
本稿は、LiveCycle ES の統合開発環境 LiveCycle Workbench ES を使用した、直感的かつ効率的な SOA 開発を体験するためのチュートリアルです。後編ではいよいよLiveCycle Workbench ESでプロセスの構築作業を行います。
前編をまだご覧になっていない場合は、前編からお読みください。
※本記事よりダウンロード可能なサンプルプロセスファイル(LCAファイル)は、本記事の学習用に限定してご利用いただけます。無許可での再配布などは許諾されておりませんので、ご留意ください。
では、プロセスを定義します。
| 項目名 | 入力(設定)値 | この項目に関する説明 |
|---|---|---|
| Name: | Expense Report | ・プロセス名です。 |
| Category: | Category: | ・プロセスを論理的にまとめるためのカテゴリです。 ・[New]ボタンをクリックし、「New Process Category」ダイアログで文字列を入力します。元の画面に戻ると、入力したカテゴリ名が選択された状態になります。 |
図1 新規プロセスウィザード・New Process画面
![図2 [Process]ビュー・プロセス定義完了{画像挿入:002}](lc_workbench_es_part2/002.png)
図2 [Process]ビュー・プロセス定義完了
プロセスを作成するときのウィザードで、「Meta-data」の「Type:」という箇所がありました。ここでは、主にプロセスの特性を定義します。値は2つあり、[long-lived]がワークフローのようなプロセスの途中で人の手が介在するようなプロセスの場合、[short-lived]が人の手が介在しない全自動で処理が行われるプロセスの場合です。今回の場合は、[long-lived]となります。

図3 新規プロセスウィザード・Meta-data 「Type:」
ウィザード終了後、[Processes]ビューに作成したカテゴリやプロセスなどが表示されます。それぞれは、「プロセスカテゴリ」、「プロセス」、そして「プロセスバージョン」と呼ばれるものです。
| 項目名 | 今回の値 | この項目に関する説明 |
|---|---|---|
| プロセスカテゴリ | LiveCycle First Step | ・プロセスを論理的にまとめるフォルダです。 ・プロセスの動作には関与しません。 |
| プロセス | Expense Report | ・プロセスそのものを表します。 ・プロセス配下には複数のプロセスバージョンを定義することができます。 ・プロセスの中身である処理は、次のプロセスバージョンに作成していきます。 |
| プロセスバージョン | Expense Report:1.0 | ・プロセスの処理を実装するところです。 ・アクティベートすると、サービスとなります。 ・バージョン番号が付与され、デフォルトでは1.0です。 ・既存のバージョンを元にして、新規のプロセスバージョンを定義することなどが可能です。 |
(※1)プロセスバージョンを閉じてから編集目的で再び開くときには、プロセスバージョンを右クリックし、表示されるコンテキストメニューから[Edit]を選択して開いてください。プロセスバージョンをダブルクリックして開くと編集することができません。
m-School(エムスクール)は、プロフェッショナルのためのアドビ認定トレーニングセンターです。“あなたが今、必要とするスキル”が即座にマスターできる、短期集中のトレーニングを多数ご用意しています。法人研修や出張講座の実績も多数あり、すぐに業務で活用できるノウハウをご提供しています。運営は、教育関連事業で90年の実績がある学校法人駿河台学園(駿台予備学校)グループの、エスエイティーティー株式会社が行っています。