本システムの中には、時々刻々と変化する株価情報を、リアルタイムで表示する画面が幾つか含まれています。各画面は、「板画面」「銘柄一覧」と呼ばれ、投資家には馴染み深いものです。前者は、Flex2のCanvasベースのカスタムコンポーネントで、後者はDataGridとカスタムのアイテムレンダラーの組み合わせで実現しました。
「板画面」「銘柄一覧」共に、一秒おきにWebサーバにデータを取得しに行きます。その後、価格や数量といったデータがどう変化したかをユーザが把握しやすくするため、変化した情報をハイライトして表示します。価格・数量が増えたら赤く、減ったら青く表示しますが、ハイライトされるのは一秒間だけです。
実装を始める前は、発生するイベントが多い事や、特にDataGridを使った銘柄一覧では、アイテムレンダラーへの描画が毎秒単位で発生することから、処理に掛かる負荷の度合いを心配していました。しかし、Flash Player 9の想像以上のパフォーマンス等のお陰で、「Pentium III 1GHz程度の、数年前のスペックの動作が遅いPCであっても、ストレスを感じない速さで動作すること」という、お客様の要求に応えることができました。