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CADで作成された3Dデータを再びIllustratorへ

完成した試作品を元に、量産化を前提とした微調整が行われ、CAD上で細かい微調整した最終決定のDXF形式のデータは再びプラグインを介してIllustratorへとコンバートされる。CADによって三次元化されたデータはIllustratorに取り込み後、彩色がなされたあと取扱い説明書のカットなどに流用するのだそうだ。

「CADからコンバートされた最終デザインのDXFデータは取扱い説明書のカットに利用するほか、同一モデルのカラーバリエーションを作成するのに利用します。最終仕様をCAD上で決定するため、IllustratorとCADの間で双方向のデータコンバートが必要なのです。」

こうして、製品ができあがるまでの流れを見ると、すべての工程において、Illustratorが重要な役割を果たしていることがわかる。ひとつのデータソースがあますところなく、利用することによって、ワークフローの短縮に繋がるだけでなく、コストの削減にも多いに役立っている。

取り込まれたDXFデータをIllustratorで彩色した最終データ

取り込まれたDXFデータをIllustratorで彩色した最終データ。最初に描かれたデザイン画と比べると、各所に修正が加えられていることがわかる。

 

DXFからIllustratorにコンバートされたデータ

EXDXF-Pro2によって、再びIllustratorに取り込まれたCADのDXFデータ


IllustratorCS4のグラデーション機能に期待

デザインセンターでは、専用プラグインの都合上、これまでIllustrator 10を利用してきたが、今回、プラグインが 最新のCS4に対応したことから、現在ではIllustrator CS4を利用している。

「CS4は使い始めたばかりですが、新しいグラデーション機能はとても良いですね。デザインイメージを作成する際にグラデーションはよく利用するので、作業が楽になると思います。」

いつの時代でもIllustratorは、デザイナーが作成したイメージを忠実に再現してくれる信頼のできるアプリケーションであると語ってくれた。今回取材したG-SHOCKに限らず、インダストリアルデザインにおいては、デザイナーと設計が一体となり、モノ作りに取り組む必要があるのだと実感することができた。その仲介役としてのIllsutratorの役割は大きい。

今後も世界中のG-SHOCKファンを驚ろかす個性的な製品を期待したい。

 

RIZEMAN最終デザイン