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Flash Playerバージョンチェックのベストプラクティス

数あるソリューションのなかで本当に使えるのは一握り

長年にわたる経験の中で私は何百人というFlashデベロッパーと出会ってきましたが、彼らの多くは独自の方法でFlashの検出を行っています。しかし、数ある手法の中で、曲がりなりにもスタンダードと呼べるものになっているのは、ほんのわずかしかありません。これらの手法は、それぞれが機能の点でも、互換性や効果、またユーザ体験の点でも大きく異なっていますが、ただ1つ確実に言えることは、どんな場合にでも対応できるものは1つもないということです。

自分にとって、そして自分のサイトを見に来るビジターにとって最適な方法を見極めるには、まず事実をしっかり把握しなければなりません。皆さんにとってはラッキーなことに、私がすでに走り回っていろいろ調べ、各手法を検証して概要をまとめ、なかなか素敵なFlash検出機能マトリクスを作ってありますし、新しいFlash検出スクリプトの入門編も用意しています。

ですが、その内容に入る前に、優れたFlash検出機能を設計するには何が必要かをまず理解することが大切です。サイトでFlashコンテンツを表示するという単純な行為には、カギとなる極めて重要な要素がいくつか関係しています。

  • ユーザはアドビ システムズ社のMacromedia Flash Playerをインストールしているか?
  • ユーザは必要に応じてJavaScriptを有効化できるか?
  • ユーザは必要とされているバージョンのFlash Playerをインストールしているか?

Flash Playerがインストールされているか否かを検出

優れたFlash検出機能を構築するためにまず必要なのは、ユーザのブラウザにFlash Playerがインストールされていない場合の対応策を明確にしておくことです。代わりのコンテンツが用意されていないとしたら、ユーザはただそこに座って何も表示されない画面を見つめながら、誰かWebに詳しい人がやってきて助けてくれるよう願っているでしょうか?恐らく、そんなことはないはずです。そうする代わりに、そのユーザは競合他社のサイトに行って、あなたの会社の悪口を言い続けるでしょう。もちろん、ソフトウェアのインストールがどれほど簡単でも、あなたのサイトを訪れる人全員がコンテンツを見るためだけにインストールを実行するとは限りません。必要なのは、サイトビジターにインストールしてもらえるような、説得力のある理由を提供する事なのです。つまり、Playerをインストールすれば何を見て何を得ることができるのかをユーザに伝え、それがユーザにとって直接的なメリットをもたらすものであることを明確にしなければなりません。

JavaScriptが有効化されているか否かを検出

JavaScriptが有効化されていることを前提としたFlash検出手法の場合は、ユーザのブラウザでJavaScriptが無効になっているときの対応策も必要です。理想的な方法は、代替コンテンツを表示できるようにしておき、その中でJavaScriptを有効化してページを更新するようユーザに(丁寧に)お願いするか、Flashコンテンツに代わるHTMLコンテンツを提供することです。

必要バージョンのFlash Playerがインストールされているか否かを検出

さて次に、旧バージョンのFlash Playerをどう扱うか、です。コンテンツがFlash Player 8用にデザインされている場合、サイトビジターがFlash Player 6をインストールしているのであれば、代替コンテンツが表示されるようにしておかなければなりません。ここでもやはり、その代替コンテンツは、アップグレードを丁寧にお願いするものでも、Flashコンテンツに代わるHTMLコンテンツが表示されるものでも構いません。

そして最後に、デベロッパーの皆さんは恐らく、実装が簡単で、いったん実装すれば二度と煩わされる心配のない効果的なソリューションを求めていることでしょう。

さて、優れたFlash検出機能を構築するために必要な要素はこれですべて踏まえたわけですから、次は今あるソリューションの中で一般的なものをいくつか簡単に見ていくことにしましょう。