パソコンでアプリケーションを操作するにあたって、ショートカットキーを覚えておくと格段に作業スピードが向上します。みなさんご存じでしょうか、Fireworksでは、あらかじめ用意されているショートカットキーを利用するだけでなく、特定の作業に自分好みのショートカットキーを割り当てて使うことができます。
Fireworksのメニューバーから[Fireworks]-[キーボードショートカット]を選ぶと(Windowsでは、[編集]-[キーボードショートカット]) 、図1の「キーボードショートカット」ウインドウが開きます。

図1 キーボードショートカット」ウインドウ
「現在のセット」メニューでは、「Fireworks/FreeHand/Photoshop/Illustrator/Web Standard」がプリセットされています。アプリケーション名の項目を選ぶと、そのアプリケーションでのショートカットキーが再現されます。Web Standard というのは、比較的Web制作で使いそうなセットが用意されています。この中で使いやすい(慣れた)セットを選びましょう。
例えば、Web制作の現場では、「デザインカンプをおこす→デザインを仕上げる→HTML/CSSで利用するためにスライスする」というワークフローの中で、ズームイン/ズームアウト機能は結構頻繁に使っていると思います。Web Standardセットでは、表示倍率のメニュー項目に「Cmd(Ctrl)+1で100%、Cmd(Ctrl)+2で200%、 Cmd(Ctrl)+4で400%・・・」というように直感的なショートカットキーが割り当てられているので、これらを覚えておくとマウスで選択するような煩わしさもなくなります。
もし、自分好みのショートカット設定になっていない、よく使うメニュー項目にショートカットキーが割り当てられていないという場合には、自分で割り当ててみましょう。キーの組合わせを考えるときに、どれがいいのか迷うかもしれませんが、すでに割り当てられている組合せを設定しようとすると、図2のようにアラートが出るようになっています。

図2 すでに割り当てられている組合せを設定しようとすると、アラートが表示されます
また、ショートカットキーの一覧はHTMLファイルに書き出しが可能なのも魅力です。HTMLファイルに書き出すには、キーボードショートカット表示画面の右上にある「HTML形式でセットを書き出し」アイコンをクリックします。

図3 キーボードショートカット表示画面の右上、ゴミ箱のアイコンの左隣をクリックすることで、HTML形式でセットを書き出すことができます

図4 書き出した「ショートカットキー一覧」HTMLファイル
今、自分の作業環境ではどのようなショートカットキーが用意されているのか、一度HTMLファイルに書き出して確認してはいかがでしょうか。新たな発見があるかもしれません。それをもとに、新たなショートカットを検討してもいいでしょう。
山田あかね氏
エスカフラーチェLLC所属。Web業界と関係ない職業で独立して働く傍ら、Web/XHTML/CSSなどの技術を独学。2005年、「コトノハ -○×ソーシャル」のリニューアルをきっかけに名古屋から上京し paperboy&co.のWebデザイナーとして転職。2007年、エスカフラーチェLLCに参画し現在に至る。自社サービスのデザイン・CodeEXPRESSの企画運営・ウェブサービスコンサルティング・デザイン制作全般に携わっている。講演活動・専門誌の執筆など多数。(ハンドルはpurprin[ぷるぷりん])