開発も行い、ヨーロッパと環太平洋地域の拠点からの販売網を通じて世界各地に製品を提供しています。アドビシステムズ株式会社は、1989年に設立されて以来、世界中の製品メーカーとの協力により、日本市場向けポストスクリプト製品の開発に携わると共に、Adobe Illustrator、Adobe Photoshop、Adobe PageMaker、AdobeAcrobat(R)をはじめとする各種アプリケーションや書体の開発、販売、サポートを行っております。
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