次にテンプレートのカスタマイズについて解説します。このビデオショーケスでは、たくさんのビデオチャプタを表示することができますが、その背景グラフィックは1度だけ読み込んであとは使い回しています。そのため、みなさん自由に背景をデザインすることができます。たとえば、オリジナルのロゴやグラフィック、コンテンツ、テキストなどを追加できます。さらに、キャンバスのサイズを変えることもできますし、ボタンの数や位置を変えることもできます。みなさんが思うようにデザインしてみてください。
それでは、テンプレートのルック&フィールやレイアウトのカスタマイズ方法を解説します。
一番取りかかりやすいのは背景グラフィックでしょう。すぐにFlashで作業に取りかかるのではなく、まず、どのようなデザインにしたいのか、そのアイデアを固めてからFlashで編集作業をするといいでしょう。グラフィックツールを使って、どのようなインターフェイスデザインにするかを考えてみてください。
デザインアイデアが固まったら、以下の手順で背景グラフィックを編集します。
必要ならば、新しいレイヤーやグラフィクを追加してください。もし、フレーム数を増やす場合は、コントローラー部分などの他のレイヤーもそれに合わせてフレーム数を増やすことを忘れないでください。
このビデオショーケースでは、FLVを再生するのにFLVPlaybackコンポーネントを使用しています。コンポーネントを使えば、 ActionScriptを使った開発が非常に分かりやすくなり、しかもテンプレートを拡張する上での可能性が広がります。FLVPlaybackコンポーネントは、FLVを表示するためのプライマリコントローラで、プログレッシブ形式やストリーミング形成でFLVを表示できます。
以下の手順でビデオコントローラを編集します。
コンポーネントパネルを開き、Videoフォルダの中から、使用したいビデオコントローラ関連コンポーネントをステージにドラッグします。ビデオコントローラ関連コンポーネントのインスタンスを好きなところに配置したら、プロパティインスペクタを使ってインスタンスに名前を付けます。

図3: コンポーネントパネルにあるビデオコントローラ関連のコンポーネント
Actions レイヤーを選んでアクションパネルを開き、FLVPlaybackインスタンスにビデオコントローラインスタンスを登録していきます。 FLVPlaybackコンポーネントには、各ビデオコントローラ関連コンポーネントに対応するプロパティが用意されています。これらのプロパティにビデオコントローラ関連コンポーネントのインスタンス名を割り当てることで、そのビデオコントローラを使ってFLVPlaybackで表示されるFLVをコントロールできるようになるのです。たとえば、BufferingBarコンポーネントのインスタンス名に「myBuffer」と付けた場合、 Actionsレイヤーに以下のActionScriptを書きます。そうすることで、BufferingBarコンポーネントがFLVPlayback インスタンスに登録されます。
flvDisplay.bufferBar = myBuffer;
好きなビデオコントローラ関連コンポーネントを追加してください。なお、いくつかのコンポーネントは、今回のようなマルチ機能テンプレートで使用するとコンフリクトする場合があるので、動作をチェックしながら最適な組み合わせを探してください。
FLVPlaybackコンポーネントの詳しい情報は、 Skinning the ActionScript 3.0 FLVPlayback componentを見てください。
このビデオショーケースには、2種類のナビゲーションボタンがあります。セクションボタンとチャプタボタンです。セクションボタンは、表示する FLVの種類を切り替えるボタンです。セクションボタンをクリックすると、新しいFLVとそのチャプタ情報がスクリーンに読み込まれます。チャプタボタンは、表示しているFLVに埋め込んだキューポイントのビジュアルメタファです。チャプタボタンをクリックすると、キューポイントを埋め込んだ時間に映像がジャンプします。
このテンプレートのコンテンツは動的コンテンツなので、ボタンの見た目を変更する際は、1 つのインスタンスを編集するだけですべてのインスタンスが変更されます。ボタンの数は、インスタンスを追加・削除して自由に調整してください。また、好きなようにレイアウトを変更しても構いません。
以下の手順でボタンのグラフィック要素を編集します。
同じようにChapter Buttonシンボルも編集します。

図4: Section Buttonシンボルをダブルクリックして、編集モードにします

図5: Chapter Buttonシンボルをダブルクリックして、編集モードにします
以下の手順でボタンの数やレイアウトを編集します。
このビデオショーケースには、チャプタに関連したキャプションテキストを表示するキャプションウィンドウがあります。このキャプションウィンドウは、キャプションボタンをクリックすると表示されます。
以下の手順でキャプションウィンドウを編集します。

図6: Maskレイヤーを非表示にして、Sliding panelレイヤーのロックを解除し、テキストフィールドを編集します