作成日

19 May 2009

はじめに

ADBは、version 1.0 が公開されました。それにともない ADB ソースコードも公開されました。
連載第6回目は、ADB ソースコードの取得方法についてご紹介したいと思います。

ソースコード

ADB のソースコードは Google Code内のhttp://code.google.com/p/adobe-developer-box/にて Flex プロジェクトの状態で公開しています。
Flex プロジェクトは Flex Builder でビルド後にすぐに実行できるプロジェクトです。
ADB で利用している様々なライブラリはソースコードに swc ファイルとして含まれています。ADB をビルドする場合はライブラリのソースコードは不要ですが、デバッグなどで便利ではないかと思います。

  • 非公開ローカルライブラリ

この記事をご覧になられているブラウザでもソースコードを参照することはできると思います。
ですが、今回はソースコードをチェックアウトし、Flex Builder でビルドして実際に ADB を動かしてみましょう。

チェックアウトについて

Flex Builder 上にソースコードをチェックアウトする方法を記述します。
ソースコードはSubversionで管理されています。
Subversion はソースコードなど様々なデータを管理するバージョン管理システムの1つです。
Flex Builder から直接 Subversion を利用するためにSubversiveという Eclipse plug-in を使用します。

Subversive のインストール

Flex Builder の ソフトウェア更新を利用します。
Flex Builder 3.0.2 がインストール済みの環境とみなします。

※Eclipse 3.4 と Flex Bulder 3.0.2 Eclipse plug-in の場合は指定方法など異なる箇所があります。

メニューバーの 「ヘルプ > ソフトウェア更新 > 構成およびインストール...」 を選択してください。

「インストールする新規フィーチャーを検索」を指定し、「次へ」ボタンを選択してください。

「新規リモート・サイト...」ボタンを選択し、以下の2つのリモートサイトを追加してください。

先ほど追加した2つのリモートサイトを選択し、「終了」ボタンを選択してください。

以下をチェックしてください。

※エラーアイコンが表示される場合は「Subversive SVN Team Provider Plugin」を展開し、「Subversive SVN JDT Ignore Extensions」のチェックを外してください。

それぞれのライセンスを確認して同意する場合、「使用条件の条項に同意します」をチェックして「次へ」ボタンを選択してください。

インストールするフィーチャーが表示されます。「終了」ボタンを選択してください。

ダウンロードとインストールが終了するとディジタル署名の承認確認が表示されます。
「すべてインストール」ボタンを選択してください。

署名承認選択後、再起動の確認が表示されます。
「はい」ボタンを選択してください。

以上で Subversive のインストールは終了です。

ソースコードのチェックアウト

先ほどインストールした Subversive を用いてソースコードを Flex Builder 上にチェックアウトします。

メニューバーの 「ファイル > インポート > その他...」を選択してください。

「SVN」を展開し、「Project from SVN」を選択、「次へ」ボタンを選択してください。

「URL」に「http://adobe-developer-box.googlecode.com/svn/trunk/」を入力し、「次へ」ボタンを選択してください。

URL を修正するか否かの確認が表示された場合、「いいえ」ボタンを選択してください。

「Browse...」ボタンを選択してください。

「trunk」を展開し、「AdobeDeveloperBox」を選択、「OK」ボタンを選択してください。

「URL」が先ほど選択したURLであることを確認し、「終了」ボタンを選択してください。

チェックアウト方法の確認が表示されます。「終了」ボタンを選択してください。

チェックアウトしたプロジェクトが表示されます。

以上で チェックアウトは終了です。
チェックアウト終了直後、下部のステータスバーに「ワークスペースをビルド中:(xx%)」と表示されている場合、自動ビルドが実行されています。自動ビルドが終了すると文字列が非表示になります。

ビルドと実行

メニューバーの 「実行 > AdobeDeveloperBox を実行」 で ADB が動作し、ガジェット画面が表示されると思います。
しかし、ADBConfig.as 内に指定されている各種 xmlファイル の URL は、ダミーのため、実際に取得することはできません。そのために「レコメンド」と「RSSリーダー」は一部、動作しません。

まとめ

ADB ソースコードの取得方法について簡単ですがご紹介させていただきました。
連載でご紹介した機能を実装したソースコードを隅から隅までご確認ください。
ソースコードを参考に面白いアプリケーションを開発していただければ幸いです。