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RAW形式で撮影するのはなぜ?


目次

すべてのビットを使用する

最近のカメラは、1チャネル/ピクセル当たり12ビット以上、各チャネルで4,096階調をキャプチャできるものがほとんどです。 ビット数が増えると編集の余地も増えますが、JPEG形式は1チャネル/ピクセル当たり8ビットに限定されています。 そのため、JPEG形式で撮影すると、カメラに内蔵された変換設定に任せ、イメージを正当に評価するようにデータの3分の1を捨てることになります。

一方、RAW形式で撮影すると、基本的に、カメラ機能の限界まですべてがキャプチャされるため、イメージの全体のトーンやコントラストを自由に設定できます。 また、RAW形式のファイルは、1チャネル当たり8ビットのJPEGよりも、Photoshopでさまざまな編集を行うことができます。

Photoshopでの編集は「破壊的」です。レベル補正、カーブ、色相・彩度、カラーバランスなどのツールを使用すると、実際のピクセル値を変更することになります。そのため、次の2つの問題の一方または両方が発生する可能性があります。

  • 色調の範囲を拡張すると、ポスタリゼーションが発生する可能性があります。 元の色調レベルが近接していて、その範囲をグラデーションにするのではなく拡張した場合がそうです。例えば、レベル100から101、102、103、104、105に拡張した場合、新しい値は98、101、103、105、107のようになる可能性があります。 このような編集だけでは、はっきりとしたポスタリゼーションが発生することはほとんどありません。通常は、4または5レベルのギャップがあれば、滑らかなグラデーションではなく色が飛んでいることが分かるようになります。ただし、以降の編集でギャップが広がってポスタリゼーションが発生する可能性があります。
  • 色調の範囲を拡張すると、詳細データが失われる可能性があります。 異なる色調レベルが同じ値に圧縮された場合、その差分データは詳細データの可能性がありますが、完全に消去され、元に戻すことはできなくなります。

図1は、色調範囲の圧縮と拡張がピクセル値に及ぼす影響を示しています。 色調を落とすことを極端に恐れる必要はありません。イメージ編集には付きもので、必要なプロセスです。また、適切な露出で撮影されたイメージを8ビット/チャネルではなく16ビット/チャネルとしてPhotoshopで編集することで、色調を落とすことによる影響を大幅に抑えることができます。ただし、Photoshopの編集機能には破壊的な部分もあることに注意してください。