11 November 2007
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この記事では、Adobe® Dreamweaver®とMySQLデータベースを使用して、PHPベースのWebアプリケーションを構築する環境をセットアップする方法を紹介します。対象となるマシンは、WindowsとMacintoshです。
このセットアップは、3つのプロセスに分けることができます。1つ目のプロセスは、PHPアプリケーションサーバの設定。2つ目のプロセスは、Dreamweaverのサイト定義。3つ目は、MySQLデータベースのインストールと接続です。このプロセスに沿って解説していきます。
PHPの開発環境を構築するには、まずPHPアプリケーションサーバのセットアップを行います。アプリケーションサーバとは、Webサーバがサーバサイドのスクリプトやタグを含むWebページを処理する際に手助けするソフトウェアです。Webブラウザからそのようなページのリクエストを受けると、Webサーバはアプリケーションサーバにそのページを渡して処理させ、Webブラウザへと送るのです。
このセクションでは、WindowsマシンにPHP5をインストールする方法を紹介します。PHPはオープンソフトウェアで、みなさんが自由にWebアプリケーションの開発やテスト、公開を行うことができます。より詳しい情報は、PHPのドキュメンテーションを参照してください。
www.php.net/download-docs.php.
Macintoshユーザーの場合は、次のページの 「PHPアプリケーションサーバ(Macintosh環境)」を見てください。
それでは、以下のトピックを順に解説していきます。
まず必要となるのは、Webサーバです。PHPをWebサーバの拡張機能としてインストールすることで、WebサーバはPHPファイルを処理できるようになります。Windows XP Professionalユーザーは、ローカル環境にMicrosoft Internet Information Server (IIS)Webサーバをインストールして動作させることができます。
すでにIISがインストールされているかチェックしてみましょう。C:\Inetpubフォルダが存在すればインストールされています。もし見つからなければ、以下の手順でインストールします。
<p>My web server is <em>working</em>.</p>
Webブラウザ上にページが表示され、「working」の文字がイタリックになっていれば、Webサーバは正常に動作しています。もしページが予想通りに表示されない場合は、URLに入力ミスがないかチェックしてみてください。
Windows Binaries以下にある「PHP 5.x.x installer」リンクをクリックします。
PHPアプリケーションの構築では、一般的にMySQLデータベースサーバが利用されています。しかし、PHP5では、MySQLデータベースサーバとの連動に必要な拡張機能が、PHPのインストール時のデフォルト項目に含まれていません。必ず、MySQLをリストに追加してください。
;extension=php_mysql.dll
行の先頭にあるセミコロン(;)は、コメントアウトの書式でコードは実行されません。
extension=php_mysql.dll
libmysql.dllは、IIS上でPHP5とMySQLが動作するの必要なファイルです。
IISを再起動させるには、マシンの再起動以外にも方法があります。スタートメニューから「コントロールパネル/管理ツール」を選び、IISのアイコンをダブルクリックしてIISコンソールを起動させ、IISコンソールの左ペインにあるディレクトリツリーからWebサイトを選択してメニューから「アクション/停止」を選び、数分後、メニューから「アクション/開始」を選びます。以上で再起動できます。
PHPのインストール後は、次の項目にあるようにテストを行います。
<p>This page was created at
<b><?php echo date("h:i:s a", time()); ?></b> on the computer running PHP.</p>
このコードは、Webサーバ上でページ内のPHPが実行されたときの時間を表示します。
If PHP is running on your local computer, enter the following URL:
http://localhost/timetest.php
テストページには時間が表示されているはずです。この時間はダイナミックコンテンツで、ページを表示させるごとに変わります。Webブラウザの「再読み込み」ボタンをクリックして確かめてみてください。/p>
もしページが期待通りに表示されない場合は、以下のような原因が考えられます。
PHPのインストールとテストが終了したら、次の項目にあるようにWebアプリケーション用のルートフォルダを作成します。
Webアプリケーションのすべてのファイルを保存するルートフォルダを作成します。IISを利用している場合は、 Inetpub/wwwroot/ ディレクトリがいいでしょう。たとえば、以下のようなディレクトリを作成します。
C:\Inetpub\wwwroot\MyWebApp以上で作業は終了です。IISは、 wwwroot フォルダ以下のページに対するWebブラウザからのHTTPリクエストに応じることができるようになりました。
PHPの開発環境を構築するには、まずPHPアプリケーションサーバのセットアップを行います。アプリケーションサーバとは、Webサーバがサーバサイドのスクリプトやタグを含むWebページを処理する際に手助けするソフトウェアです。Webブラウザからそのようなページのリクエストを受けると、Webサーバはアプリケーションサーバにそのページを渡して処理させ、Webブラウザへと送るのです。
このセクションでは、MacintoshマシンにPHP5をインストールする方法を紹介します。PHPはオープンソフトウェアで、みなさんが自由にWebアプリケーションの開発やテスト、公開を行うことができます。より詳しい情報は、PHPのドキュメンテーションを参照してください。
www.php.net/download-docs.php.
Windowsユーザーの場合は、前のページの「 PHPアプリケーションサーバ(Windows環境)」を見てください。
それでは、以下のトピックを順に解説していきます。
まず必要となるのは、Webサーバです。PHPをWebサーバの拡張機能としてインストールすることで、WebサーバはPHPファイルを処理できるようになります。Mac OS Xユーザーは、OSに同梱されているWebサーバ「Apache」を使用することができます。以下の手順に沿って、Apacheを開始し、動作を確認しましょう。
<p>My web server is <em>working</em>.</p>
/Users/your_user_name/Sites/
your_user_name is の部分には、あなたのMacintoshのユーザー名を入れます。
http://localhost/~your_user_name/myTestFile.html
ノート: 上記URLでは、あなたのMacintoshのユーザー名にチルド(~)を忘れずに付けてください。
Webブラウザ上にページが表示され、「working」の文字がイタリックになっていれば、Webサーバは正常に動作しています。もしページが予想通りに表示されない場合は、URLに入力ミスがないか、Macintoshのユーザー名にチルドが付いているかを確認してください。
cd webapps
ダウンロードしたファイルの名前が「entropy-php-5.2.0-3.tar.gz」であれば、以下のようなコマンドになります。
gunzip entropy-php-5.2.0-3.tar.gz
ノート: ファイルの解凍は、 Stuffit Expanderなどを使用せず、ターミナルで行ってください。
tar xf entropy-php-5.2.0-3.tar
<p>This page was created at
<b><?php echo date("h:i:s a", time()); ?></b> on the computer running PHP.</p>
このコードは、Webサーバ上でページ内のPHPが実行された時の時間を表示します。
/Users/your_user_name/Sites
Sitesフォルダは、Apacheのパーソナルルートフォルダです。
http://localhost/~your_user_name/timetest.php
テストページには時間が表示されているはずです。この時間はダイナミックコンテンツで、ページを表示させるごとに変わります。Webブラウザの「再読み込み」ボタンをクリックして確かめてみてください。
もしページが期待通りに表示されない場合は、以下のような原因が考えられます。
PHPのインストールとテストが終了したら、次の項目にあるようにWebアプリケーション用のルートフォルダを作成します
Webアプリケーションのすべてのファイルを保存するルートフォルダを作成します。Apacheを利用している場合は、Sitesディレクトリ内がいいでしょう。たとえば、以下のようなディレクトリを作成します。
/Users/your_user_name/Sites/MyWebApp
以上で作業は終了です。Apacheは、Sitesフォルダ以下のページに対するWebブラウザからのHTTPリクエストに応じることができるようになりました。
Dreamweaver上でPHPサイトの定義をする際、サイトファイルの場所としてリモートのサーバだけでなく、ローカルのハードディスクも指定することができます。また、ローカルとリモートサーバ間でのファイルやフォルダの移動手段も決めることができます。ただ、個人的な開発環境としてローカルでPHPを実行するだけであれば、リモートサーバを指定する必要はありません。
それでは、以下のトピックを順に解説していきます。
サイト定義ダイアログボックスが表示されます。
この名前がDreamweaverでのプロジェクト名となります。
この記事ではWindowsとMacintosh、それぞれ以下のディレクトリにルートフォルダを作成しています。
Windows - \Inetpub\wwwroot\MyWebApp
Macintosh - /Users/your_user_name/Sites/MyWebApp
この記事ではWindowsとMacintoshそれぞれ以下のディレクトリにアプリケーションフォルダを作成しています。
Windows - http://localhost/MyWebApp/
Macintosh - http://localhost/~your_user_name/MyWebApp/
ノート: Macintoshでは、ユーザー名の前にチルダ(~)を必ず入れてください。
サイト定義ダイアログボックスを表示したまま、次のテスト用サーバの指定を行います。
次に、デザイン作業時にDreamweaverで使用するテストサーバを指定します。というのも、Dreamweaverは内部的にPHPサーバ機能を持ち合わせていません。作業時にデザインビューでダイナミックコンテンツを生成して表示したり、データベースと連動させるには、PHPサーバが必要なのです。
テストサーバに関する 項目が表示されます。
「テストサーバーフォルダ」という項目が追加表示され、先ほどローカルルートフォルダ項目で指定したディレクトリが入力された状態になっています。このディレクトリは変更しないでください。
Dreamweaverは、作業中のページのテンポラリファイルを作成し、サーバ上の指定されたフォルダにコピーして、このURL接頭辞を使ってそのページをリクエストしてダイナミックコンテンツをライブ表示しています。
「URL接頭辞」項目には、あらかじめURLが入力された状態になっています。これは、Dreamweaverがサイト定義に入力された情報から類推したものです。もしそのURLが不適切であれば、正しいURLを入力してください。
この記事では以下のURLがURL接頭辞となります。
Windows - http://localhost/MyWebApp/
Macintosh - http://localhost/~your_user_name/MyWebApp/
URL接頭辞は、特定のページのURLではなくフォルダとなります。なお、フォルダ名の大文字小文字は区別されますので注意してください。
以上で、DreamweaverでのPHPアプリケーション開発環境が整いました。次の項目では、この記事のサンプルをセットアップする方法に付いて解説します。
この記事のサンプルファイルをあなたのマシンの作業フォルダにコピーしてみましょう。このサンプルや次のページで解説するデータベース接続は、この記事の次のステプである 「Developing a web application」の下準備でもあります。
/MyWebApp/
assets/
data/
send.php
view.php
サイトの定義も終わり、サンプルファイルもコピーしました。次のページでは、MySQLデータベースサーバとの接続について解説します。
DreamweaverでPHPアプリケーションを開発する際、MySQLサーバを利用することができます。このセクションでは、MySQLコミュニティサーバ 5.0のインストール方法を解説します。MySQLは、オープンソースソフトウェアなので、無償でWebアプリケーションの開発やテストに使用することが可能です。詳細情報は、MySQLのドキュメントを見てください。
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.0/en/index.html.
それでは、以下のトピックを順に解説していきます。
それでは、Windows XPマシンにMySQL 5.0コミュニティ版をインストールしましょう。
ノート: 以下の手順は、Windows Essentialsインストーラーfor MySQL 5.0についての解説です。他のバージョンでは異なる部分もあるため、詳細はMySQLのドキュメントを見てください。
ノート: セットアップタイプは「Typical」を選択してください。
ノート:「Configure the MySQL Server Now」オプションを選ぶのを忘れてウィザードを終了させてしまった場合は、スタートメニューから「すべてのプログラム/MySQL/ MySQL Server 5.x /MySQL Server Instance Config Wizard」を選ぶとMySQL Server Instance Config Wizardが起動します。
データベースサーバが動作しているかを確認します。
以下のようなMySQLクライアントのコマンドプロンプトが表示されます。
mysql>
SHOW DATABASES;
ノート: セミコロンを忘れずに入力して、Enterキーを押します。
MySQLが正常に動作している場合は、3つのデータベースのリストが表示されます。「information_schema」「mysql」「 test」です。
次の項目では、4つ目のデータベース「CafeTownsend」を作成して、サンプルデータを投入します。
通常なら、binフォルダへのパスは以下のようになります。
C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.x\bin\開始しているかどうかを調べるには、スタートメニューから「コントロールパネル/管理ツール」を選んで、サービスショートカットをダブルクリックするとサービスダイアログボックスが開きます。サービスダイアログボックスで、MySQL項目の状態が「開始」となっていればOKです。もし開始となっていなければ、MySQL項目を選択しながら右クリックで「開始」を選びます。
以下のようなMySQLクライアントのコマンドプロンプトが表示されます。
mysql >
CREATE DATABASE CafeTownsend;
ノート: セミコロンを忘れずに入力して、Enterキーを押します。
新しいデータベースを作成しましたが、まだテーブルやレコードがまったくありません。
cd \
cd Program Files\MySQL\MySQL Server 5.0\bin
mysql -uroot -pPassword CafeTownsend < tutorial.sql
もしMySQLのセットアップの際にユーザー名を登録したのであれば、「root」の部分をそのユーザー名に置き換えてください。たとえば、ユーザー名が「devdude」であれば、「 -udevdude」となります。ユーザー名を登録していなければ、「-uroot」のままです。
そして、Passwordの部分は、あなたのパスワードで置き換えてください。たとえば、パスワードが「Te22y01」ならば、「-pTe22y01」となります。もしパスワードを登録していなければ、「-pPassword」の部分をコマンドから取り除いてください。
上記のコマンドでは、tutorial.sqlファイルを使って、CafeTownsendデータベースにテーブルやレコードを投入しています。
SHOW TABLES IN CAFETOWNSEND;
CafeTownsendデータベース内のテーブル(comments、locations、region)が表示されます。

MySQL内にサンプルデータベースを作成しました。次のページの「データベースへの接続」では、Dreamweaverを使ってCafeTownsendデータベースに接続する方法を解説します。
それでは、MacintoshマシンにMySQL 5.0コミュニティ版をインストールしましょう。
ノート: 以下の手順は、パッケージフォーマット(DMG)インストーラーfor MySQL 5.0についての解説です。他のバージョンでは異なる部分もあるため、詳細はMySQLのドキュメントを見てください。
http://dev.mysql.com/downloads/mysql/5.0.html#macosx-dmg
インテルMacの場合は「Mac OS X 10.4 (x86)」パッケージを、その他のMacの場合は「Mac OS X 10.4 (PowerPC, 32-bit)」パッケージをダウンロードしてください。
ダウンロードしたDMGファイル(ここでは、mysql-5.0.41-osx10.4-i686.dmg)をダブルクリックします。
デスクトップ上にディスクイメージがマウントされ、その中にインストーラーファイル(ここでは、mysql-5.0.41-osx10.4-i686.pkg)が入っています。
インテルMacの場合は、インストール先の選択ダイアログボックスで次のようなエラーメッセージが表示されるかもしれません。「You cannot install this software on this disk. (null).」。この場合、「Go Back」ボタンをクリックして1つ前の画面に戻り、「Continue」ボタンをクリックしてもう1度インストール先の選択ダイアログボックスに進みます。そうすれば、インストール先のディスクを選べるようになるはずです。
インストールが完了すると、システム環境設定にMySQLデータベースサーバの開始/停止を切り替えるボタンが追加されます。システム環境設定の「その他」カテゴリに追加されたMySQLアイコンをクリックするとボタンが表示されます。
cd /usr/local/mysql
sudo ./bin/mysqld_safe
ノート: MySQLデータベースサーバを停止するには、「Stop MySQL Server」ボタンをクリックします。Macintoshを起動させると同時に自動でMySQLデータベースサーバを開始するようにするには、「Automatically Start MySQL Server on Startup」オプションをチェックします。
以下のようなMySQLクライアントのコマンドプロンプトが表示されます。
mysql >
SHOW DATABASES;
ノート: セミコロンを忘れずに入力して、Enterキーを押します。
MySQLが正常に動作している場合は、3つのデータベースのリストが表示されます。「information_schema」「mysql」「 test」です。

/usr/local/mysql/bin/mysql -uroot
以下のようなMySQLクライアントのコマンドプロンプトが表示されます。
mysql>
CREATE DATABASE CafeTownsend;
新しいデータベースを作成しましたが、まだテーブルやレコードがまったくありません。
/usr/local/mysql/bin/mysql -uroot CafeTownsend < ~/Documents/tutorial.sql
上記のコマンドでは、tutorial.sqlファイルを使って、CafeTownsendデータベースにテーブルやレコードを投入しています。
SHOW TABLES IN CAFETOWNSEND;
CafeTownsendデータベース内のテーブル(comments、locations、region)が表示されます。

MySQL内にサンプルデータベースを作成しました。次のページの「データベースへの接続」では、Dreamweaverを使ってCafeTownsendデータベースに接続する方法を解説します。
このセクションでは、Dreamweaverと前ページで作成したCafe Townsendデータベースを連携させる方法を解説します。
MySQL接続ダイアログボックスが開きます。
MySQLのインストール時にユーザー名を登録していない場合は、「ユーザー名」項目には「root」と入力します。パスワードがない場合は、「パスワード」項目を空欄のままにします。
「CafeTownsend」は、前ページで作成したデータベースの名前です。
Dreamweaverがデータベースへの接続を試みます。もし接続が失敗した場合は、以下を確認してください。
データベースパネルに新しい接続が追加されます。 パネル内で「connTownsend接続/テーブル」と開くと、3つのテーブルが表示されます。
以上でDreamweaverからデータベースへの接続作業は完了です。「Developing a web application*」チュートリアルでは、この記事で行ったセットアップをもとに、ダイナミックコンテンツを含むWebページの作成を行います。また、訪問者のコメントをデータベースに保存するフォームも作成します。
Dreamweaver Developer Center's PHP page*には、Dreamweaverを使ったPHP開発についての他の記事やチュートリアルがたくさんあるので参考にしてください。