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わら半紙に鉛筆で描いた下絵をスキャンします[1-1]。「コピースタンプツール」を使って下絵に残ったアタリの線、消し残し、汚れなどを消して画面を整えます。[1-2]は修正前、[1-3]は修正後の画像です。
![わら半紙に鉛筆で描いた下絵をスキャンします[1- 1]。 「コピースタンプツール」を使って下絵に残ったアタリの線、消し残し、汚れなどを消して画面を整えます。[1-2]は修正前、[1-3]は修正後の画像です。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot02.jpg)
![「色調補正レイヤー」の[明るさ・コントラスト]を作成し、[1-4]のように設定し、主線を取り出します[1-5]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot03.jpg)
「色調補正レイヤー」の[明るさ・コントラスト]を作成し、[1-4]のように設定し、主線を取り出します[1-5]。
![さらに「色調補正レイヤー」の[色相・彩度] を作成し、[1-6]のように設定し、彩度を落としてなじませます[1-7]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot04.jpg)
さらに「色調補正レイヤー」の[色相・彩度]を作成し、[1-6]のように設定し、彩度を落としてなじませます[1-7]。
![わら半紙のテクスチャを用意し[1-8]、一番上のレイヤーにわら半紙のテクスチャを描画モード[乗算] で追加します[1-9]。これで、下絵の準備ができました[1-10]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot05.jpg)
わら半紙のテクスチャを用意し[1-8]、一番上のレイヤーにわら半紙のテクスチャを描画モード[乗算]で追加します[1-9]。これで、下絵の準備ができました[1-10]。
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![下絵の上に新規レイヤーを描画モード[乗算]で追加したら、「ブラシツール」で下塗りをしていきます。水彩風の仕上げにするために、ブラシは「ウェットスポンジ」を使います[2-1]。 後で全体を見て色を調整しますので、視認性の高い赤でざっくり塗り、はみ出た部分は細い消しゴムツールで消して整えます[2-2]。次に「イメージ」メニュー→[色調補正]→[色相・彩度...]で肌の色を調整します[2-3]。 同じ要領で各パーツの下塗りをしていきます[2-4]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot06.jpg)
下絵の上に新規レイヤーを描画モード[乗算]で追加したら、「ブラシツール」で下塗りをしていきます。水彩風の仕上げにするために、ブラシは「ウェットスポンジ」を使います[2-1]。後で全体を見て色を調整しますので、視認性の高い赤でざっくり塗り、はみ出た部分は細い消しゴムツールで消して整えます[2-2]。次に「イメージ」メニュー→[色調補正]→[色相・彩度...]で肌の色を調整します[2-3]。同じ要領で各パーツの下塗りをしていきます[2-4]。
![描画モードを[乗算]にした新規レイヤーを追加し、ブラシツールで陰をつけていきます。 質感が欲しいのでウェットスポンジを使います[2-5]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot07.jpg)
描画モードを[乗算]にした新規レイヤーを追加し、ブラシツールで陰をつけていきます。質感が欲しいのでウェットスポンジを使います[2-5]。

![ブラシの端のテクスチャがアナログ水彩風な斑をつくってくれるので、これを活かしながらあまり丁寧に塗らずに勢いと斑を残しざっくりと陰影を描写します。構造と光源を考慮して描きますが、あまりこだわりすぎず荒い感じにまとめます[2-6]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot08.jpg)
ブラシの端のテクスチャがアナログ水彩風な斑をつくってくれるので、これを活かしながらあまり丁寧に塗らずに勢いと斑を残しざっくりと陰影を描写します。構造と光源を考慮して描きますが、あまりこだわりすぎず荒い感じにまとめます[2-6]。
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![最終的な雰囲気を確認するために軽くメイクを描き込みます。 細部は詰めの段階で描き込みますので、あまり描き込みすぎないようにさらっと色味を足す程度にとどめます。[3-1]はメイク前、[3-2]はメイク後の画像です。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot09.jpg)
最終的な雰囲気を確認するために軽くメイクを描き込みます。細部は詰めの段階で描き込みますので、あまり描き込みすぎないようにさらっと色味を足す程度にとどめます。[3-1]はメイク前、[3-2]はメイク後の画像です。
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![新規レイヤーを描画モード[通常]で追加し、明るい部分を描写していきます。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot10.jpg)
新規レイヤーを描画モード[通常]で追加し、明るい部分を描写していきます。
レイヤーの[不透明度]を調節しつつ、[4-1]の「ハード円ブラシ筆圧サイズ」ブラシを使ってざっくりと塗ったら、アナログ塗りのような表現をデジタルで再現するため「消しゴムツール」でテクスチャのあるブラシを使って質感を描写していきます[4-2]。
![ブラシツールのみだとどうしても単調になってしまいます。「消しゴムツール」はとても多様な使い方ができます。ブラシの種類、透明度、筆圧などの設定をいろいろ試してみて、自分の気に入った表現を見つけてください[4-3][4-4]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot11.jpg)
ブラシツールのみだとどうしても単調になってしまいます。「消しゴムツール」はとても多様な使い方ができます。ブラシの種類、透明度、筆圧などの設定をいろいろ試してみて、自分の気に入った表現を見つけてください[4-3][4-4]。
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![陰の部分を締めていきます。新規レイヤーを描画モード[乗算]で追加します。「ブラシツール」を選択し、「ウェットスポンジ」ブラシ[5-1]を使い強い陰を描写して、絵を締めていきます[5-2][5-3] [5-4]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot12.jpg)
![上記の陰影部分の描き込みを作品全体に行いました[5-5]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot13.jpg)
陰の部分を締めていきます。新規レイヤーを描画モード[乗算]で追加します。「ブラシツール」を選択し、「ウェットスポンジ」ブラシ[5-1]を使い強い陰を描写して、絵を締めていきます[5-2][5-3][5-4]。
やりすぎると色が焼けた感じになるのでバランスを見ながら整えます。
上記の陰影部分の描き込みを作品全体に行いました[5-5]。

作品の描き込みが進んでいくと、全体像を把握しながら細部を描写する必要が出てきます。こういうときは、「ウィンドウ」メニュー→[アレンジ]→[○○の新規ウィンドウ]で複数のウィンドウを開き、ウィンドウごとに倍率を変えて表示して作業をするととても便利です。
左の画像は、同じファイルを2つのウィンドウで開き、それぞれ倍率を変えて表示している例です。
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![顔は、人物イラストの魅力を左右する重要なパーツです。他とのバランスを見て強めに描いていきます。 描画モード[通常]の新規レイヤーを作成します。[不透明度=100%]のままでは強すぎるので[不透明度=50%]程度に設定。次に、「ブラシツール」でざっくり塗った後に「消しゴムツール」で濃淡を調整して描き込みます[6-1][6-2]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot15.jpg)
顔は、人物イラストの魅力を左右する重要なパーツです。他とのバランスを見て強めに描いていきます。描画モード[通常]の新規レイヤーを作成します。[不透明度=100%]のままでは強すぎるので[不透明度=50%]程度に設定。次に、「ブラシツール」でざっくり塗った後に「消しゴムツール」で濃淡を調整して描き込みます[6-1][6-2]。
![さらにメイクを施します[6-3][6-4」。私の場合は、ストリート系の強めなメイクにすることが多いのですが、依頼主の意向や作品のコンセプトに応じてメイクを描き分けられると便利です。日頃からファッション誌などを参考に練習するとよいでしょう。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot16.jpg)
さらにメイクを施します[6-3][6-4」。私の場合は、ストリート系の強めなメイクにすることが多いのですが、依頼主の意向や作品のコンセプトに応じてメイクを描き分けられると便利です。日頃からファッション誌などを参考に練習するとよいでしょう。
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全体の質感を詰めていきます。体の関節などに色味を加えます。新規レイヤーを描画モード[乗算]で追加し、エアブラシツールで赤みを加えます[7-1][7-2]。
![全体の質感を詰めていきます。体の関節などに色味を加えます。新規レイヤーを描画モード[乗算]で追加し、エアブラシツールで赤みを加えます[7-1] [7-2]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot17.jpg)
細部の質感を描写していきます。細かな質感描写は不透明度を高めにした描画モード[通常]のレイヤーに、小さめの「ハード円ブラシ筆圧サイズ」で描きます。テクスチャがほしい場合は、「消しゴムツール」で質感のあるブラシを利用して表現します[7-3]。この質感描写を、作品全体に施します[7-4]。
![細部の質感を描写していきます。細かな質感描写は不透明度を高めにした描画モード[通常]のレイヤーに、小さめの「ハード円ブラシ 筆圧サイズ」で描きます。テクスチャがほしい場合は、「消しゴムツール」で質感のあるブラシを利用して表現します[7-3]。この質感描写を、作品全体に施します[7-4]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot18.jpg)
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![勢いを表現するために背景に効果線を入れることにします。まず、人物のマスクを作ります。「パス」パレットに新規パスを作成し、「ペンツール」で人物の形になぞってパスを描きます[8-1]。次に、作成したパスのサムネイルをx+クリック して選択範囲として読み込みます。「選択範囲」メニュー→[選択範囲を反転」で人物以外の領域を描写可能にします[8-2]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot19.jpg)
勢いを表現するために背景に効果線を入れることにします。まず、人物のマスクを作ります。「パス」パレットに新規パスを作成し、「ペンツール」で人物の形になぞってパスを描きます[8-1]。
次に、作成したパスのサムネイルをx+クリックして選択範囲として読み込みます。「選択範囲」メニュー→[選択範囲を反転」で人物以外の領域を描写可能にします[8-2]。ちなみに、選択範囲の点線が描写時に邪魔な場合はx+Hもしくは「表示」メニュー→[表示・非表示]→[選択範囲の境界線]をoffにします。
![背景に「ウェットスポンジ」ブラシを使って効果線を描いていきます。半透明の「消しゴムツール」でブラシを「ウェットスポンジ」や「エアブラシ」にして好みのグラデーションになるまで調整します[8-3]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot20.jpg)
背景に「ウェットスポンジ」ブラシを使って効果線を描いていきます。半透明の「消しゴムツール」でブラシを「ウェットスポンジ」や「エアブラシ」にして好みのグラデーションになるまで調整します[8-3]。
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ピアス、リップ、装飾品などに不透明度を下げて半透明にした「ハード円ブラシ筆圧サイズ」で光の輝きを描き込みます[9-1]。
また、最終的な仕上がりサイズに画面をトリミングして、タイトルを入れて終了です[9-2]。
![ピアス、リップ、装飾品などに不透明度を下げて半透明にした「ハード円ブラシ 筆圧サイズ」で光の輝きを描き込みます[9-1]。また、最終的な仕上がりサイズに画面をトリミングして、タイトルを入れて終了です[9-2]。](/jp/joc/design/books/socym/images/01_shot21.jpg)
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彩Xi
1973年生まれ、東京都出身。武蔵野美術大学日本画学科卒。京都四条派精華会三代目田中玉紅の元で古典日本画技法を学ぶ。2006年よりストリートファッションイラストレーションをメインに活動を始める。http://xion.cc/

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