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多ければ多いほど良い: 複数の学習スタイルに対応する


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目次

作成日:
2006年10月18日
ユーザレベル:
上級

数ヶ月前、ソーシャルブックマークについて調査しているときにdel.icio.us*のWebサイトにアクセスしました。 人気があるWebサイトのリストを眺めていると、『Ian's Shoelace Site - Shoelace Knots - How To Tie Your Shoes(Ianの靴ひもサイト―靴ひもの結び目―靴ひもの結び方)*』という項目が目に留まりました。 「靴ひもの結び方に関するWebサイトなど誰が作るのだろう?」と、私は好奇心をそそられました。

私の興味を引いたものの、このサイトに引かれた理由についてはしばらくの間分かりませんでした。 一目見ると、メインページはテキストでいっぱいです。通常は私の興味を引くような作りではありません。 テキストが多いだけでなく、使用されているフォントはTimes Romanや他の既定フォントのようです。 全体的に、グラフィックデザイナーがこのサイトを作成したという印象はありません。 このサイトを作成したのは整理好きな人で、趣味に情熱をそそぎ、その趣味に関する情報をできるだけ他の人と共有したいと望んでいるように見えます。

Webには趣味のサイトが無数にあります。それではなぜ、Ianのサイトに引かれたのでしょうか。 どうしてさまざまなリンクをクリックしてサイト内を見て回ろうとするのでしょうか。 私の興味を引いたのは、ひと言で言うと、イラストでした。

テキスト量は多いが優れたイラスト

図1: Ianの靴ひもサイトはテキスト量が非常に多いのですが、イラストが印象的で読者の興味を引き付けて離しません。

「17 Different Ways to Tie Shoelaces(靴ひもを結ぶ17の方法)」というセクションには、各結び方の名前の横に17の素晴らしい小さなイラストが配置されています。 これらのイラストは、手順書などを作成するときに、写真よりもイラストの方が効果が高い理由を示す絶好の例です。 「Ian Knot」(Ianの結び方)のイラストをクリックしたときは、本当に心をつかまれました。

結び方を示す3つの方法

図2: 一目見ると、Ianの結び方を学習する方法が3つあります。

Ianは結び方を学習する方法を複数用意しているのです。 「Ian Knot」ページの上部には、その結び方をしている人を撮影したビデオがループ再生されています。 ビデオの横には、その結び方に関する簡単な説明が記載されています。 ビデオの下には、手順ごとに、分かりやすく説明した文章と2種類のイラストが掲載されています。 それでも足りなければ、左側のナビゲーションバーに「Flip Book(パラパラ漫画)」へのリンクが用意されています。

手順全体のスクロール

図3: 下部にある番号付きの四角に沿ってカーソルを移動すると、自分の速度で手順のイラストをスクロール表示できます。

これはささやかですが素晴らしい機能です。イラストを自分の速度でめくって、靴ひもの結び方が分かるのです。 また、ビデオのリンク*をクリックすると、実際の靴ひもを結ぶ様子をビデオで見られます。 ビデオにはナレーションだけでなく、英語字幕も付いています。 最後に、Ianの結び方についてさらに詳しく知りたい場合は、「Technical Info(技術情報)」リンク、「History(履歴)」リンク、「Testimonials(感謝状)」リンクをクリックします。「Testimonials」では、Ianの結び方についての他の人の感想を読むことができます。

それから私は改宗者のようにIanのサイトを他の人と共有し始めました。 さまざまな「ハウツー」サイトの情報を交換するようになったのです。 30秒でシャツをたたむ方法についての日本語の短いムービー*を見ました。 このビデオは良くできていましたが、手順別の説明文やイラストがないため、ビデオほど素早くたたむ方法を理解するのは少々困難でした。 また、マンゴーをカットする方法について優れたチュートリアルもいくつか見つけましたが、どのWebサイトにも、ビデオ*または手順別の説明文*のどちらか1つの選択肢しかありませんでした。 Ianのサイトに何度かアクセスしましたが、このサイトがなぜこれほど興味深く、人を引き付ける力があるのかを理解するのにはしばらくかかりました。 それは、私が結び方や靴ひもに興味を持っていたからではありませんでした。 ようやく私は、このサイトが学習デザインの素晴らしい例であり、そのために心を引かれたのだと分かりました。 Ianは、さまざまな学習スタイルを持つ人々のために、さまざまな方法で手順を説明しています。そこがこのサイトの素晴らしいところです。

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