
Adobe
私のようにグラフィックを専門にしている者にとって、Flexエフェクトは、Flexプラットフォームの中でも最も魅力的で興味深い機能です。Flexエフェクトがあれば、ユーザーの心を動かすようなリッチなアプリケーションを作成するのも簡単です。Flexエフェクトがきわめて有用であることから、Adobe Flex 4 SDKベータ版ではエフェクトをさらに強力なものへと発展させることにしました。エフェクトを任意のオブジェクトとプロパティタイプに適用できるようにし、Flash Playerの新技術を利用して、さらに強力かつ機能的となるようにしました。
この記事では、Flex 4 SDKベータ版の新しいエフェクトについて説明します。短時間で皆さんに理解してもらうため、すぐに主要なクラスの説明に入り、基本的なエフェクトを実装するためのサンプルコードをお見せします。この記事では、Flexエフェクトの動作について細部まで説明することは行いません。その代わり、Flex 4の新機能を使用したアニメーションの作成に的を絞り、アプリケーションへのエフェクトの組み込み方法について説明することにします。またこの記事では、コードスニペットに時折現れるFlex 4の新機能について、すべて説明することもしません。新しいSparkコンポーネント、複数の名前空間、Declarationsブロック、新しいステートシンタックスなどについては、それぞれ対象の記事を参照してください。これでアニメーションに集中する準備ができました。
Flex 4ベータ版には多くのアニメーション機能が用意されており、この限られた記事に、すべての新しいエフェクト機能の説明を詰め込むことはできませんでした。代わりに、このトピックを2つのパートに分けることにしました。パート1では、新しいエフェクトの基本的なインフラストラクチャについて説明し、多くのFlexデベロッパーが通常使用する、基本的かつ必須のエフェクトについて触れます。パート2では、Flash Player 10で利用できる新しい機能に基づく、さらに進んだエフェクトのいくつかについて説明します。
この記事を最大限に活用するには、次のソフトウェアとファイルが必要です。
注意: サンプルファイルには、サンプルコードごとのソースファイルと、アプリケーションを再生するためのSWFファイルの両方が含まれています。これらのサンプルはSDKのベータビルドでもコンパイルできるはずです。ただし、Flex 4の最終バージョンが出荷されるまでに、いくつかのAPIにはさらに変更が加えられる可能性もあるため、最終バージョン以外ではこの記事のとおりに構築されない場合もあります。
Flex Builder環境の基本を理解していることと、これまでにFlexアプリケーションを開発した経験があることが推奨されます。

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AdobeのFlex SDKチームのシニアコンピューターサイエンティスト。これまでの担当分野と関心の対象は、グラフィックやアニメーションをはじめ、画面にピクセルを描画するあらゆる事柄です。氏の技術系ブログでは、他のFlexplorationも閲覧することが可能です。 http://graphics-geek.blogspot.com*