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Adobe Developer Connection / Dreamweaverデベロッパーセンター /

Dreamweaver向けのPHP開発環境を構築

著者 Charles Nadeau

Charles Nadeau
  • アドビ システムズ社

Content

  • PHPアプリケーションサーバのセットアップ(Windows環境)
  • PHPアプリケーションサーバのセットアップ(Macintosh環境)
  • Dreamweaver上でPHPサイトの定義
  • MySQLのインストール
  • データベースへの接続

作成日

11 November 2007

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必要条件

ユーザーレベル

初級

必要な製品

  • Dreamweaver CS3 (Download trial)

サンプルファイル

  • cafe_php.zip (26 KB)

その他の要件

Dreamweaver

  • 体験版
  • 購入

ノート: アドビ システムズ 株式会社では、MySQLデータベースなどのサードパティ製品のテクニカルサポートは行っていません。

この記事では、Adobe® Dreamweaver®とMySQLデータベースを使用して、PHPベースのWebアプリケーションを構築する環境をセットアップする方法を紹介します。対象となるマシンは、WindowsとMacintoshです。

このセットアップは、3つのプロセスに分けることができます。1つ目のプロセスは、PHPアプリケーションサーバの設定。2つ目のプロセスは、Dreamweaverのサイト定義。3つ目は、MySQLデータベースのインストールと接続です。このプロセスに沿って解説していきます。

PHPアプリケーションサーバのセットアップ(Windows環境)

PHPの開発環境を構築するには、まずPHPアプリケーションサーバのセットアップを行います。アプリケーションサーバとは、Webサーバがサーバサイドのスクリプトやタグを含むWebページを処理する際に手助けするソフトウェアです。Webブラウザからそのようなページのリクエストを受けると、Webサーバはアプリケーションサーバにそのページを渡して処理させ、Webブラウザへと送るのです。

このセクションでは、WindowsマシンにPHP5をインストールする方法を紹介します。PHPはオープンソフトウェアで、みなさんが自由にWebアプリケーションの開発やテスト、公開を行うことができます。より詳しい情報は、PHPのドキュメンテーションを参照してください。
www.php.net/download-docs.php.

Macintoshユーザーの場合は、次のページの 「PHPアプリケーションサーバ(Macintosh環境)」を見てください。

それでは、以下のトピックを順に解説していきます。

  • Webサーバのインストール
  • Webサーバのテスト
  • WindowsマシンへPHPをインストール
  • PHPサーバのテスト
  • アプリケーション用のルートフォルダを作成

Webサーバのインストール

まず必要となるのは、Webサーバです。PHPをWebサーバの拡張機能としてインストールすることで、WebサーバはPHPファイルを処理できるようになります。Windows XP Professionalユーザーは、ローカル環境にMicrosoft Internet Information Server (IIS)Webサーバをインストールして動作させることができます。

すでにIISがインストールされているかチェックしてみましょう。C:\Inetpubフォルダが存在すればインストールされています。もし見つからなければ、以下の手順でインストールします。

  1. スタートメニューから「設定/コントロールパネル/プログラムの追加と削除」、あるいは「コントロールパネル/プログラムの追加と削除」を選びます。
  2. 「Windowsコンポーネントの追加と削除」を選びます。
  3. 「Internet Information Services (IIS) 」を選んで、「次へ」をクリックします。
  4. ウィザードに従ってインストールを完成させたら、次の項目にあるようにテストを行います。

Webサーバのテスト

  1. Dreamweaverかテキストエディタで、以下のコードを記述したHTMLファイルを作成し、ファイル名を「myTestFile.html」とします。
<p>My web server is <em>working</em>.</p>
  1. myTestFile.htmlファイルは、以下のディレクトリに保存します。C:\Inetpub\wwwroot\
  2. Webブラウザのアドレス入力欄に以下のURLを入力します。http://localhost/myTestFile.htm

Webブラウザ上にページが表示され、「working」の文字がイタリックになっていれば、Webサーバは正常に動作しています。もしページが予想通りに表示されない場合は、URLに入力ミスがないかチェックしてみてください。

WindowsマシンへPHPをインストール

  1. Windowsマシンの管理者アカウントでログインします。
  2. www.php.net/downloads.phpから、Windows用PHP 5.xインストーラーをダウンロードします。

    Windows Binaries以下にある「PHP 5.x.x installer」リンクをクリックします。

  3. ダウンロードしたインストーラーファイルをダブルクリックして、ウィザードに従って進めます。
  4. インストール項目の選択画面で、「Extensions」の横にある「+」ボタンをクリックして、MySQLをリストに追加します。そして、「Will Be Installed On Local Hard Drive」オプションを選びます。

    PHPアプリケーションの構築では、一般的にMySQLデータベースサーバが利用されています。しかし、PHP5では、MySQLデータベースサーバとの連動に必要な拡張機能が、PHPのインストール時のデフォルト項目に含まれていません。必ず、MySQLをリストに追加してください。

  5. PHPをインストールしたディレクトリ(たとえば、 C:\Program Files\PHP)にあるphp.iniファイルを開きます。
  6. php.iniファイル内で以下の行を探します。
;extension=php_mysql.dll

行の先頭にあるセミコロン(;)は、コメントアウトの書式でコードは実行されません。

  1. セミコロンを削除し、拡張機能を有効にします。
extension=php_mysql.dll
  1. php.iniファイルを保存して閉じます。
  2. PHPをインストールしたディレクトリにあるlibmysql.dllファイルを C:\Windows\system32ディレクトリにコピーします。

    libmysql.dllは、IIS上でPHP5とMySQLが動作するの必要なファイルです。

  3. Windowsマシンを再起動して、IISを再起動します。

IISを再起動させるには、マシンの再起動以外にも方法があります。スタートメニューから「コントロールパネル/管理ツール」を選び、IISのアイコンをダブルクリックしてIISコンソールを起動させ、IISコンソールの左ペインにあるディレクトリツリーからWebサイトを選択してメニューから「アクション/停止」を選び、数分後、メニューから「アクション/開始」を選びます。以上で再起動できます。

PHPのインストール後は、次の項目にあるようにテストを行います。

PHPサーバのテスト

  1. Dreamweaverかテキストエディタで、プレーンのテキストファイルを作成し、ファイル名を「timetest.php」とします。
  2. timetest.phpファイル内に以下のコードを記述します。
<p>This page was created at <b><?php echo date("h:i:s a", time()); ?></b> on the computer running PHP.</p>

このコードは、Webサーバ上でページ内のPHPが実行されたときの時間を表示します。

  1. timetest.phpファイルをWebサーバのルートディレクトリ C:\Inetpub\wwwrootに置きます。
  2. Webブラウザのアドレス入力欄に以下のURLを入力します。

If PHP is running on your local computer, enter the following URL:

http://localhost/timetest.php

テストページには時間が表示されているはずです。この時間はダイナミックコンテンツで、ページを表示させるごとに変わります。Webブラウザの「再読み込み」ボタンをクリックして確かめてみてください。/p>

もしページが期待通りに表示されない場合は、以下のような原因が考えられます。

  • ページのファイルの拡張子が「.php」になっていない。
  • Webブラウザのアドレス入力欄にURL(たとえば、http://localhost/timetest.php)ではなく、ファイルパス(C:\Inetput\wwwroot\timetest.php) を入力している。通常のPHPを含まないHTMLファイルをWebブラウザで表示する際にファイルパスを使用する場合もありますが、それではWebサーバやアプリケーションサーバを介さずに表示することになります。そのため、PHPなどのサーバサイドスクリプトが処理されません。
  • URLのタイプミス。エラーがないか確かめてください。特に、「 http://localhost/timetest.php/」のように最後にスラッシュを付けないでください。
  • ページ内のコードのタイプミス。

PHPのインストールとテストが終了したら、次の項目にあるようにWebアプリケーション用のルートフォルダを作成します。

アプリケーション用のルートフォルダを作成

Webアプリケーションのすべてのファイルを保存するルートフォルダを作成します。IISを利用している場合は、 Inetpub/wwwroot/ ディレクトリがいいでしょう。たとえば、以下のようなディレクトリを作成します。

C:\Inetpub\wwwroot\MyWebApp

以上で作業は終了です。IISは、 wwwroot フォルダ以下のページに対するWebブラウザからのHTTPリクエストに応じることができるようになりました。

PHPアプリケーションサーバのセットアップ(Macintosh環境)

PHPの開発環境を構築するには、まずPHPアプリケーションサーバのセットアップを行います。アプリケーションサーバとは、Webサーバがサーバサイドのスクリプトやタグを含むWebページを処理する際に手助けするソフトウェアです。Webブラウザからそのようなページのリクエストを受けると、Webサーバはアプリケーションサーバにそのページを渡して処理させ、Webブラウザへと送るのです。

このセクションでは、MacintoshマシンにPHP5をインストールする方法を紹介します。PHPはオープンソフトウェアで、みなさんが自由にWebアプリケーションの開発やテスト、公開を行うことができます。より詳しい情報は、PHPのドキュメンテーションを参照してください。
www.php.net/download-docs.php.

Windowsユーザーの場合は、前のページの「 PHPアプリケーションサーバ(Windows環境)」を見てください。

それでは、以下のトピックを順に解説していきます。

  • Apacheの開始
  • MacintoshマシンへPHPをインストール
  • PHPサーバのテスト
  • アプリケーション用のルートフォルダを作成

Apacheの開始

まず必要となるのは、Webサーバです。PHPをWebサーバの拡張機能としてインストールすることで、WebサーバはPHPファイルを処理できるようになります。Mac OS Xユーザーは、OSに同梱されているWebサーバ「Apache」を使用することができます。以下の手順に沿って、Apacheを開始し、動作を確認しましょう。

  1. アップルメニューから「システム環境設定/共有」を選びます。
  2. サービスタブを開き、「パーソナルWeb共有」を選択します。
  3. 「開始」ボタンをクリックします。
  4. Dreamweaverかテキストエディタで、以下のコードを記述したHTMLファイルを作成し、ファイル名を「myTestFile.html」とします。
<p>My web server is <em>working</em>.</p>
  1. myTestFile.htmlファイルを以下のディレクトリに置きます。
/Users/your_user_name/Sites/

your_user_name is の部分には、あなたのMacintoshのユーザー名を入れます。

  1. Webブラウザのアドレス入力欄に以下のURLを入力します。
http://localhost/~your_user_name/myTestFile.html

ノート: 上記URLでは、あなたのMacintoshのユーザー名にチルド(~)を忘れずに付けてください。

Webブラウザ上にページが表示され、「working」の文字がイタリックになっていれば、Webサーバは正常に動作しています。もしページが予想通りに表示されない場合は、URLに入力ミスがないか、Macintoshのユーザー名にチルドが付いているかを確認してください。

MacintoshマシンへPHPをインストール

  1. Macintoshマシンの管理者アカウントでログインします。
  2. メインのユーザーフォルダ内にwebappsという名前のフォルダを作成します。Users/your_user_name/webapps
  3. Entropyサイト www.entropy.ch/software/macosx/php/から「PHP for 5.x for Apache 1.3」パッケージ(たとえば、entropy-php-5.2.0-3.tar.gz)をダウンロードして、webappsフォルダ内に保存します
  4. アプリケーションフォルダ内のユーティリティフォルダ内にあるターミナルを起動して、以下のコマンドラインを入力し、デフォルトフォルダをwebappsフォルダに変更します。
cd webapps
  1. ターミナルで、「gunzip ダウンロードしたファイル名」と入力して、gzファイルを解凍します。

    ダウンロードしたファイルの名前が「entropy-php-5.2.0-3.tar.gz」であれば、以下のようなコマンドになります。

gunzip entropy-php-5.2.0-3.tar.gz

ノート: ファイルの解凍は、 Stuffit Expanderなどを使用せず、ターミナルで行ってください。

  1. ターミナルで、「 tar xf ダウンロードしたファイル名」と入力して、tarアーカイブを開きます。
tar xf entropy-php-5.2.0-3.tar

このアーカイブから「entropy-php.mpkg」というインストールパッケージが抽出されます。

  1. entropy-php.mpkgをダブルクリックして、ウィザードに従ってインストールします。

PHPのインストール後は、次の項目にあるようにテストを行います。

PHPサーバのテスト

  1. Dreamweaverかテキストエディタで、プレーンのテキストファイルを作成し、ファイル名を「timetest.php」とします。
  2. timetest.phpファイル内に以下のコードを記述します。
<p>This page was created at <b><?php echo date("h:i:s a", time()); ?></b> on the computer running PHP.</p>

このコードは、Webサーバ上でページ内のPHPが実行された時の時間を表示します。

  1. timetest.phpファイルを以下のディレクトリに置きます。
/Users/your_user_name/Sites

Sitesフォルダは、Apacheのパーソナルルートフォルダです。

  1. Webブラウザのアドレス入力欄に以下のURLを入力します。
http://localhost/~your_user_name/timetest.php

テストページには時間が表示されているはずです。この時間はダイナミックコンテンツで、ページを表示させるごとに変わります。Webブラウザの「再読み込み」ボタンをクリックして確かめてみてください。

もしページが期待通りに表示されない場合は、以下のような原因が考えられます。

  • ページのファイルの拡張子が「.php」になっていない。
  • URLのタイプミス。エラーがないか確かめてください。特に、「http://localhost/~your_user_name/timetest.php/」のように最後にスラッシュを付けないでください。また、ユーザー名の前にチルダが付いているかを確認してください。
  • ページ内のコードのタイプミス。
  • Apacheが動作していない。システム環境設定の共有を開いて、パーソナルWeb共有が有効になっているかを確認してください。

PHPのインストールとテストが終了したら、次の項目にあるようにWebアプリケーション用のルートフォルダを作成します

アプリケーション用のルートフォルダを作成

Webアプリケーションのすべてのファイルを保存するルートフォルダを作成します。Apacheを利用している場合は、Sitesディレクトリ内がいいでしょう。たとえば、以下のようなディレクトリを作成します。

/Users/your_user_name/Sites/MyWebApp

以上で作業は終了です。Apacheは、Sitesフォルダ以下のページに対するWebブラウザからのHTTPリクエストに応じることができるようになりました。

Dreamweaver上でPHPサイトの定義

Dreamweaver上でPHPサイトの定義をする際、サイトファイルの場所としてリモートのサーバだけでなく、ローカルのハードディスクも指定することができます。また、ローカルとリモートサーバ間でのファイルやフォルダの移動手段も決めることができます。ただ、個人的な開発環境としてローカルでPHPを実行するだけであれば、リモートサーバを指定する必要はありません。

それでは、以下のトピックを順に解説していきます。

  • 作業フォルダの指定
  • テストサーバの設定
  • サンプルPHPファイルのコピー

作業フォルダの指定

  1. Dreamweaverのメニューから「サイト/サイトの管理」を選んで、サイトの管理ダイアログボックスを表示します。「新規」ボタンをクリックして、「サイト」を選びます。

    サイト定義ダイアログボックスが表示されます。

  2. 上部にある「詳細設定」タブを選びます。
  3. 「サイト名」項目にWebアプリケーションの名前を入力します。ここでは、「Web app tutorial」とします。

    この名前がDreamweaverでのプロジェクト名となります。

  4. 「ローカルルートフォルダ」項目の右側にあるフォルダアイコンをクリックして、先ほど 「アプリケーション用のルートフォルダを作成」で作成したWebアプリケーション用のルートフォルダを選びます。

    この記事ではWindowsとMacintosh、それぞれ以下のディレクトリにルートフォルダを作成しています。

    Windows - \Inetpub\wwwroot\MyWebApp
    Macintosh - /Users/your_user_name/Sites/MyWebApp

  5. 「HTTPアドレス」項目には、WebアプリケーションにアクセスするためのURLを入力します。

この記事ではWindowsとMacintoshそれぞれ以下のディレクトリにアプリケーションフォルダを作成しています。

Windows - http://localhost/MyWebApp/
Macintosh - http://localhost/~your_user_name/MyWebApp/

ノート: Macintoshでは、ユーザー名の前にチルダ(~)を必ず入れてください。

サイト定義ダイアログボックスを表示したまま、次のテスト用サーバの指定を行います。

テストサーバの設定

次に、デザイン作業時にDreamweaverで使用するテストサーバを指定します。というのも、Dreamweaverは内部的にPHPサーバ機能を持ち合わせていません。作業時にデザインビューでダイナミックコンテンツを生成して表示したり、データベースと連動させるには、PHPサーバが必要なのです。

  1. サイト定義ダイアログボックスの詳細設定で、左側にあるカテゴリーリストから「テストサーバー」を選びます。

    テストサーバに関する 項目が表示されます。

  2. 「サーバーモデル」ポッップアップメニューから「PHP MySQL」を選びます。
  3. 「アクセス」ポッップアップメニューから「ローカル/ネットワーク」を選びます。

    「テストサーバーフォルダ」という項目が追加表示され、先ほどローカルルートフォルダ項目で指定したディレクトリが入力された状態になっています。このディレクトリは変更しないでください。

  4. 「URL接頭辞」項目には、Webアプリケーションのページにアクセスする際に使用するURLを入力します。

    Dreamweaverは、作業中のページのテンポラリファイルを作成し、サーバ上の指定されたフォルダにコピーして、このURL接頭辞を使ってそのページをリクエストしてダイナミックコンテンツをライブ表示しています。

    「URL接頭辞」項目には、あらかじめURLが入力された状態になっています。これは、Dreamweaverがサイト定義に入力された情報から類推したものです。もしそのURLが不適切であれば、正しいURLを入力してください。

    この記事では以下のURLがURL接頭辞となります。

    Windows - http://localhost/MyWebApp/
    Macintosh - http://localhost/~your_user_name/MyWebApp/

    URL接頭辞は、特定のページのURLではなくフォルダとなります。なお、フォルダ名の大文字小文字は区別されますので注意してください。

  5. 「OK」ボタンをクリックして、サイト定義ダイアログボックスを閉じます。また、「終了」ボタンをクリックして、サイト管理ダイアログボックスを閉じます。

以上で、DreamweaverでのPHPアプリケーション開発環境が整いました。次の項目では、この記事のサンプルをセットアップする方法に付いて解説します。

サンプルPHPファイルのコピー

この記事のサンプルファイルをあなたのマシンの作業フォルダにコピーしてみましょう。このサンプルや次のページで解説するデータベース接続は、この記事の次のステプである 「Developing a web application」の下準備でもあります。

  1. サンプルをダウンロードして解凍します。
  2. cafe_phpフォルダ内のファイルとフォルダを、Dreamweaverでサイトを定義した際に指定したアプリケーションのルートフォルダにコピーします。
/MyWebApp/ assets/ data/ send.php view.php

サイトの定義も終わり、サンプルファイルもコピーしました。次のページでは、MySQLデータベースサーバとの接続について解説します。

MySQLのインストール

DreamweaverでPHPアプリケーションを開発する際、MySQLサーバを利用することができます。このセクションでは、MySQLコミュニティサーバ 5.0のインストール方法を解説します。MySQLは、オープンソースソフトウェアなので、無償でWebアプリケーションの開発やテストに使用することが可能です。詳細情報は、MySQLのドキュメントを見てください。
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.0/en/index.html.

それでは、以下のトピックを順に解説していきます。

  • WindowsにMySQLをインストール
  • Windowsでサンプルデータベースを作成
  • MacintoshにMySQLをインストール
  • Macintoshでサンプルデータベースを作成

WindowsにMySQLをインストール

それでは、Windows XPマシンにMySQL 5.0コミュニティ版をインストールしましょう。

ノート: 以下の手順は、Windows Essentialsインストーラーfor MySQL 5.0についての解説です。他のバージョンでは異なる部分もあるため、詳細はMySQLのドキュメントを見てください。

  1. MySQLのダウンロードページから「Windows Essentials (x86)」をダウンロードします。

    http://dev.mysql.com/downloads/mysql/5.0.html#win32

  2. ダウンロードしたMSIファイルをダブルクリックして、ウィザードに従って進めます。

    ノート: セットアップタイプは「Typical」を選択してください。

  3. ウィザードの最後の画面で「Configure the MySQL Server Now」オプションをチェックして、「FInish」ボタンをクリックすると、MySQL Server Instance Config Wizardが起動します。

    ノート:「Configure the MySQL Server Now」オプションを選ぶのを忘れてウィザードを終了させてしまった場合は、スタートメニューから「すべてのプログラム/MySQL/ MySQL Server 5.x /MySQL Server Instance Config Wizard」を選ぶとMySQL Server Instance Config Wizardが起動します。

  4. MySQL Server Instance Config Wizardでは、以下の選択肢を選んでください。
    • 「configuration type」は「Detailed Configuration」
    • 「 server type」は「Developer Machine」
    • 「database usage」は「Non-Transactional Database Only」
    • 「the number of concurrent connections」は「Decision Support(DSS)/OLAP」
    • 「networking options」はデフォルト設定のままにする
    • 「 the default character set」はデフォルト設定のままにする
    • 「Windows options, select」は「Install As Windows Service」と「Include Bin Directory in Windows Path」を両方チェックする
    • 「security options」ではルートのパスワードを入力する
  5. 「Execute」ボタンをクリックします。

    データベースサーバが動作しているかを確認します。

  6. スタートメニューから「すべてのプログラム/MySQL /MySQL Server 5.x /MySQL Command Line Client」を選び、MySQL Command Line Clientを起動します。
  7. 必要であればパスワードを入力して、Enterキーを押します。

    以下のようなMySQLクライアントのコマンドプロンプトが表示されます。

mysql>
  1. MySQLが動作していることを確認するために、以下のコマンドラインを実行します。
SHOW DATABASES;

ノート: セミコロンを忘れずに入力して、Enterキーを押します。

MySQLが正常に動作している場合は、3つのデータベースのリストが表示されます。「information_schema」「mysql」「 test」です。

次の項目では、4つ目のデータベース「CafeTownsend」を作成して、サンプルデータを投入します。

Windowsでサンプルデータベースを作成

  1. ダウンロードしたサンプルの中にあるSQLスクリプトファイル「tutorial.sql」を、MySQLをインストールしたディレクトリ内にあるbinフォルダ内にコピーします。

    通常なら、binフォルダへのパスは以下のようになります。

    C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.x\bin\
  2. まだ、MySQLデータベースサーバを開始していない場合は、開始します。

    開始しているかどうかを調べるには、スタートメニューから「コントロールパネル/管理ツール」を選んで、サービスショートカットをダブルクリックするとサービスダイアログボックスが開きます。サービスダイアログボックスで、MySQL項目の状態が「開始」となっていればOKです。もし開始となっていなければ、MySQL項目を選択しながら右クリックで「開始」を選びます。

  3. スタートメニューから「すべてのプログラム/MySQL/MySQL Server 5.x/MySQL Command Line Client」を選んで、MySQL Command Line Clientを起動させます。
  4. 必要であればパスワードを入力して、Enterキーを押します。

    以下のようなMySQLクライアントのコマンドプロンプトが表示されます。

mysql >
  1. 以下のコマンドを入力して新しいデータベース「CafeTownsend」を作成します。
CREATE DATABASE CafeTownsend;

ノート: セミコロンを忘れずに入力して、Enterキーを押します。

新しいデータベースを作成しましたが、まだテーブルやレコードがまったくありません。

  1. 「quit;」コマンドを入力して、MySQL Command Line Clientからログアウトします。
  2. スタートメニューからWindowsのコマンドプロンプトを起動させて、cmdと入力します。
  3. 次に以下のコマンドを入力して、新しく作成したCafeTownsendデータベースにデータを投入します。コマンドを入力する際は、1行づつ入力し、その都度Enterキーを押してください。
cd \ cd Program Files\MySQL\MySQL Server 5.0\bin mysql -uroot -pPassword CafeTownsend < tutorial.sql

もしMySQLのセットアップの際にユーザー名を登録したのであれば、「root」の部分をそのユーザー名に置き換えてください。たとえば、ユーザー名が「devdude」であれば、「 -udevdude」となります。ユーザー名を登録していなければ、「-uroot」のままです。

そして、Passwordの部分は、あなたのパスワードで置き換えてください。たとえば、パスワードが「Te22y01」ならば、「-pTe22y01」となります。もしパスワードを登録していなければ、「-pPassword」の部分をコマンドから取り除いてください。

上記のコマンドでは、tutorial.sqlファイルを使って、CafeTownsendデータベースにテーブルやレコードを投入しています。

  1. データがちゃんと投入されたかどうかを確認します。MySQL Command Line Clientを再度起動させ(ステップ3)、以下のコマンドを入力します。
SHOW TABLES IN CAFETOWNSEND;

CafeTownsendデータベース内のテーブル(comments、locations、region)が表示されます。

CafeTownsendデータベース内にあるテーブルのリスト(comments、locations、region)
図01. CafeTownsendデータベース内にあるテーブルのリスト(comments、locations、region)

MySQL内にサンプルデータベースを作成しました。次のページの「データベースへの接続」では、Dreamweaverを使ってCafeTownsendデータベースに接続する方法を解説します。

MacintoshにMySQLをインストール

それでは、MacintoshマシンにMySQL 5.0コミュニティ版をインストールしましょう。

ノート: 以下の手順は、パッケージフォーマット(DMG)インストーラーfor MySQL 5.0についての解説です。他のバージョンでは異なる部分もあるため、詳細はMySQLのドキュメントを見てください。

  1. MySQLのダウンロードページある「Mac OS X (package format) downloads」カテゴリーからインストーラーパッケージをダウンロードします。

    http://dev.mysql.com/downloads/mysql/5.0.html#macosx-dmg

    インテルMacの場合は「Mac OS X 10.4 (x86)」パッケージを、その他のMacの場合は「Mac OS X 10.4 (PowerPC, 32-bit)」パッケージをダウンロードしてください。

    ダウンロードしたDMGファイル(ここでは、mysql-5.0.41-osx10.4-i686.dmg)をダブルクリックします。

    デスクトップ上にディスクイメージがマウントされ、その中にインストーラーファイル(ここでは、mysql-5.0.41-osx10.4-i686.pkg)が入っています。

  2. インストーラーファイルをダブルクリックして、ウィザードに従って進めます。

    インテルMacの場合は、インストール先の選択ダイアログボックスで次のようなエラーメッセージが表示されるかもしれません。「You cannot install this software on this disk. (null).」。この場合、「Go Back」ボタンをクリックして1つ前の画面に戻り、「Continue」ボタンをクリックしてもう1度インストール先の選択ダイアログボックスに進みます。そうすれば、インストール先のディスクを選べるようになるはずです。

  3. MySQLデータベースサーバのインストールが完了したら、MySQLデータベースサーバの開始/停止を切り替えるボタンをインストールします。ディスクイメージ内にあるMySQL.prefPaneファイルをダブルクリックして、ウィザードに従って進めます。

    インストールが完了すると、システム環境設定にMySQLデータベースサーバの開始/停止を切り替えるボタンが追加されます。システム環境設定の「その他」カテゴリに追加されたMySQLアイコンをクリックするとボタンが表示されます。

  4. ターミナルを起動させて、以下のコマンドを入力します。
cd /usr/local/mysql sudo ./bin/mysqld_safe
  1. 必要であればパスワードを入力して、Enterキーを押します。
  2. ControlキーとZキーを押して、コマンドラインに bg と入力して、Enterキーを押します。
  3. ControlキーとZキーを押すか、コマンドラインに exitと入力してセッションを終了させます。
  4. システム環境設定のMySQLアイコンをクリックして、MySQLダイアログボックスを開きます。「Start MySQL Server」ボタンをクリックして、MySQLデータベースサーバを開始します。

    ノート: MySQLデータベースサーバを停止するには、「Stop MySQL Server」ボタンをクリックします。Macintoshを起動させると同時に自動でMySQLデータベースサーバを開始するようにするには、「Automatically Start MySQL Server on Startup」オプションをチェックします。

  5. ターミナルで新しいセッションを開始して、以下のコマンドを入力します。
    /usr/local/mysql/bin/mysql -uroot

    以下のようなMySQLクライアントのコマンドプロンプトが表示されます。

mysql >
  1. MySQLが動作していることを確認するために、以下のコマンドラインを実行します。
SHOW DATABASES;

ノート: セミコロンを忘れずに入力して、Enterキーを押します。

MySQLが正常に動作している場合は、3つのデータベースのリストが表示されます。「information_schema」「mysql」「 test」です。

MySQL内のデータベースの一覧が表示されます
図02. MySQL内のデータベースの一覧が表示されます

次の項目では、4つ目のデータベース「CafeTownsend」を作成して、サンプルデータを投入します。

Macintoshでサンプルデータベースを作成

  1. ダウンロードしたサンプルの中にあるSQLスクリプトファイル「tutorial.sql」を、書類フォルダ内にコピーします。
  2. だ、MySQLデータベースサーバを開始していない場合は、システム環境設定のMySQLアイコンをクリックしてMySQLダイアログボックスを開き、「Start MySQL Server」ボタンをクリックして開始します。
  3. ターミナルで新しいセッションを開始して、以下のコマンドを入力します。
/usr/local/mysql/bin/mysql -uroot

以下のようなMySQLクライアントのコマンドプロンプトが表示されます。

mysql>
  1. 以下のコマンドを入力して新しいデータベース「CafeTownsend」を作成します。
CREATE DATABASE CafeTownsend;

新しいデータベースを作成しましたが、まだテーブルやレコードがまったくありません。

  1. 「quit;」コマンドを入力して、MySQLクライアントからログアウトします。
  2. 次に以下のコマンドを入力して、新しく作成したCafeTownsendデータベースにデータを投入します。
/usr/local/mysql/bin/mysql -uroot CafeTownsend < ~/Documents/tutorial.sql

上記のコマンドでは、tutorial.sqlファイルを使って、CafeTownsendデータベースにテーブルやレコードを投入しています。

  1. データがちゃんと投入されたかどうかを確認します。MySQLクライアントを再度起動させ(ステップ3)、以下のコマンドを入力します。
SHOW TABLES IN CAFETOWNSEND;

CafeTownsendデータベース内のテーブル(comments、locations、region)が表示されます。

CafeTownsendデータベース内にあるテーブルのリスト(comments、locations、region)
図03. CafeTownsendデータベース内にあるテーブルのリスト(comments、locations、region)

MySQL内にサンプルデータベースを作成しました。次のページの「データベースへの接続」では、Dreamweaverを使ってCafeTownsendデータベースに接続する方法を解説します。

データベースへの接続

このセクションでは、Dreamweaverと前ページで作成したCafe Townsendデータベースを連携させる方法を解説します。

  1. DreamweaverでPHPページを開きます。記事のサンプルフォルダ内にあるview.phpかsend.phpでいいでしょう。
  2. Dreamweaverのメニューから「ウィンドウ/データベース」を選んで、データベースパネルを開きます。「+」ボタンをクリックして「MySQL接続」を選びます。

    MySQL接続ダイアログボックスが開きます。

  3. 「接続名」項目に「connTownsend」と入力します。
  4. 「MySQLサーバ」項目に「localhost」と入力します。
  5. 「ユーザー名」と「パスワード」項目をそれぞれ入力します。

    MySQLのインストール時にユーザー名を登録していない場合は、「ユーザー名」項目には「root」と入力します。パスワードがない場合は、「パスワード」項目を空欄のままにします。

  6. 「データベース」項目に「CafeTownsend」と入力します。

    「CafeTownsend」は、前ページで作成したデータベースの名前です。

  7. 「テスト」ボタンをクリックします。

    Dreamweaverがデータベースへの接続を試みます。もし接続が失敗した場合は、以下を確認してください。

    • ユーザー名、パスワード、データベース名の再確認。
    • 「テストサーバの設定」で設定した、Dreamweaverがダイナミックページの処理に使うフォルダを確認。
  8. 「OK」ボタンをクリックします。

データベースパネルに新しい接続が追加されます。 パネル内で「connTownsend接続/テーブル」と開くと、3つのテーブルが表示されます。

データベースパネルには、接続したデータベースの詳細が表示されます
図04. データベースパネルには、接続したデータベースの詳細が表示されます

以上でDreamweaverからデータベースへの接続作業は完了です。「Developing a web application*」チュートリアルでは、この記事で行ったセットアップをもとに、ダイナミックコンテンツを含むWebページの作成を行います。また、訪問者のコメントをデータベースに保存するフォームも作成します。

さらに学習したい方へ

Dreamweaver Developer Center's PHP page*には、Dreamweaverを使ったPHP開発についての他の記事やチュートリアルがたくさんあるので参考にしてください。

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