Flash Player 8のセキュリティ警告について
この記事では、Flash Player 8 のセキュリティ警告について解説いたします。
新しく追加されたセキュリティ警告画面
Flash Player 8 を使用すると、以下のようなダイアログが表示されることがあります。

Windows XP

Mac OS X
どんなときに、この警告が表示されるのか
この警告ダイアログは、Flash Player 8から強化されたセキュリティの仕組みによって表示されます。Flash Player 8 は、ローカルディスク上のSWFファイルを実行したとき、その SWF ファイルがインターネットにアクセスしようとするとこのダイアログを表示します。ローカル SWF ファイルには、CD-ROM 等のリムーバブルディスク、あるいは「\\serverName」経由でアクセスできる Windows ネットワーク上の SWF も含まれます。
インターネット上に配置されている SWF ファイルは、この変更による影響を受けません(ほとんどの Web コンテンツはこれにあたります)。また、プロジェクタ形式(exe 形式)の Flash コンテンツの場合も、警告ダイアログは表示されません。
なぜ、警告が表示されるのか
ローカルディスク上のプログラムが自由にインターネット通信できると、そのプログラムは、ローカルディスク上にあるデータを外部に送ることができます。しかし、例えば、重要なデータが許可無く任意のサーバに送られていたら、それは望ましいことではありません。そのため Flash Player 8 は、ローカルディスク上の SWF ファイルがインターネット通信を行おうとすると、警告ダイアログを表示するのです。
この警告が表示されたときの対応は?
- インターネット通信を許可しない
ダイアログ内の[OK]を選択すると、Flash Player はインターネット通信を行いません。そして、その後は SWF ファイルが同様の処理を行おうとすると、確認のダイアログを表示せずに、処理を拒否するようになります。SWF ファイルを信用してよいかどうか分からない場合は、このオプションを選択してください。
- 信頼できる SWF ファイルとして登録する
ダイアログ内の[設定…]を選択すると、その SWF ファイル、または SWF ファイルを含むディレクトリ全体を、インターネット通信できる安全なものであるとして Flash Player に登録することができます。登録後 SWF ファイルを再実行すると、この警告ダイアログを表示せずに、SWF ファイルを実行することができるようになります。(詳しい設定方法は、後述の「設定マネージャの使い方」を参照してください。)このオプションは、SWF ファイルが信頼できると判断した際に選択してください。
- コンテンツ提供者により別途提供されるインストーラを使う
コンテンツ提供者は、コンテンツが信頼できるものであることを示すファイルを配置するためのインストーラを別途作成し、配布することができます。このようなインストーラが提供されている場合、ユーザはインストーラを実行することで、警告ダイアログを表示せずに、SWF ファイルを実行することができるようになります。この場合、インストーラをダブルクリックして実行することによって、ユーザーはインストーラ提供者を信頼したものとみなされます。なお、この方法には、PC の管理権限が必要なケースがあります。インストーラが実行できない場合は、PC の管理者にお問い合わせください。
著者について
上条 晃宏: マクロメディアで Flash プラットフォーム上のユーザー体験やアーキテクチャデザインのコンサルティングを担当、数多くの Flash / Flex プロジェクトに携わる。