プログラマにとっては,エディタの検索機能はもっとも重視する機能の1つです.Dreamweaverのエディタは,この検索機能も非常に強力に作られています.
[編集]→[検索]メニューをクリックすると,図25のようなダイアログボックスが表示されます.見てのとおり,大文字・小文字の区別やホワイトス ペースの無視などの他,正規表現を使うこともできます.
正規表現とは,特定の文字列を含めることで,さまざまな種類の文字列にヒットさせるための式です.たとえば「[0-9]+」などと指定すると,「123456」などの数字の羅列にはヒットするが,「あいう」といった文字列にはヒットしないといった具合です.正規表現については参考書籍などもあるので,それを参考にするとよいでしょう.正規表現の複雑な検索式を組み立てた場合には,そのクエリを保存しておいて,後から呼び出して再度使うこともできるなど,高度な検索が行えます.
検索の対象は,現在編集中のファイルを対象にすることはもちろん,次のような対象に検索をすることもできます.
また,サイト定義(後述)をしている場合には,次のような選択肢もあります.
このように,多くのファイルを含めた検索を行うことができます.検索結果は,エディタ上でカーソルを移動する検索はもちろん,「結果」ウィンドウに検索結果を一覧表示することもできます(図26).
また,その一覧を保存しておくこともできるので,一括置換などを施すときに,その対象ファイルリストを保存しておくと便利でしょう.
もう1つ,Dreamweaver特有の検索機能としてHTMLタグを意識した検索を行うことができます(図27).「ソースコード」というモードで検索を行うと,一般の エディタソフトと同様にすべてのテキストを対象にすることができます.しかし,Webページの場合はさまざまなタグが入り組んでおり,同じ単語でも次 のようにHTMLタグが含まれている場合があります.
このような場合,「Dreamweaver」というキーワードでは,後者の文字列を検索することができません.しかし,Dreamweaverの検索機能では「テキスト」とい うモードに設定すれば,HTMLタグを無視した検索ができます.
さらに「テキスト(高度)」というモードを選択すると,検索ダイアログが図28のように変化し,オプションを設定できます.特定のタグを検索する「特定のタグ」モードもあります.
このように,Dreamweaverの検索機能はWebサイト制作には欠かせない要素が満載の,欠かせないツールになっています.
▼図25 検索ダイアログボックス.非常に多機能なダイアログだ
▼図26 検索結果の一覧.左側のフロッピーのアイコンでリストを保存できる
▼図27 検索モードの切り替えリスト
▼図28 高度なテキスト検索.さまざまな条件を指定することができる