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製薬情報管理におけるPDFの活用事例
第一製薬株式会社 |
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新薬の開発・販売には、10年を越す研究期間と、4万ページにも及ぶ承認申請資料を要するのは決して珍しいことではない。しかし製薬会社にとって、他国で販売する度に申請資料を作成しなければならないのでは、負担は大きくなるばかりだ。
そこで現在、複数の国で認可を得る場合、医薬規制当局と製薬企業団体が合意したCTD(Common Technical Document)と呼ばれる日本、米国、欧州(今後はカナダ、スイスも追随する見込み)の承認申請資料共通フォーマットが認可されている。このフォーマットで申請資料を制作すれば、1部分を変更するだけで各規制当局に承認申請を行えるのだ。
「現在そのCTDを、Adobe PDFなど規制当局が認めるフォーマットで電子化する試み「eCTD」が進んでいます」と、第一製薬・薬事統計部ドキュメント管理グループの久保祐一氏は説明を始めた。 |
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| パテックスやカロヤンなど、ドラッグストアでも馴染みの深い医薬品を製造している第一製薬。久保氏は、承認申請資料の電子化に際し、Acrobatを採用した理由を6つ上げた。 |
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ファイルボリュームが小さく、大量の文書を管理、検索しやすいこと。またページつけ、統一ロゴ付与が可能で、印刷しやすいこと。 |
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開発期間が長いため、過去の紙のドキュメントと電子ドキュメントを同一形式で揃えられること。 |
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英語・日本語が混在するコンピュータ環境でも、表現力を維持した同じドキュメントが得られること。 |
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図表、写真、特殊なアプリケーションで生成された図表などを埋め込んでも、同じファーマットで一元管理できること。 |
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簡単に操作できるアプリケーションであること。 |
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eCTDに対応し、ドキュメント作成プロセスを効率化できること。 |
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新医薬品の承認申請資料は膨大で、開発期間は長期に及ぶ。関わる研究者も多く、さまざまなドキュメントを効率よく管理することは、プロジェクトの成果を左右すると久保氏は力説した。
「研究者、科学者がドキュメントを作る環境はさまざまですし、分析機器を使うことも多く、多様なデータを一括して管理する必要があります。しかも彼らはドキュメントを作る専門家ではありませんから、簡単な操作で作れなくてはいけません。Adobe PDFなら、将来的に技術が進歩しても、フォーマットが変わらないだろうという安心感もあります」。 |
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| PDFを活用し、オンラインで完成度の高いドキュメントを制作 |
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| 久保氏は、第一製薬が承認申請用ドキュメントを管理する際に試みたのは、工業製品のように品質を管理することだったと語った。 |
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第一製薬株式会社 薬事統計部ドキュメント管理グループ 久保 祐一氏 |
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| 文書管理システムのEG(エバーグリーン)の構築により、PDF化された申請用ドキュメントは国境を越え、リアルタイムに活用されることになった。膨大な資料の配付がなくなり、コスト削減も併せて実現 |
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