Spryを実装する前に、サイト定義を行っておく必要があります。JSPやColdFusionなどのサーバテクノロジーも不要ですし、リモートサーバーを設定する必要もありません。
新規サイトを作成し、XMLファイルを準備します。今回は「data」フォルダ内に「cssniteList.xml」を用意しました(CSS Niteというセミナーの過去の出演者、トピックなどをまとめたものです)。

まず、このファイルの構造を確認しておきましょう。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<dataroot>
<LIST>
<Vol>1</Vol>
<開催日>2005-10-20</開催日>
<トピック>DreamweaverではじめるWeb標準</トピック>
<スピーカー>鷹野雅弘(スイッチ)</スピーカー>
</LIST>
<LIST>
<Vol>2</Vol>
<開催日>2005-11-17</開催日>
<トピック>Dreamweaver 8で印刷用スタイルシートを作ろう</トピック>
<スピーカー>神森 勉(アンカー・テクノロジー)</スピーカー>
</LIST>
(中略)
<LIST>
<Vol>18</Vol>
<開催日>2007-03-15</開催日>
<トピック>Internet Explorer 7対策</トピック>
<スピーカー>鷹野雅弘(スイッチ)</スピーカー>
</LIST>
</dataroot>
XML宣言に続いて、dataroot要素があります。dataroot要素内には、LIST要素があり、さらに、Vol、開催日、トピック、スピーカーがあります。
1つのセミナーにLISTが対応しており、それぞれのLISTには「Vol」、「開催日」、「トピック」、「スピーカー」などの要素が用意されています。
<LIST></LIST>、<開催日></開催日> のように、XMLではそれぞれの要素を開始タグ/閉じタグで囲みます。
新規HTMLファイルを作成し、このファイルにXMLファイルを関連付けましょう。
サイト内に新規ファイルを作成し、「spryTable.html」という名称に変更します。 このファイルをデザインビューで開き、[挿入]バーの[Spry]タブの一番左側の[Spry XMLデータセット]をクリックします。

[Spry XMLデータセット]ダイアログボックスが開いたら、[参照]ボタンをクリックして、「cssniteList.xml」を選択します。[スキーマを取得]ボタンをクリックすると、XMLファイルの構造が読み込まれ、[行エレメント]内に表示されます。

[行エレメント]の「LIST」をクリックすると、[データセット列]に「Vol」、「開催日」、「トピック」、「スピーカー」が表示されます。「開催日」は日付なので[データタイプ]を「日付」に変更します。

いったん保存しましょう。
[依存ファイルのコピー]ダイアログボックスが開きます。SpryでXMLデータセットを扱うために必要な「SpryData.js」と「xpath.js」をサイト内の「SpryAssets」フォルダに保存することを促されます(保存先はサイト定義で変更することができます)。[OK]をクリックして進めます。

ここまででXMLファイルを関連づけは終了ですが、この状態では、デザインビューにはまったく変化がありません。
念のため、ソースコードを確認すると、head要素内に次のようなコードが書かれています。
<script src="SpryAssets/xpath.js" type="text/javascript"></script>
<script src="SpryAssets/SpryData.js" type="text/javascript"></script>
<script type="text/javascript">
<!--
var ds1 = new Spry.Data.XMLDataSet("data/cssniteList.xml", "dataroot/LIST/開催日");
ds1.setColumnType("開催日", "date");
//-->
</script>
ここでは次のようなことが記述されていますが、コードの確認を行わずに進めてもOKです。
デザインビューに戻して次に進みましょう。
[挿入]バーの[Spry]タブの[Spryテーブル]をクリックします。

[Spryテーブルの挿入]ダイアログボックスが開いたら、ソートしたい列ごとに、[ヘッダがクリックされたときに列をソート]にチェックをつけます。

OKをクリックすると、[Spry領域を追加しますか?]のメッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。

1行目には「Vol」、「開催日」、「トピック」、「スピーカー」という見出しの文字列が、2行目には「{Vol}」、「{開催日}」、「{トピック}」、「{スピーカー}」のように{}で囲まれた文字列が表示されます。

ファイルを保存して、ブラウザプレビューしてみましょう(テーブルのボーダーなどをつけておいた方がわかりやすいかもしれません)。
XMLファイルから読み込まれた情報がテーブルに表示されます。1行目の項目名をクリックすると、ソート(並び替え)が実行されます。

