ステージサイズは、505i シリーズが QVGA に対応していることから、240x320 ピクセルまで可能です。しかし、パソコンでブラウザのメニューや枠などを計算して、コンテンツのサイズを決めるのと同じように、iモードのブラウザの表示エリアも小さくなるはずです。そこで、この連載では 240x240 ピクセルで制作することとします。まずは、もっともシンプルな●と■を描いてみました。
画像 1:まずは、Flashで簡単なグラフィックを描いてみる
グラフィックができあがったら、パブリッシュして、シミュレータで表示できるか試します。
Flash Lite 用に書き出すには、[ファイル]-[パブリッシュ設定]を選択して、バージョンの項目を「Flash Player 4」にします。パブリッシュボタンを押すと、SWF ファイルが出力されます。
Flash 4 以外のバージョンでのパブリッシュでは、それぞれのバージョンに応じた通常の Flash が書き出されます。つまり、Flash MX と Flash Lite の開発は、同じアプリケーションの中で、特に何も設定しなくても可能なのです。しかし、どうしても Flash Lite の書き出しを Flash 4 に戻したいときは、「FlashLiteUser.txt」の「device_type=Standard」を有効にして、他のすべての行頭に「//」を挿入し、無効にした上で、Flash MX を起動します。
画像 2:Flash Lite のパブリッシュには「Flash Player 4」を選択する
パブリッシュ時に、注意する点は、SWFファイルのファイル容量と Flash Lite の出すアラートです。 グラフィックを描いているだけであれば、特に問題はないと思いますが、アクションを設定した場合、サポート外のアクションなどが含まれるとアラートが表示されます。
画像 3:出力ウィンドウには、ケータイデバイス用のアラートが出るので確認する。この程度は何も問題ない
今回は、そのままでOKです。動作は PC 上で見る Flash と変わらないので、あまり感動はないかもしれませんが、これは実際にiモード端末でも見ることができる Flash なのです。言い換えれば、iモードでベクターグラフィックがこんなに簡単に表示できるのです。