|
| アドビ システムズ社、特定市場向けにカスタマイズされた 2種類のPostScript 3を発表 印刷とイメージングにおける世界標準として活用されているAdobe PostScript 3が グラフィックアートとエンタープライズ市場に対応 |
|
【2005年9月12日】 米国カリフォルニア州サンノゼ発(2005年9月8日)Adobe Systems Incorporated(NASDAQ:ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ システムズ社)は、OEMメーカー向けにAdobe® PostScript® 3バージョン3017の提供を開始したと発表しました。今回初めて、グラフィックアートとエンタープライズのそれぞれの市場ニーズに対応した2種類のバージョンが提供されます。Adobe PostScript 3バージョン3017のホストエディションは、デザイナや印刷のプロ向けに最もメリットをもたらすように、クリエイティブプロフェッショナルのワークフロー向けに特化して開発されています。もうひとつのエンベデッドエディションは、オフィス向けのレーザープリンタやMFP(多機能周辺機器)に組み込まれるもので、Adobe PostScriptやAdobe PDF(Portable Document Format)に基づく印刷ワークフローを、高いセキュリティと信頼性を保ちながら実現する幅広い機器の開発を推進するものです。 Adobe PostScript 3は、何百万台もの高性能印刷システムや印刷ワークフローやデスクトッププリンタで採用されているページ記述言語の業界標準です。Adobe PostScriptの中心となる機能は画像、文字、図版、色彩が複雑にレイアウトされた文書をレンダリングすることであり、信頼性が高く、高品質な印刷出力を、オフィスのプリンタから最先端のデジタルカラー出力機などの高品位デジタル制作システムまで、幅広い機器で可能とします。バージョン3017では、Adobe Acrobat® 7.0とともに発表された最新のAdobe PDF 1.6のダイレクトプリント機能に対応しています。 IDCのイメージング&アウトプットソリューションリサーチ グループバイスプレジデントであるアンジェラ ボイド(Angèle Boyd)氏は、「このPostScriptの最新バージョンには注目すべき2つの点があります。まず、文書作成とその配信におけるPDFの重要性を認識し、PDFのダイレクトプリントというニーズに応えるということ。もうひとつは、PDFのダイレクトプリント機能を持ったエントリーレベルの低価格のカラープリンタがほしいというニーズに応えるということです」と述べています。 グラフィックアート向けホストエディション Adobe PostScript 3 ホストエディションは、商業印刷のワークフロー向けに開発されました。新たな機能として、Adobe PDF 1.6への対応、複数のカラーチャネルの取り扱い、Adobe PDFファイルに埋め込まれたOpenTypeフォントの対応、透明効果の完全対応、複雑な文書を取り扱う際の処理性能の向上などが挙げられます。ホストエディションはさらに16ビットのカラー画像を処理することができ、2GB以上の容量を持つファイルや1辺5メートル以上の用紙サイズのファイルが取り扱えるほか、3次元データを2次元でPDFにレンダリングしたものの印刷も可能となっています。ホストエディションはJDF対応をはじめとするアドビ システムズ社による業界標準技術に対する取り組みの一環として開発されたもので、アドビ システムズ社が提供するクリエイティブプロフェッショナル向けプラットフォーム製品であるAdobe Creative Suite 2.0と高い互換性を保っています。ホストエディションは、Microsoft® Windows®、Mac OS® X、Linux®、IBM®AIX®、Sun® Solarisの各OS対応版が提供されます。 アドビ システムズ社、パブリッシングテクノロジーズ&サービシズ事業部ゼネラルマネージャ ドン ウォーカー(Don Walker)は、「20年以上にわたってPostScriptを進化させ、革新し続けてきた当社は、文書や印刷に関わるワークフローについてあらゆる知識を培ってきました。Adobe PostScriptとPDFは、エンタープライズ、制作、グラフィックアートの印刷機器ならびにそれらを含めたワークフローにとって今後も引き続き技術的な基盤でありつづけるでしょう。特定市場のニーズに応えるべく進化したAdobe PostScript 3 バージョン3017は、変容を続ける印刷の世界をアドビが支援し続けるという証です」と述べています。 エンタープライズ向けエンベデッドエディション 企業は機密情報の取り扱いにますます慎重になっています。これを受け、Adobe PostScript 3 バージョン3017のエンベデッドエディションは、AES暗号化や電子署名の印刷といったAdobe Acrobat 7.0のセキュリティ機能に対応しています。エンベデッドエディションは、ホストエディションに比べ、リソースの限られた機器向けに開発されており、ワークグループ向けプリンタやMFPに最適化されています。容量を小さく抑えたため、機器メーカーも導入しやすく、純正のAdobe PostScriptやAdobe PDFの印刷といったエンタープライズ向けのメリットがある製品の選択肢が広がります。エンベデッドエディションは、MontaVista LinuxとVxWorksの各OS対応版が提供されます。 アドビ システムズ社について アドビ システムズ社は、効果的で信頼性の高いデジタルコンテンツを製作、管理、配信するためのソフトウェア ソリューションを提供する世界有数の企業です。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトhttp://www.adobe.co.jp/でご覧いただけます。 |
|