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ADOBE DESIGN MAGAZINE - INDESIGN CS5.5 ユーザ事例 株式会社小学館

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「MEN'S Precious」編集部が語るAdobe Digital Publishing Suiteの魅力

小学館が発行する「MEN'S Precious」は時代や流行に流されることのない、往年の"かっこいい男達"のこだわる男のモノ語りマガジンだ。

ファッションから旅、食、酒まで、男心を熱くしてくれる魅惑のコンテンツが、今回、初めてデジタルマガジンとしてリリースされた。

紙面と同様にクオリティの高い写真素材と文章に加え、サウンドや数々のギミックを備えたデジタルマガジンは、まさに"リッチ"なコンテンツとして仕上がっている。

今回は、MEN'S Precious編集部のスタッフにデジタルマガジンの有効性と、Adobe Digital Publishing Suiteの魅力について語ってもらった。

株式会社小学館

小学館は1922年に創立され、小学生を対象とした学年別学習雑誌に始まり、現在では、幼児誌から一般誌まで幅広い雑誌を発行する総合出版社。書籍部門でも絵本・図鑑・辞典・百科事典・文芸書などを発行している。

小学館公式サイト
http://www.shogakukan.co.jp/

MEN'S Precious
http://mensprecious.jp/


少しがんばればすごく楽しいコンテンツができる。これはとても嬉しい発見でした。

二次元から三次元への展開

同誌編集部では、初の試みとなったデジタルマガジンは、デザイン会社・印刷会社の協力の元に制作が行われた。普段作りなれている紙媒体とは多くの点で異なるわけだが、実際の作業はどのように進んだのだろうか。

MEN'S Precious編集長橋本記一氏は、「当初は、デジタル書籍を発行するにも技術面やコスト面で壁はまだまだ高いなと感じていましたが、作業を進めるうちにいつもより少しがんばるだけで楽しいコンテンツが作成できてしまうことがわかってきた。紙の雑誌と電子メディアの連動という未来像が現実に近づいてきたことを実感できました。」と語る

同社デジタル事業局第二コンテンツ営業室の小沢清人氏が、橋本氏の期待に応える技術を様々検討した結果行き着いたのは、Adobe® Digital Publishing Suite®だった。

紙の誌面では多くの写真からベストなものを一枚だけ選んで掲載しているが、使われなかったカットをDigital Publishing Suiteでまとめると、アニメーションがすぐに作れてしまう。動画ではなく、パラパラアニメのような表現が雑誌コンテンツととても親和性が高く、特別な機材がなくても実現することができる、紙の誌面との相性の良さをDigital Publishing Suiteの魅力の一つと感じている。

今後、制作を重ねてゆくうちにノウハウも蓄積され、ソフトウェアもより進化して、さらに多くのことができるようになるでしょうと、同社デジタル事業局第二コンテンツ営業室に所属する岸義彦氏は語る。

デジタルが持つメディアとしての魅力

制作が進むうちに編集部内でも様々なアイデアが飛び交うようになり、デジタルの持つ魅力というものに気づき始めたという。

例えば、リストウォッチを紹介する記事がある。読者に対して如何にインパクトを与えるかを紙媒体で考えた場合、当然、動きではなく静止画の写真で表現しなくてはならない。

デジタルマガジンではそこへ三次元的な動きを与えることができる。実際、デジタル版MEN'S Preciousでは、リストウォッチをスライドさせることで、紙面では見られなかった時計の背面を見ることができる仕組みになっている。このように、紙媒体では説明的になってしまうことでも、デジタルならば違和感なくできるのが魅力なのだそうだ。

しかし、色々な事ができるからと言って、あれもこれもと詰め込んでしまうと冗漫化してしまうので、そこは注意する必要があると、同誌デスクの尾崎弘樹氏は語ってくれた。

 

全体としては良くできた感はあるが、実際のポテンシャルはまだあると語る橋本記一編集長

全体としては良くできた感はあるが、実際のポテンシャルはまだあるはず、と語る橋本記一編集長


デジタル版MEN'S Preciousの“ゼニス”特集ページ。雑誌版では見ることのできなかった時計の背面などを見ることができる。

デジタル版MEN'S Preciousの"ゼニス"特集ページ。雑誌版では見ることのできなかった時計の背面などを見ることができる。