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本記事では、4月11日に発表されたAdobe® Flash® Catalyst™ CS5.5の新機能について紹介します。

Flash Catalyst CS5.5 新機能 01(本記事)
コンポーネント/プロジェクト/デベロッパーとデザイナーのワークフロー

Flash Catalyst CS5.5 新機能 02
デザイン、レイアウト/トランジション/インタラクション

コンポーネント

新しいコンポーネント

タブバー、ドロップダウン、コンボボックスなどの新しいコンポーネントが追加されました。なお、[コンポーネント]パネルは[共有ライブラリ]パネルに、[ライブラリ]パネルは[プロジェクトライブラリ]パネルへと名称変更されます。

非スキナブルコンポーネント

[共有ライブラリ]パネルの[Flex]カテゴリに含まれるコンポーネントのうち、鉛筆アイコンが表示されているものはスキン編集が可能ですが、表示されていないものはスキン編集ができません(非スキナブルコンポーネント)。

非スキナブルコンポーネントのうち「コンボボックス」「タブバー」「ドロップダウン」「ボタンバー」は、デザイン用データパネルを使用して項目を編集できます。

また、インタラクションの追加時に[変更時]を選択し、[特定のアイテムを選択時]を選んでデザイン用データの列番号を選択することにより、それぞれの項目を選択した場合のインタラクションを設定することができます。

また、[プロパティ]パネルのコンポーネントセクションの[選択済みインデックス]に項目番号を入力することによって、初期選択を指定することもできます。


プレースホルダー

[共有ライブラリ]パネルの[プレースホルダー]カテゴリには、画像/ビデオ/SWFのダミーファイルや、WebやアプリケーションUIでよく使用される広告ユニットやグラフなどのダミーオブジェクトがあります。これらのプレースホルダーを使用してUIレイアウトを作成し、「置換」コマンドを使用して実際のファイルを指定すると、レイアウトを崩さずにアセットを変更することができます。

新しいワイヤーフレームテーマ

Flex 4.5 SDK では新しいワイヤーフレームテーマスキンが適用されます。新しいスキンでは、ワイヤーフレームコンポーネントにグレースケールカラーが使用されているため、プロジェクトにワイヤーフレームコンポーネントを配置するとワイヤーフレームが中間色で表示されます。

テキスト入力コンポーネントの「プロンプトテキスト」のサポート

テキスト入力フィールドにデフォルトで表示させるプロンプトテキストを設定できるようになります。

データバインディングのコードの保護

デザイン時にデータバインディングのコードを簡単に壊されないよう、Flash Catalystでの一定のUI操作が無効となります。ただし、オブジェクトごと削除した場合などは、コードが削除されてしまう場合があるのでご注意ください。 また、デベロッパーがFlash Catalyst内のデータリストのダミーデータを本物のデータと置き換えた後でも、デザイナーがデータリストのデザイン作業を続けられるよう、Flash Catalystでのデータリストのプレビューにはデフォルトのダミーデータが使用されます。

プロジェクト

Flash Catalyst CS5ライブラリをCS5.5用に更新

Flash Catalyst CS5で作成したプロジェクトをCS5.5で開くと、ライブラリがCS5.5用に更新されるようになります。なお、一度CS5.5用に更新したプロジェクトは、その後CS5では開けないのでご注意ください。

Flash Catalyst互換プロジェクトの制限の緩和

Flash Builder 4.5のプロジェクト内の、src/assets以外の場所にある様々なファイルを認識するようになります。なお、assets外にあるビットマップイメージなどのインスタンスに対して、「圧縮」を使用すると警告なく編集に失敗し、「外部リンクに設定」を使用するとソースパスエラーが生じます。

サードパーティのライブラリ(SWC)を使用可能

Flex SDKに含まれていないSWCを使用したプロジェクトを開くことができます。これにより、サードパーティのライブラリをFlash Catalystで使用できるようになります。ただし、Flash Catalystのサブシステムでは、SWCはMXMLやActionScriptと異なる扱いをされるため、Flash Catalystの一部の機能が動作しない場合があります。

デベロッパーとデザイナーのワークフロー

カスタムコンポーネントピッカー

カスタムスキン適用コンポーネントをスキンに選択する場合に、プロジェクトに含まれているコンポーネントのリストから選択できるようになります。また、このダイアログボックスから、追加コンポーネント定義ファイルが含まれているFXPLを読み込むこともできます。

デベロッパーが定義したデータリストの操作

ラウンドトリップのシナリオで、デベロッパーがデータリストのデータプロバイダーをFlash Catalyst以外で定義したデータソースに更新した場合、デザイナーはデータリストコンポーネントのスキンやアイテムのレンダリングを続行できます。ただし、元のデータプロバイダーが保持されるため、デザイン用データパネルは無効になります。

デベロッパー側で設定したオブジェクト呼び出しの保護

ActionScriptで呼び出されるようになっているコンポーネントをデザイナーが操作する場合は、そのオブジェクトをリペアレントしたり、プロジェクトから削除したりすることができないようになります。これは、コンパイラーエラーおよび実行時エラーが発生するのを防止するためです。

コンポーネントおよびスキンの名前設定

アートワークをコンポーネントに変換して新しいコンポーネントスキンを作成する場合、またはワイヤーフレームコンポーネントスキンのデザインを変更する場合は、コンポーネントの名前を入力するように指示されます。これは、ライブラリを整理し、適切な名前を保持するためです。

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