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PDF Conference 2000
 
イントラネットにおけるPDFの先端利用事例
7月13日 13:30〜15:00

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企業や病院内でのイントラネットにおいて、PDFがどのように活用されているのか、その活用事例として、横河電機グループの印刷物全般 を手がける横河グラフィックアーツ社の事例と、岡山県でPDFを活用することで病院内のインフラ整備と電子化を推進している津山中央病院の事例が紹介された。
横河グラフィックアーツ株式会社の事例
津山中央病院の事例〜電子カルテ
 
横河グラフィックアーツ株式会社の事例
PDFによるドキュメントワークフロー改善  
   
横河電機では、1997年よりドキュメントの電子化を推進し、ドキュメントワークフローの改善に着手してきた。紙のドキュメントワークフローで生じる、ドキュメント作成の細分化を統合し、また時系列的な処理を並列的な処理に置き換え、ワークフロー全体を最適化するのが目的だ。これを支えるのが、同社のCyberDocというネットワーク対応のPDFフォーマットを採用したドキュメント管理システムである。
CyberDocのワークフローだが、新しいドキュメントや改訂ドキュメントが作成されると、PDFが生成されCyberDocのデータベースに登録される。その際同時に、ドキュメントが示す製品情報や版管理情報、ドキュメントの公開日、使用期限など各種の属性なども入力される。登録されたドキュメントは公開日になると自動的に表示され、使用期限が過ぎると自動的に非表示になり、5年間は保管される。
今井龍彦氏

横河グラフィックアーツ株式会社
デジタルコンテンツ事業部
技術企画推進部長
今井龍彦氏
   
オンデマンドプリントの実際  
   
同社には海外拠点も多く、ローカライズや紙メディアのドキュメントの発送に、通 常発注で8〜10週間、緊急発注で3〜4週間を必要としたが、CyberDoc並びにオンデマンドプリント(ODP)システムの導入により、発注より5日間という納期の劇的な改善をもたらした。オンデマンドプリントのキーワードとしては以下のものが挙げられた。
・必要なものを
・必要な場所で
・必要な時に
・最新データで
・必要なだけ印刷
このようなことが実現するのに最適だったのは、ネットワーク対応、ドキュメント作成時と同じ体裁を保つ、という特徴を持つPDFである。
 
   
CyberDocとODPの導入による各種効果  
   
ODPの導入により、今年度で各種コスト(廃棄コスト含む)が36%削減された。
またドキュメントを電子化したことでCD-ROMによるアーカイブが可能になったと同時に、海外拠点でのODPにより紙の使用量 が削減され、1996年から1999年までの3年間に目標値を上回る24.6%(量にして100トン近く)もの達成率を示すことができた。
 
   
データベースパブリッシング(DBP)とPDF  
   
横河グラフィックアーツではデータベースパブリッシングにも取り組んでいる。大まかな流れとしては、XMLでテキストや図、写 真などの素材と、表現方法および構造(タグ付け)を管理(構造化)し、そのデータをFrameMakerによってPDF化するというもの。XMLをFrameMakerに読み込ませるコンバータは自社開発した。
XMLを生成する部分は自動化されているため、既存の各種データベースのデータから一括読み込みでXML化し、FrameMakerでPDF作成が効率的に行える。最終的な出力は、FrameMakerからPDFを、紙、CD-ROM、Webといった用途に併せて出力する。
DBPとは?
DBPとは?
   
XML→FrameMakerによるDBPの特徴  
   
汎用的
市販ソフト(FrameMaker)を利用(入出力部分はカスタマイズ)DBPのエンジン部分は普遍
Windowsで処理可能
フォントエンベッドができるので、印刷の問題もクリア ・安価
投資回収は1〜2年で達成
ただし、注意すべき点として、恣意的な操作は排除し、運用には一定のルールを持たせることが必要。

XML-PDF DBP処理の流れ
XML-PDF DBP処理の流れ
   
まとめ  
   
・DBPとCyberDoc
・ドキュメントワークフローを統合
・ワンソース・マルチユースの実現
・自動化による工程の短縮とそれによる知的作業時間の創出
・汎用的なデータ入力環境(Webブラウザ、表形式データなど)

 
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