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| Adobe Illustrator 9.0新機能セミナー 昨夏に登場し、カラーモードの自動変換や透明機能、オーバープリントのプレビューなどですでに高い評価を集めているIllustrator 9.0。今回のデモンストレーションでより深く説明された内容も、最後に紹介しておこう。 まずは、Illustrator 9.0の新機能の中でも作業の効率化に役立つ、アピアランスパレットの応用編。描かれたのは往復2車線の道路だ。「1本のパスの属性(アピアランス)を複数個設定して、それぞれの属性で色、太さを変えて作っています。どの線を上にして重ねるかも、パレット上で自由に決めることができます」。パス1本の図形であることのメリットが説明される。 |
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| Web用ツールとして有用であるというのも、このIllustrator 9.0の大きな特徴だ。それを代表するのがカラーパレットに追加サポートされたWebセーフRGB。さらにカラーピッカー内にある「Webカラーのみ」のチェックボックスをチェックしておけば、常にWebセーフカラーで色指定することができるようになる。また、Web用に保存というダイアログボックスでは4つのプレビューが表示される。ラスタライズされた状態で示される、このプレビューによって、ブラウザ上での表示状態が確認できるのだ。 Illustrator 9.0ではJPEG、GIFはもちろん、SVG(Scalable Vector Graphics)やSWFファイルへの書き出しも可能になっている。SWFファイルへの書き出しは、実際にFlashアニメーションを作成することで説明された。モニタ画面に「Illustrator 9.0」のロゴをモチーフにした複数のオブジェクトが現れる。作業しながらの説明が続く。
レイヤーの分配、レイヤーのフレーム変換など、Illustratorが自動的にしてくれる作業も多く、そのため、手軽にFlashアニメーションがを作成できる。これをAdobe® LiveMotion(TM)を使って加工すれば、さらに本格的なアニメーションも作れる。Illustrator 9.0に追加された新機能は、今後、紙媒体のデザインだけでなく、Webデザインも手がけていこうと考える人にとって、かなり便利なのではないだろうか。使い慣れた、Illustratorの操作を応用する形で、Webの世界に移行できてしまうのだから。
Illustrator 9.0セミナーでは「機能が多くて使いこなせていなかったので、今回のセミナーは非常に役立った(ソフトウェア開発)」という意見や、「様々な機能がありIllustratorの使用意識が高まりました(設計部開発担当)」と、そのパワフルで多様な機能に感心する人が多くみられた。 3時間続いたセミナーだったが、最後まで参加者の熱い視線は途切れることなく注がれ、3部構成の、それぞれの間に設けられた休み時間にも、熱心な質問を講師にする人が多数、見受けられた。実際に現場で、InDesignやIllustratorを使っているという人の参加も多かった、今回のセミナー。その誰もが目の前のモニタで展開されるデモンストレーションに納得し、その有用性に見入っていた。デザインの現場は、これらのツールによって、確かに新しい時代へ突入した、そう実感したに違いない。 |
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