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筆者について

Bob Donlon

Bob Donlon

Bob Donlonは、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)のDigital Video & Audioチームのシニアマネージャです。彼は、著名なミュージシャン、エディタ、アニメータおよび作家としても知られており、その名前は、『Beavis and Butthead』や『Late Night with Conan O'Brien』などのテレビ番組のクレジットにも登場します。

Bobは、ビデオや映画の製作に関する本や雑誌の記事を執筆しており、エディタやモーショングラフィックスデザイナーを対象にしたユーザフォーラムも主催しています。 彼は、マルチメディアコンテンツ作成の長年の経験を生かして、Digital Video & Audio製品のスキルやテクニックのトレーニングも行っています。

リソース

Bob Donlon’s Digital Video Blog*

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炎と煙の幻影の作成:CC Particle Systems IIのパーティクルを応用する

Adobe® After Effects® 7.0ののエフェクトの中でよく質問されるのがパーティクルエフェクトの使い方です。After Effectsに用意されているパーティクルの中では、CC Particle Systems II が比較的分かりやすいので、初めての方はここから始めるのがいいでしょう。参考までに、CCは開発元のCycore社の略で、After Effects 7.0には60種類のCycore Effectが同梱されています。

パーティクル生成ツールの基本的な概念は、パーティクルが発生し、時間の経過に伴って何らかの動作を行い、消滅するという一連の動作の実現です。 CC Particle Systems IIは、After Effects用に初めて開発されたパーティクル生成ツールの1つです。パーティクルプレイグラウンド効果(エフェクト/シミュレーション/パーティクルプレイグラウンド)やサードパーティ製の他のパーティクル生成ツールほど機能は豊富ではありませんが、初心者でも簡単に使用できます。 さらに、このパーティクル生成ツールの知識を、複雑なツールにも応用できます。

レイヤー/新規/平面を選択してAfter Effectsのコンポジションに新しい平面レイヤーを追加し、コンポジションと同じサイズにします。 平面レイヤーを選択して、エフェクト/シミュレーション/CC Particle Systems IIを選択します。 コンポジション/プレビュー/RAMプレビューを選択して、作品をRAMプレビューでプレビューすると、図1に示されるような基本的な花火効果が表示されます。

デフォルトの花火効果

図1:CC Particle Systems IIで作成されるデフォルトの花火効果

上記の図は、CC Particle Systems IIのエフェクトコントロールおよびコンポジションビューアに表示されるデフォルトの結果を示しています。 最初にパネル(エフェクト/シミュレーション/CC Particle Systems II)を開いたときには、エフェクトコントロールパネルに表示されるコントロールは、折りたたまれた状態になっています。 「Producer」、「Physics」および「Particle」の左にある三角形をクリックすると、それぞれのコントロールが表示されます。 パネル内のほとんどのコントロールは、そのままの意味です(速度、重力など)。 効果を作成する手順は、どのような種類のパーティクルを作成するかを決定することから始まります。 Particle Typeポップアップメニューを選択し、このメニューの項目を1つずつ選択してどのように表示されるかを試します。

パーティクル作成ツールを使用する一般的な目的は、炎と煙の作成です。 このような効果を作成するには、Particle Typeポップアップメニューから「Shaded&Faded Sphere」を選択します。 次に、「Birth Color」および「Death Color」の設定を、炎に似た色に変更します(図2)に変更します。 例えば、パーティクルが誕生したときの色を、オレンジっぽい赤に設定します。 消滅するときの色を、黒に近い色に設定します。

次に、図2を使用して、パネルの上のほうから1つずつ順番に残りのコントロールを設定します。 設定を変えるたびにRAMプレビュー(コンポジション/プレビュー/RAMプレビュー)で作品をプレビューして、結果がどうなるかを確認します。 この手順を実行することにより、それぞれのコントロールがどのように影響するかを基本的に理解できます。

エフェクトコントロールパネル

図2:エフェクトコントロールパネルでのCC Particle Systems II設定

図2と同じに設定すると、炎と煙に似た効果を得ることができます。 さらに別の効果を追加するには、レベルパネル(エフェクト/色調補正/レベル)を開いて、図3で示されているように、ヒストグラムのスライダを調整します。 繰り返しますが、調整を行う際には、コンポジションビューに表示される結果を注意深く観察する必要があります。

レベルの調整

図3:レベルを調整して効果を変更します。

空白のコンポジションで開始した場合は、背景が黒となっています。 コンポジション/背景色を選択して、背景色を白に変更し、次に、RAMプレビュー(コンポジション/プレビュー/RAMプレビュー)で作品をプレビューして、結果がどうなるかを確認します。

設定の変更

図4:設定を変更すると、効果が大きく異なってきます。

これで、図4に似た効果が表示されます。 このツールの応用 プロデューサーの作成ポイントを移動させてみます(図2参照)。 最初のキーフレームをフレーム0に設定します。次にキーフレームをコンポジションのまわりに移動させて、どのような効果が現れるかを確認します。