最近のモバイルゲーム市場と、3~4年前のインターネットにおけるFlashゲーム市場とには、多くの共通点があります。 大きく異なるのは、モバイルゲーム市場は、携帯電話会社や広範な電子機器メーカーによって強力にサポートされており、モバイル市場全般の発展の基盤として期待されているという点です。
Flashは、他の開発環境よりも多くの点で優れています。 まず、開発時間が短く、完成したプロジェクトのファイルサイズが小さいという点。 このどちらの要素も開発コストの削減に大きく貢献します。 他のコンテンツ開発ツールとは異なり、Flashはベクトルベースのグラフィックを使用してリッチでダイナミックな画像を表示し、それらの画像を動かすパワフルなスクリプト言語を持っています。 これはインターネット上だけでなく、モバイル環境においてもFlashの強みとなります。
コンテンツの再利用性もまた携帯電話会社がFlashもバイルゲームに大きな魅力を感じる理由のひとつとなっています。 インターネット上には既にFlashベースのゲームやコンテンツが溢れています。 Flashコンテンツの再利用性を活用すれば、その「ワンソース・マルチユース」のコンテンツをモバイルデバイスでも簡単に利用できます。 Flashコンテンツをインターネットで楽しんでいるユーザは、モバイルデバイスでも同じように魅力的なFlashコンテンツを楽しむことができるのです。
Flash Playerは、PCから携帯電話、PDAまで、広範なプラットフォームに対応しています。 しかし、Flash PlayerはデバイスのCPU、解像度、メモリに動作が左右されるので、モバイルデバイスの限られたシステムでは、その能力をフルに発揮できないこともあったはずです。 その状況を回避するために、マクロメディア(現アドビ)は、さまざまなモバイルデバイスをサポートするFlash Playerを開発しました。 それがFlash Lite 1.0です。 アドビは2006年の初めに、Flash Lite 2のリリースを 発表 しました。
Flash Lite 1.1は、Macromedia Flash 4をベースに開発されたので、そのスクリプト言語は、Flash 4およびそれ以前のバージョンのFlashをサポートしています。 一方Flash Lite 2は、Flash 7から登場したActionScript 2.0と、Flash 8のActionScriptの一部をサポートしています。アドビがFlash Lite 2をリリースしたことで、Flash Liteを採用している多くの電子機器メーカーが、Flash Lite 2導入に向け動きました。 こうして、これから先、ハードウェアのパフォーマンスは徐々に向上していくことでしょう。
この記事では、 Flash Lite 1.1を実行するiRiver U10* モバイルデバイス用のゲームを制作する方法についてのヒントをいくつか紹介します。
このチュートリアルを完了するには、次に挙げるソフトウェアまたはファイルをインストールする必要があります。