バーチャルグローブとは、手袋の指の部分などにセンサーを取り付けることにより関節の動きを検知し、コンピュータ内で手の動きを再現することができるものです。
最先端のものは手の位置や疑似的な触覚まで再現されているようですが、今回は曲げセンサーだけを使って、指の動きを取得できるものを作ってみたいと思います。

スキー用グローブの指の部分に曲げセンサーを埋め込み、その曲がり具合をGainerで検知します。
FlashでGainerからのデータを受け取り、それを「手」のアニメーションとして表示させたいと思います。
バーチャルグローブ用の回路図は以下の様になります。
一見難しそうに見えますが、先ほどのサンプルで作成した回路を5つに増やしただけです。

GAINERのアナログ入力のチャンネルはデフォルトでは4つです。
チャンネル数が足りないと思われるかもしれませんが、実はこれはプログラムである程度変更することができます。
今回はアナログ入力チャンネルが8chまで扱えるGainer.MODE2を使用する前提で話を進めます。







工具など(*は必須のもの)

ユニバーサル基盤上に、Gainerや10kΩの抵抗、曲げセンサーをどのように配置すれば効率が良いか考えます。
メンテナンスのことも考え、今回は以下のように配置していきたいと思います。
ピンソケットはGainerの端子分だけニッパーで切り取って配置します。
2Pコネクタの先には曲げセンサーがあるものと仮定します。
赤字がGainerの各端子の場所、青字が部品同士の配線予定図になります。
各部品の配置ができたら基盤をひっくり返し、裏から配線図通りに半田付けを行います。

曲げセンサーにリード線を取り付け、基盤に接続したいと思います。
この曲げセンサーですが、センサーのプリント部分と端子部分の接着がデリケートで、端子部分を半田で熱しすぎると接触不良になる可能性があります。その対策として、今回用意したピンソケットと曲げセンサーが接続できるので、曲げセンサーに直接リード線を半田付けするのではなく、ピンソケットにリード線を半田付けし、基盤と接続できるようにしたいと思います。
まずはピンソケットを2端子分、ニッパーで切断します。


ピンソケットとリード線を半田付けします。

半田付けできたら熱収縮チューブで保護しておきます。
この先に曲げセンサーをカチリとはめ込み、接続したいと思います。

リード線の反対側に2Pコネクタを取り付けます。
このコネクタとユニバーサル基盤上のコネクタを接続します。

以上の部品を指の数だけ作成します。
5組作らないといけないので大変ですが、頑張って下さい。
すべてのパーツを接続:
基盤、コネクタ、曲げセンサを接続します。

キングギドラみたいになってカッコよかったので、思わずもう一枚写真を撮ってしまいました。
