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心に描いたイメージをPhtoshopで具現化する |
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インプレス発行の電子メール新聞「PC Watch」のデジカメレポート、デジタルカメラ総合情報サイト「DigitalCamera.gr.jp」の運営、各種雑誌でのデジタルカメラの連載および記事。『ドイツ色と光 NIKON D1 デジタルカメラの世界』をはじめとする書籍。作品展、講演会。机の上にあるデジタルカメラの購入決定に山田氏の記事が影響した、という人も少なくないだろう。
山田氏とデジタルカメラの関係は半端ではない。自宅の玄関に積み重ねられたデジタルカメラの箱と、仕事部屋に所狭しと並べられた、デジカメ、デジカメ、デジカメ・・・。「新製品はもちろん発売寸前のものも多数送られてきますから」と言うように、歴代登場した数多くのモデルがずらりと並んでいる。ここにあるすべてのモデルを使って実際に撮影し、テストしてきたわけだ。フォトグラファーとしてのデジカメ使用頻度はとたずねると「撮影は99.999%がデジタルカメラです。残りの0.001%は、細かいものを撮るときなどに銀塩カメラを使います」と山田氏。デジタルカメラの保有台数は400台に上るという。 |
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| 山田久美夫氏 |
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| 初期の作品集『Natural』より。撮影した写真のイメージをより的確に伝えるためにPhotoshopでレタッチする |
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そんな山田氏とAdobe Photoshop®のつき合いは長い。「Photoshopはバージョン2.0から使っています。主な用途は色調補正ですね。トーンカーブとレベル補正、彩度を調整してプリントしています。また、自分が見ている風景のイメージを伝えるためにPhotoshopを使うこともあります。きれいな風景も人によって違って見えていると思うんです。そこで自分が見て感じたイメージを写真に施し、作品に仕上げています。たとえば海の写真で、逆光なのに海が青い作品があります。(上右写真)そんなことはあり得ないのですが、自分のイメージとしてはその海は青く逆光なんです」。 デジタルカメラとPhotoshop、プリンタによる『明るい暗室』で、イメージは具現化される。
山田氏は、Photoshopだけでなくデジタルカメラユーザに魅力的な機能を豊富に備えた、Photoshop Elements®も状況に応じて活用している。「Photoshop ElementsはPhotoshop LEよりもフレンドリーで、写真をレタッチする喜びが湧いてくるソフトですね。ただ、カラーバランスはありますが、トーンカーブがないのが残念です」。とはいえ、山田氏はElementsのプリントプレビュー機能を高く評価する。用紙のサイズにプリントする画像を合わせる「メディアサイズに合わせて拡大・縮小」や「プリント時の選択範囲」で画像の特定の部分だけをプリントする機能は、他のレタッチソフト違い、デジタル画像をレタッチするばかりではなく、その先の印刷も考慮している点を挙げる。「これからデジタルカメラで撮った写真のプリントはますます増えると思います。プリントして保管するのが一番わかりやすいですから」。 |
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| 山田氏が出版した作品集。そこにある風景を空気までもそのまま切り抜いてきたような美しい写真を多数収録 |
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山田氏の運営するサイト「DigitalCamera.gr.jp」にはデジカメの最新情報とノウハウを求めて毎日15,000人以上の人が訪れる。正確な情報と毎日の更新を山田氏1人でこなしている。メーカーの人から、「新製品のリリースを送りたいのですが、ニュース担当の方をお願いします」と言われ、返答に困ったこともあるという。企画、編集、取材も1人なのだ。「平日は業界関係者も多いのですが、土・日曜日はデジタルカメラの初心者、これからはじめようという人も多く訪れてくれます。
「よくデジタルカメラの講演会の講師を引き受けるのですが、参加者は年々増えています。そこで見せるのはPhotoshopを使ってトーンカーブをちょちょっといじってコントラストを高めたり彩度を変えるだけなんですが、『おー!』と声があがるんです。フォトレタッチの基本中の基本ですが、銀塩のカメラマンにはアンシャープマスクがかけられるだけですごいことなんです。シャープさを求めるためにカメラマンは3〜20万円もするレンズを買うのですから」。当たり前のように使っている基本機能でも、これからデジタルカメラの世界に入ってくる人々には新鮮に映る。「フォトレタッチに関しては他のソフトも使ってはみるのですが、やはりPhotoshopに戻ってくるんですね」。山田氏こそがPhotshop本来の使い方を熟知しているようだ。 |
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| 歴代登場した数多くのデジタルカメラが、ずらりと並ぶ仕事部屋 |
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