アクセシビリティ
Adobe
サインイン 注文状況 マイアカウント

ADOBE DESIGN MAGAZINE

ADOBE CREATIVE SUITE 4 DESIGN EDITION ユーザ事例 デザイン 雑誌 書籍 印刷 HOME 入門ガイド 活用ガイド ユーザ事例

日本の印刷業界に『通販』という概念を生み出したグラフィック。徹底的なコスト管理、工程管理により印刷価格を大幅に圧縮し、オフセット印刷をより身近なものにした立役者だ。しかも、カラーマネージメントを徹底させ、安くても安定した品質を実現。さらには印刷通販専用工場で作業を一貫して管理することで、最短24時間以内の発送も実現する。これまでの印刷の常識を次々に打ち砕いてきた革命児とも言える印刷会社だ。

これまでの常識を覆す低価格を実現した印刷通販

グラフィックの前身は製版会社。デジタル化により縮小傾向にあった製版業務に変えて、新たな収益源として2001年から取り組み始めたのが印刷業務だった。ただ、製版会社として印刷会社から仕事を請けている以上、同じ地域で印刷の大々的な営業活動はできない。悩んだ末に出した答えが、インターネットを利用した印刷の『通販』だ。これなら商圏を同社がある京都に限定せず、極小ロットに特化して全国展開を行えると考えた。

株式会社グラフィック

株式会社グラフィック
住所:京都市伏見区下鳥羽東芹川町33
URL:http://www.graphic.jp


CS4の出力に関しては現状まったく問題ありません。― 竹村石二氏

そこで同社は、印刷会社として初めて楽天市場に出店。当時A4サイズ500枚のフルカラーオフセット印刷で8000円というサービスを開始した。なぜ楽天だったのか、そして当時としてはケタ外れの低価格をなぜ実現できたのか、印刷部印刷通販課係長の竹村石二氏は当時をこう振り返る。

「当時の弊社にはECの技術がまったくありませんでした。まだ売れるかどうかもわからない状態で大きな投資はできなかったため、まずはショッピングカート機能のある楽天で始めようと。というより、知識が無くても安心して使えるサイトは楽天市場しかなかったというのが本音ですね。おそらく印刷業としては初の出店だったかと思います。価格については、通販でやるからには一般の消費者が購入しやすい価格で、なおかつぎりぎり利益が出る価格を設定しました。通販であるがために可能なあらゆるコストカット、作業の効率化を実践したことで実現できた価格でした」。

絶対的な高品質とサポート力が躍進の決め手

とはいえ、出店当初は、安すぎて不安だ、本当にオフセット印刷なのか、といった価格と品質を疑問視する問い合わせが相次いだそうだ。しかし、同社の前身は印刷会社の下請けとなる製版業。品質、コスト、納期などあらゆる面で厳しい環境下での作業をこなしていくうちに自然と技術力が付いた。同社工場長の橋井浩氏は「印刷も社内で行うことで、製版で培った色再現の技術やデータをミス無く出力する技術がより活かされるようになった。品質には絶対の自信がある」と強調する。徹底したプロファイル管理を行うことで、印刷機の個体差によるバラつきを軽減して標準印刷を実現した。

出力の現場

グラフィックWEBサイト


InDesign CS4のライブプリフライトに関しては、弊社推奨の設定をプロファイルにしてWebサイトで配布するサービスを行っています。― 田中幸則氏

こうして、品質の高さと価格の安さが顧客に支持され、その評判が口コミ的に広がり今では印刷通販のトップ企業として成長。現在は自社サイトで多彩なサービスを展開している。同社の強みを印刷部印刷通販課課長代理の田中幸則氏に伺った。

「基本的には高品質、24時間対応、納期厳守というところですが、強力なサポート力も弊社の強みだと思います。それがお客様にとって安心感につながっているのではないでしょうか。サポートは電話、Webサイトともに充実させています。WebサイトにはDTPに関する疑問を解決できる『DTPテクニカルガイド』を多数用意し、ダウンロードできるようになっています。もちろん、データの作り方も必要に応じてご説明しています。弊社を利用するお客様には一般のお客様も非常に多いので、やはりサポートの強化は特に重要視しています。CS4サポートももちろん始めています」。

ライブプリフライトのプロファイルを配布開始

データ作成に関するマニュアルも早速CS4対応版をリリース。InDesign CS4のライブプリフライト、Illustrator CS4の分版プレビューなど、安全に出力するための新機能についても活用方法を掲載している。

「InDesign CS4のライブプリフライトに関しては、弊社推奨の設定をプロファイルにしてWebサイトで配布するサービスを始めました。うまく活用していただき、データ作成時のミスの低減に是非お役立ていただきたいですね」と田中氏。

もちろん、CS4のデータ入稿に関してもすでに対応済みで、すでに数十件程度の入稿実績があるという。現状CS4の入稿に関して「現段階ではまったく問題ない」と竹村氏は胸を張る。出力周りに関しては前バージョンからあまり変更がなかったこと、事前のシミュレーションでも問題はなく、また導入RIPのメーカーである大日本スクリーン製造からも問題ないという返答があったことから、早期のCS4の入稿対応に関して不安はなかったそうだ。

また同社では、PDF/X-1aで入稿するとポイント還元による割引制度を行うなど、PDF入稿に対して積極的だ。これはPDF入稿からの印刷が、より安定して行えるという証でもあるだろう。CS2以降、PDF/X-1aの書き出しは非常に簡単になったため、利用者は徐々に増えているという。

印刷を『通販』という形で新たなマーケットを切り開いてきたグラフィック。急成長の裏には徹底した品質管理と、強力なサポート力があった。また、最新の印刷機、最新の色管理システム、最新のワークフローRIPの導入など設備投資にも積極的で、より高品質な印刷物をさらに効率よく印刷できる環境をつねに追い求めている。この快進撃はまだまだ続きそうだ。

徹底した 標準品質管理で、印刷品質のバラつきを 抑えます。― 橋井浩氏

徹底した 標準品質管理で、印刷品質のバラつきを 抑えます。― 橋井浩氏

グラフィック的CS4のオススメ!

ID

ライブプリフライト

グラフィック推奨のプロファイルを配布開始しました。これを使用して作成したInDesignデータなら出力トラブルが激減するはず!
▶詳しくはこちら

Ai

分版プレビュー

Illustratorで良くあるトラブルとして、モノクロ印刷物の制作時のカラー設定ミスが、分版プレビューにより一目瞭然。是非活用してほしいです!
MOVIE ムービーをAdobe TVで見る

Ai

マルチアートボード

Illustratorでも簡単なページ物ができるのが良いですね。PDFに書き出すときも便利で、かなり使える機能でしょう!
▶詳しくはこちら