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株式会社ぐるなび page: 1 2
100を越えるAdobe Illustratorの地図データを
一括処理でGIFデータに変換


ひとつの店舗に掲載する情報は、店の外観や料理の写真、周辺の地図、メニューとさまざまで、グラフィックデータの数も膨大になる。タイトル文字や地図の作成、照明の異なる写真の色補正など、多くの時間をその補正に費やさなければならない。

「掲載する店舗数はますます増えているので、各店舗のグラフィックデータを扱う作業をいかに効率よくこなしていくかが課題となります。店舗情報に昭文社さまのご協力で店舗周辺の地図データを提供していただいていますが、地図データはIllustrator形式です。それをWeb用にGIF形式で保存するまでの一連の作業をアクションに登録して、自動的にバッチで一括処理しています」と語るのは制作部の斉藤一也氏だ。

入稿された画像データの加工や
タイトル、ボタンなどの素材作成にAdobe Photoshopを活用
アクション略図
フォルダに入れたIllustratorデータをラスタライズ、減色したのちにGIF画像へ保存する作業もアクションを使えば一括処理できる
ぐるなびでは、インターネットや携帯電話からサイトにアクセスするユーザだけでなく、情報を提供する加盟店も大事な顧客になる。単にレストランの情報を登録するだけではなく、ユーザがより手軽に「行きたいお店」にたどり着けるように、季節や地域、食のカテゴリーから目的のレストランを簡単に見つけられる企画を数多く用意している。そこで使われる各レストランの店舗や料理の写真、テキスト情報は基本的にレストラン側から提供されるのだが、ひとつのレストランに使われる写真はかなりの点数になる。しかも、提供される素材はレストランによってまちまちだ。

「お客様であるレストランからいただく写真はポジやネガ、スライドフィルム、印刷用に作成されたCMYKのEPSデータ、PICT、BMP、PDFなど、ファイル形式はさまざまです。どのデータフォーマットにも対応するためにはPhotoshopが必要となります」と佐藤氏はいう。

「Webページの作成は、最初にIllustratorを使って全体のイメージをデザインします。デザインが決まると、Photoshopでボタンやタイトル画像をブラッシュアップし、テンプレートにして制作部に渡します。タイトル画像などは、Photoshopで作成したレイヤーデータをそのまま制作部に渡して、店舗ごとに入力し直しています。デザイン側はMacintosh、制作側はWindowsマシンを使っているので、タイトルに使う書体は、両方のマシンに入っている書体を使うようにしています」。

「有名店倶楽部では高級感がでるように色調や陰影、グラデーションを使って作っています。Photoshopのレイヤースタイルを使うことでドロップシャドウやエンボスなどが加えられるようになったので、迅速に作業ができるようになりました。以前は手間のかかるフィルタ加工やフリーウエアでの処理をしていたので、本当に便利になりました。できれば画像に自動でシャープをかける機能や、かけた後からフィルタをやり直せるような機能もあるといいですね」。Photoshopを使いこなしている2人だからこそ、Photoshopに対する期待も大きい。

「ぐるなび」は、つねに進化していて、ムービーによる店内の紹介など新しい切り口のサービスも展開されている。Photoshopを使った「食」の新しい見せ方と斬新なコンテンツの登場で、ますます「おいしい」サイトから目が離せなくなる。
テキストレイヤー
テキストレイヤー
テキストレイヤー
掲載される有名店の高級な質感を出すために、テキストレイヤーにドロップシャドウやグラデーション、光彩といったレイヤースタイルを組み合わせている。別のタイトルを追加作成する場合でも、テキストを編集するだけで、効果はそのままに新しい画像を簡単に作成できる
     

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