16 February 2009
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このチュートリアルは、Adobe CS4製品を使用したWeb制作ワークフローを習得しようとしている初級レベルのユーザを対象としています。
初級
このチュートリアルでは、Double Identityという架空の映画のWebサイトで使用する簡単なプロモーション用Webページを作成します。このページは、ページ上部のインタラクティ ブSWFヘッダ(図1)と、レイアウトを埋める補足のテキストで構成されます。作業を進めながら、Adobe CS4製品のワークフローの概要を示し、モックアップやインタラクティブコンテンツの作成に関する基本的な事項を説明します。
図1に示したモックアップは、このチュートリアルの中心的な部分です。まず、Adobe Photoshop、Adobe IllustratorおよびAdobe Soundboothで、提供するメディアアセットを収集します。次に、Adobe Fireworksでヘッダのモックアップを作成し、そのモックアップをAdobe Flash Professionalでインタラクティブムービーに変換します。最後に、Adobe Dreamweaverで最終的なサイトのファイルを生成すると共に、ファイルの編集に関するいくつかの注意事項を示します。
このチュートリアルを終了すると、CS4のワークフローに従って、独自のプロジェクトを作成するのに必要な知識を得ることができます。このチュートリアルの所要時間は、約1時間30分です。
プロジェクトを開始するときには、まず、白紙を用意してアイデアの概略を描くことをお勧めします。メモや走り書きを追加したり、不適切な項目に線を引いて消したりしながら、全体的な方向性を把握します。次に、必要なレイアウトを生成したり、モチベーションを引き出したりするために必要なアセットのリストを作成します。計画を開始するためにできることをすべて行います。
このチュートリアルでは、視覚的なアセットとコンテンツが、整理されたソースファイルのコレクションとして用意されています。ここでは、プロジェクト構造を設定し、モックアップの作成に使用するアセットについて理解できるように説明します。
プロジェクトを開始する際に、ファイル編成について検討する時間を取ることをお勧めします。操作するファイルには、ソースファイルとパブリッシュしたファイルの2つの種類があります。ソースファイルは編集可能なマスターファイルで、サイトを構築および編集するために使用します。パブリッシュしたファイルはソースファイルを書き出したバージョンで、サポートファイルと共にWebページのコンテンツで使用されます。パブリッシュしたファイルのみがインターネット上のサーバにアップロードされます。
チュートリアル用のサンプルファイルを設定します。
CS4_Projectフォルダは、すべてのパブリッシュしたファイルと_Sourceフォルダが格納される、プロジェクトのルートフォルダとして機能します。作業時には、_Sourceフォルダにソースファイルを保存し、CS4_Projectフォルダにパブリッシュしたファイルを保存します。サイトが完成したら、ルートフォルダにあるすべてのファイル(_Sourceフォルダ内のファイルを除く)をサーバにアップロードします。
このチュートリアルで用意されているメディアアセットには、画像、オーディオ、テキストの3つの種類があります。
コンピュータ画像には、一般的にベクトルとビットマップの2つの形式があります。ベクトル画像は、線と点でシェイプを定義する数式によって生成されます。ベクトル画像は解像度に依存せず、通常、ファイルサイズはビットマップ画像よりも小さくなります。ビットマップ画像は、集まって画像を表すカラーピクセルのグリッドで構成され、グリッド内のピクセル数が多くなるほど、解像度も高くなります。ビットマップ画像はファイルサイズが大きくなる傾向がありますが、複雑な写真のようなコンテンツを表すのに適しています。CS4のワークフローでは、Photoshopを使用してビットマップ画像を処理し、Illustratorを使用してベクトルコンテンツを描画および編集します。
オーディオは一般的に、非圧縮オーディオとしてはWAV(Windows)形式またはAIFF (Mac OS)形式が使用され、圧縮オーディオとしてはMP3形式が使用されます。CS4のワークフローでは、新しいSoundboothサウンド(ASND)形式を使用して編集可能なオーディオソースファイルを作成します。これによって、「Soundbooth CS4で編集」オプションからSoundboothを起動して、ラウンドトリップ編集を行うことができます。Soundboothでファイルを保存したら、Flashに戻り、ファイルを読み込んで置換することなく、更新されたサウンドを聞くことができます。
サンプルファイルのコンテキストおよびサンプルファイルの作成に使用したツールについては、次のセクションを参照してください。
Photoshopは、幅広い用途に使用される強力な画像編集ツールです。印刷業界では、Photoshopは一般的に高解像度の画像編集および画像制作に使用されます。Web業界では、Photoshopは一般的に複雑な画像合成、写真の操作および画像の修復に使用されます。CS4プロジェクトのワークフローでは、Photoshopはさまざまなビットマップ画像アセットの生成に使用されます。このアセットはPhotoshopソースファイル(PSD)で編集できますが、ソースファイルのポストプロダクションでの修正用に、統合された画像形式(JPG、PNGなど)に書き出すこともできます。
Photoshopで背景画像を確認するには、次の手順を実行します。
Photoshopの使用方法について詳しくは、『Adobe Photoshop CS4ユーザガイド』を参照してください。
Illustratorは、ハイエンドのベクトルグラフィック編集ツールで、ロゴ、テキストレイアウトおよび複雑なイラストレーションコンテンツの作成に広く使用されています。ベクトルコンテンツを使用してデザインすることによって、編集可能な状態を保ちながら、高解像度または低解像度の環境でグラフィックを使用できます。プロジェクトのワークフローでは、Illustratorを使用して、インタラクティブなヘッダのレイアウトに使用するロゴ、キャッチフレーズのテキストおよび名前のテキストを生成します。ベクトルグラフィックは他の場所で使用した場合でもそのまま編集できますが、編集を行うにはIllustratorソースファイル(AI)が適しています。
Illustratorでロゴ画像を確認するには、次の手順を実行します。
ヒント:クリックして点を追加したときに、ペンツールをドラッグすると、ベジェパスの曲線を曲げることができます。
Illustratorの使用方法について詳しくは、『Adobe Illustrator CS4ユーザガイド』を参照してください。
Soundboothは、Flashで使用するオーディオを簡単に録音および編集できるように設計されたオーディオ編集および作成ツールです。Soundboothでは、オーディオを非圧縮形式で録音し、多くの種類の圧縮ファイルにオーディオを書き出すことができます。Soundbooth CS4の新機能として、Soundboothサウンド(ASND)形式を使用して編集するときには、作業内容のスナップショットを保存できます。また、Soundbooth CS4には、マルチトラックASNDファイルを作成する新機能もあります(図5)。CS4プロジェクトのワークフローでは、Soundboothを使用して、サウンドトラックオーディオをASND形式で生成および編集します。
Soundboothでサウンドトラックファイルを確認するには、次の手順を実行します。
Soundboothの使用方法について詳しくは、『Adobe Soundbooth CS4ユーザガイド』を参照してください。
最後にもう1つ重要な点は、すべてのソースファイルとパブリッシュしたファイルを、Creative Suite 4と共にインストールされるAdobe Bridgeで管理できるということです。Bridgeはファイルブラウザとメディアマネージャの機能を持っており、プロジェクト間でファイルを検索したり、ファイルを管理したりするために使用できます。特に興味深いのは、よりわかりやすい検索のためにメタデータを利用してコンテンツにタグを付ける機能と、Adobe Version CueとAdobe Device Centralを利用して同期する機能です。Bridgeの使用方法について詳しくは、『Adobe Bridge/Adobe Version Cue CS4 ユーザガイド』を参照してください。
これで概要の説明は終わりです。次のセクションでは、Fireworks、FlashおよびDreamweaverについて説明します。
モックアップは、制作の準備ができたアートワークを承認し、ワークフローの次のステップに配布するために使用されるWebページまたはWebページの要素のグラフィック表現です。Fireworksは、Photoshop、Illustrator、DreamweaverおよびFlashと密接に統合されているので、モックアップの作成に最適なツールです。Fireworksを使用してサンプルファイルをレイアウトすることによって、モックアップをFlashに渡してさらに編集したり、直接Dreamweaverに渡して実装したりすることが簡単にできます。
ここでは、Fireworksでアセットを組み合わせて、Webページのヘッダグラフィックのモックアップを作成する方法を説明します。また、Flashでの制作用にページを準備する方法についても説明します。
Fireworksは、ベクトルコンテンツとビットマップコンテンツの両方を使用してWebページのグラフィックやWebサイトのモックアップを作成できるように設計されたグラフィック編集およびWeb制作ツールです。また、Fireworksには、JavaScriptドリブンなWebページや、Adobe Flash Player用のインタラクティブなSWFベースのコンテンツを制作するために使用できるさまざまな機能も含まれています。CS4プロジェクトのワークフローでは、FireworksはWebページのモックアップを生成するためのステージング領域として機能します。
サンプルファイルから静的なレイアウトを組み立てて、Fireworksソースファイル(PNG)形式でファイル構造を構成します。Fireworks PNG形式のファイルをFlashに読み込んで、アニメーションやインタラクティビティを追加できるレイアウトを作成できます。
Fireworksのワークスペースを確認するには、次の手順を実行します。
Fireworksの使用方法について詳しくは、『Adobe Fireworks CS4ユーザガイド』を参照してください。
プロジェクトの作業は、適切な構造のPNGソースファイルを作成することから始めます。コンテンツのレイヤー名と配置は、次のセクションのFlashソースファイルにコピーされます。次の工程を考えて、自然にインタラクティブな開発環境に変換される単純な方法でモックアップを構築します。
この実習の目標は、Background、Cars、DetailsおよびTextの4つのレイヤーでコンテンツを構成することです。後で、Carsレイヤーのビットマップをアニメーション化します。これらのビットマップをBackgroundレイヤーやDetailレイヤーから分離することによって、Flashでの作業が少し簡単になります。また、テキスト項目は頻繁に編集される可能性があるので、独自のレイヤーに分離することをお勧めします。
レイヤーを作成し、グラフィックを読み込むには、次の手順を実行します。
モックアップの基本的な部分は完成しましたが、Fireworksの描画ツールを使用して追加のデザイン要素を作成し、最終的な修正を加えます。長方形ツールを使用して、プロフィール画像の周囲にアウトラインを描画し、背景への透明なグラデーションを追加して、テキストと画像を型抜きします。
グラフィックレイアウトを完成させるには、次の手順を実行します。
Fireworksの優れている点の1つは、FlashやDreamweaverで使用したり、直接展開したりできるコンテンツを書き出す機能です。この場合、PNGファイル自体を使用して、モックアップの構造をFlashソースファイルに渡すことができます。このセクションを終了する前に、ベクトルロゴを単一のビットマップオブジェクトにラスタライズして、ファイルを簡素化します。複雑なベクトルグラフィックは軽量ですが、Flash Playerでのレンダリングのパフォーマンスは低下します。複雑なベクトルが編集可能である必要がない場合は、シェイプをビットマップに変換することをお勧めします。
Flashでさらに制作作業を行うためのPNGファイルを準備するには、次の手順を実行します。
モックアップのトピックについて詳しくは、「Mocking up text with the Lorem Ipsum placeholder text generator*」を参照してください。
サウンドやアニメーションは、Webページのレイアウトを魅力的なものにし、一般的にヘッダグラフィックや補助的なページ要素で使用されます。Fireworks PNGファイルの読み込みのサポートと、Flash CS4のアニメーションワークフローの機能強化によって、アニメーション化されたレイアウトをこれまでよりも簡単に作成できるようになりました。また、Soundbooth CS4ワークフローの機能強化により、Flashでのオーディオの操作が柔軟になり、わかりやすくなっています。
ここでは、Fireworksで作成したヘッダグラフィックのモックアップに、サウンド、アニメーションおよびインタラクティビティを追加する方法を説明します。
Flashは、ビジュアルな開発環境を使用してFlash Player用のコンテンツを作成するためのツールです。Flashは、Webバナー、Webページ要素、Webページ全体およびWebアプリケーション全体を作成するデザイナーや開発者によって使用されます。このCS4プロジェクトのワークフローでは、Flashを使用して、Fireworksのモックアップを、ボタン、サウンドおよびアニメーションを含むインタラクティブなヘッダグラフィックに変換します。編集可能なソースファイル(FLA)を作成し、次のセクションでDreamweaverで使用するためのSWFをパブリッシュします。
Flashのワークスペースを確認するには、次の手順を実行します。
Flashの使用方法について詳しくは、『Adobe Flash CS4 Professionalユーザガイド』を参照してください。
FLAファイルを作成するときには、ファイルに関連するパブリッシュ設定のプロパティを調整します。パブリッシュ設定では、書き出すファイルの種類やSWFファイルのオプションを制御します。ここでは、HTMLファイルをパブリッシュするデフォルトの動作を無効にし、パブリッシュされるSWFを書き出す場所を変更します。
新しいファイルに対して次の手順を実行します。
ヒント: Flash Player 9以降では、機能が強化された新しいActionScript 3.0形式がサポートされています。Flash Player 9よりも前のバージョンのFlash Playerを使用するユーザを対象としている場合以外は、ActionScript 3.0形式を選択してください。
FLAファイルでのレイヤーの操作は、他のプログラムでのレイヤーの操作と同じです。ただし、FLAファイルの場合、レイヤーは個別のレイヤーパネルではなく、タイムラインパネルの一部です。FLAファイルのレイヤーを使用すると、タイムラインの複数のフレームにまたがって作業するときに、コンテンツのレイアウトを制御できます。
Flashでは、コンテンツを構成するためのコンテナとしてタイムラインを使用します。多くの場合、FLAファイルを開いたときに表示されるメインタイムラインに沿って作業するか、またはライブラリ内のシンボルのタイムラインで作業します。シンボルは、それぞれが個別のタイムライン、編集領域およびレイヤーのセットを持つ再利用可能なオブジェクトです。シンボルを作成してコンテンツをグループ化したり、アニメーションを作成したり、ボタンなどを作成したりします。
FLAファイルに必要な構造は、Fireworks PNGファイル内に既に作成されています。PNGをFlashに読み込むときに、Fireworksコンテンツをメインタイムラインに読み込むか、またはムービークリップシンボルのタイムライン内に配置するかを選択できます。メインタイムラインに沿って作業することも可能ですが、通常、ムービークリップのタイムラインの方が柔軟に作業できます。Fireworksモックアップをムービークリップに読み込むことによって、レイヤー構造が保持され、保存されている内容からすぐに作業を始めることができます。
Fireworksモックアップを読み込んで、FLAファイルを構成するには、次の手順を実行します。
メモ:Fireworksで別の方法でレイヤーを設定した場合、レイヤー構造の表示が異なる場合があります。Flashのタイムラインでレイヤーおよびレイヤーフォルダをドラッグして、コンテンツを目的の位置に配置できます。
Flash CS4 Professionalでは、強化されたアニメーションワークフローを使用して、時間経過と共にオブジェクトを簡単に移動および変形できます。最も一般的なアニメーションの形式はモーショントゥイーンと呼ばれます。モーショントゥイーンでは、アニメーションの始点と終点にあるオブジェクトの特性を定義します。Flash Playerによって残りの処理が行われ、中間のアニメーションが作成されます。
この実習では、遠くから前進してくる自動車のアニメーションを作成します。これを行うには、それぞれの自動車のグラフィックをムービークリップシンボルに変換する必要があります。
シンボルを作成し、それぞれの自動車のグラフィックのモーショントゥイーンを作成するには、次の手順を実行します。
ヒント:選択しようとしているグラフィック以外のグラフィックも選択してしまうことがよくあります。各レイヤーについてロック機能と非表示機能を使用することによって、この問題を回避することができます。
SWFはFLAファイルの上に表示されるので、ムービーをプレビューできます。また、アニメーションは終了することなくループ再生されます。これは、ActionScriptの単純な停止アクションを使用して明示的に停止するように指示しない限り、タイムラインはループ再生されるからです。
ヒント:デフォルトでは、非表示のレイヤーはSWFファイルには書き出されません。SWFを書き出すときにすべてのグラフィックが表示されるようにするには、FLAファイルですべてのレイヤーを表示します。
stop();
ヒント:アニメーションをさらに修正および調整するには、トゥイーンオブジェクトが選択された状態でモーションエディタパネルを使用します。
モーショントゥイーンの作成に関するその他のチュートリアルについては、「モーショントゥイーンの作成: Part 1」を参照してください。
ユーザインタラクティビティを作成する最も簡単な方法の1つは、ページにボタンを追加することです。ボタンサンプルライブラリに含まれる作成済みのボタンを使用することも、ボタンシンボルを使用してカスタムボタンを作成することもできます。何か処理を実行するようにボタンを設定するには、ボタンインスタンスに名前を付けた後、ボタンのクリックイベントをキャッチする単純なActionScriptを追加します。以下の手順では、ヘッダムービーに3つのボタンを追加します。
ボタンサンプルライブラリを使用して再生ボタンを追加するには、次の手順を実行します。
function playClickHandler(event:MouseEvent):void
{
gotoAndPlay(2);
}
play_btn.addEventListener(MouseEvent.CLICK, playClickHandler);
俳優名のテキストからカスタムボタンを作成するには、次の手順を実行します。
import flash.net.*;
function markClickHandler(event:MouseEvent):void
{
navigateToURL(new URLRequest('http://www.adobe.com/'), '_blank');
}
mark_btn.addEventListener(MouseEvent.CLICK, markClickHandler);
ボタンシンボルの操作について詳しくは、『Flash CS4 Professionalユーザガイド』の「ボタンシンボルの操作」を参照してください。
Flash Playerでは、SWFファイルに埋め込まれたサウンドや、SWFファイルの外部のサウンドを再生できます。外部オーディオを使用する場合は、MP3形式で作業します。埋め込まれたオーディオを使用する場合、サポートされる形式のオプションは多くなり、中でもASND形式は注目に値します。
ASND形式を使用すると、FLAファイルに埋め込まれたオーディオファイルをSoundbooth CS4を使ってラウンドトリップ編集することができます。その結果、Soundbooth CS4の保存されたスナップショット機能によって、容易にソースオーディオの設定を試してみたり、リビジョンヒストリを確認したりすることができます。
タイムラインにサウンドを追加し、サウンドがアニメーションと適切に同期されるようにサウンドを編集するには、次の手順を実行します。
Dreamweaverでの作業に移る前に最後に行う作業は、最終的な更新内容をSWFファイルにパブリッシュすることです。パブリッシュの公式の手順を実行するには、ファイル/パブリッシュを選択します。「パブリッシュ」コマンドでは、「ムービープレビュー」コマンドと同様にSWFファイルが書き出されます。ただし、パブリッシュ機能では、デフォルトでHTMLファイルも書き出され、オプションで他の複数の書き出しファイルの種類を選択することもできます。このチュートリアルでは、HTMLオプションを無効にしているので、ここでは追加の手順を実行する必要はありません。
パブリッシュ設定のパラメータについて詳しくは、『Flash CS4 Professionalユーザガイド』の「パブリッシュ設定」を参照してください。
どのようなプロジェクトのワークフローでも、最後にDreamweaverを使用します。Dreamweaverによって、個々のファイルを編集したり、Webサイト全体を構成するファイルのコレクションを視覚化したりすることができます。コンテンツとレイアウトのテクニックを組み合わせ、コードプレビューとライブプレビュー(WYSIWYG)を用いて編集することによって、Webページを構築します。
ここでは、Dreamweaverでサイトを設定し、簡単なWebページを構築する方法を説明します。また、作業内容をプレビューし、サイトをサーバにアップロードする方法についても説明します。
Dreamweaverは、HTMLやその他のWebスクリプティングテクノロジを使用してWebサイトを作成するための開発環境です。最も簡単に言うとDreamweaverはテキストエディタですが、幅広いサイト管理機能や、スクリプティングとマークアップテクノロジのサポートによって、Webサイト制作プロセスを支える強力なツールとなっています。CS4プロジェクトのワークフローでは、完成したサイトをサーバにアップロードする前に、Dreamweaverで制作ラインの最終的な作業を行います。作成済みのDreamweaverテンプレート(DWT)とカスケーディングスタイルシート(CSS)を使用して、簡単なWebページレイアウトを作成してプレビューします。
Dreamweaverのワークスペースを確認するには、次の手順を実行します。
Dreamweaverの使用方法について詳しくは、『Adobe Dreamweaver CS4ユーザガイド』を参照してください。
Dreamweaverでの作業で最も重要なポイントの1つは、ファイルやファイル構造を作成する前にサイトを定義することです。Dreamweaverはサイトの構築を支援しますが、少なくとも、サイトのルートフォルダが配置される場所を指定する必要があります。サイトを定義する際に、サイトの生成や定期的な更新時の保守を容易にするFTPオプションやその他の詳細を設定します。
プロジェクトのサイトを作成するには、次の手順を実行します。
新規Webページは、最初から作成することも、作成済みのDreamweaverテンプレートから作成することもできます。Dreamweaverテンプレートには、編集可能な領域を含む定義済みのレイアウトが含まれています。通常、テンプレートは、制作プロセスの期間を短縮し、複数のページで一貫性のある構造を実現するために使用されます。このチュートリアルで提供するアセットには、コンテンツセルの単純な縦の列をページの中央に配置したカスタムテンプレートが含まれています。
Webページを作成し、コンテンツを設定するには、次の手順を実行します。
メモ:手順 12によって、プロジェクトのルートフォルダにScriptsという名前のフォルダが作成され、SWFファイルをWebページに埋め込むために必要なSWFObjectファイルのコピーが追加されます。この処理はすべて自動的に行われます。これらのファイルはサイトのパブリッシュしたファイルセットの一部であり、Webサイトにアップロードする必要があることを覚えておいてください。
最近のWebページデザインの一般的な手法では、CSS定義を使用して、コンテンツセルのレイアウト、テキストの書式およびコンテンツの書式を制御します。前の手順で指定したテンプレートでは、CSSを使用してセル構造を作成しています。DreamweaverテンプレートファイルでCSS定義を編集して、そのテンプレートを使用するすべてのページを更新することができます。
タイトルのテキスト、本文のテキスト、および著作権情報のテキストに関連付けられたCSS書式を編集するには、次の手順を実行します。
ヒント:Dreamweaverテンプレートは、サイトの複数のページにまたがって書式を管理するのに便利です。ただし、ページをテンプレート定義から解放する必要がある場合は、修正/テンプレート/テンプレートマークアップの削除を選択できます。
CSSの操作について詳しくは、「Best practices with CSS in Dreamweaver CS4*」を参照してください。
Dreamweaverの優れている機能の1つに、複数の方法でサイトをプレビューする機能があります。Dreamweaverのワークスペースでは、コードビューとデザインビューを切り替えたり、「分割」を選択して両方のビューを表示したりすることができます。ビューを変更するには、ドキュメントウィンドウの上部にあるビューボタンのいずれか(「コード」、「分割」または「デザイン」)をクリックします。Dreamweaver CS4の新機能として、JavaScriptを含むライブコードを直接ワークスペースで表示できることが挙げられます。また、F12キーを押すことにより、現在のページを簡単にブラウザで開くこともできます。
ヒント:Webページをビジュアルに作成しながらコードビューに切り替えることによって、HTMLマークアップやJavaScriptを学習することができます。
ここまででサイトをインターネット上のサーバにポストする準備が整いました。任意のFTP(ファイル転送プロトコル)ツールを使用してパブリッシュしたファイルをサーバに転送できますが、DreamweaverのファイルパネルにFTP機能が組み込まれていることに注目してください。DreamweaverのFTP機能を使用すると、ワークフローでの編集中にサーバとファイルを同期するときに便利です。また、ワークグループでのバージョン管理のために、Dreamweaverを使用して、サーバのファイルをチェックアウトおよびチェックインすることもできます。
完成したサイトをアップロードしてワークフローを完了するには、次の手順を実行します。
メモ:リモートサーバへのアクセス権がない場合は、ここで紹介している概念のみを理解し、次のセクションに進んでください。
これでサイトは完成しましたが、Webページの編集や更新が将来必要になることを考えておくのが現実的です。ここでは、完成したサイトの編集ワークフローの概要を説明します。
CS4製品のインターフェイスでは、グラフィックのラウンドトリップ編集を直接サポートしていませんが、画像を更新することは簡単です。ここで重要なことは、個々のグラフィックを操作することです。Fireworksモックアップに含まれるグラフィックを更新している場合は、古いグラフィックを削除してから、新しいグラフィックを読み込んで置き換えます。元のグラフィックを削除する前に、グラフィックのサイズや位置をメモしておくと役に立つ場合があります。FLAファイルを更新している場合は、ライブラリのプロパティを通じてビットマップ画像を更新できます。FLAファイルの構造はモックアップよりも複雑なことが多いため、この機能は便利です。
ヘッダSWFの背景画像を変更するには、次の手順を実行します。
画像をFireworksファイルで更新するか、FLAファイルで直接更新するかを選択できます。一般的には、常にモックアップを更新することをお勧めしますが、FLAソースファイルが完成したら、モックアップをワークフローから除外することもできます。
ASNDファイル形式によって、Flashファイルに埋め込まれたサウンドを簡単にラウンドトリップ編集できます。ASND形式では、元のソースファイルが編集のヒストリと共に保存されます。ソースファイルをASND形式で保存することによって、常に元のソースに戻り、必要に応じて編集を追加および削除できます。
ヘッダSWFのサウンドコンテンツを変更するには、次の手順を実行します。
Dreamweaverでは、テキストおよびCSSの書式を簡単に編集できます。開発の初期段階では、さまざまなテキストと書式の組み合わせを試してみることが一般的です。サイトの完成後にサイトを編集する場合は、前のセクションの「CSSの書式の変更」で説明したワークフローと同じワークフローに従います。
既にインターネットに公開されているサイトに対してローカルで変更を加えた場合は、常に更新されたファイルをアップロードする必要があることを覚えておいてください。この場合も、FTPツールまたはDreamweaverのサイトパネルを使用して、ファイルをアップロードしたり、ローカルとリモートのファイルを同期したりします。更新されたファイルを、テスト用の非公開のWebディレクトリでステージングすることをお勧めします。これによって、サイトをWebサーバで実行したときに発生する可能性がある問題を把握できます。
ここでは、さまざまなAdobe CS4製品を使用して、Webサイト制作のワークフローを作成する方法を学習しました。プロジェクトの準備、モックアップの主な要素の定義、インタラクティブムービーの構築および展開用のWebページの仕上げのプロセスを行いました。次のステップとして、CS4製品でレイアウトテンプレートを作成する方法や、ワークフローに追加するその他の一貫性のあるアプローチを定義する方法を考えてみてください。
また、以下のリソースも参考にしてください。
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