AIR 2.0 サンプルアプリと使用 API 紹介 Part1
新ネットワーク API を活用したコミュニケーションツール「airPort 」の紹介
Adobe Flex/ Adobe AIR 認定インストラクタの宮田 亮氏は、airPort の紹介を行いました。
セッション資料 PowerPoint ドキュメント(.zip 271KB)
airPort は、コミュニケーションアプリケーションツールです。
以下のような機能があります。
- 同一ネットワークにある airPort ユーザーと通信
- インターネット上の airPort ユーザーと通信 (LCDS/BlazeDS などのサーバ )
- リアルタイムコミュニケーション
- ファイル送受信
- メールサーバなどのインタネットサーバへのアクセス
- TLF 文書の送信

Adobe Flex / Adobe AIR 認定インストラクタ
AIR 2.0 プレリリースプログラム コミュニティマネージャ
Flex 4 プレリリースプログラム コミュニティマネージャ
宮田 亮氏
機能以外にも、デザイナーが Illustrator でデザインを行い、作られたデザインを Flash Catalyst でコンポーネント化し、最後に Flash Builder でコーディングするというワークフローで作成したことを紹介しました。
活用した主な Adobe AIR 2.0 新機能は以下の通りです。
- 新しいネットワーク機能 (TCP/IP 通信)
- グループ間コミュニケーション
- ファイル送信
- OS のネットワーク情報
- 受信したファイルを開く
- デフォルトアプリケーション起動
- ローカルにないファイルのドラッグダウンロード
- ファイルの保存、起動

airPortのデモ
宮田氏は、コンセプトについて「最近 Google Wave、Yahoo Messenger、MS Messenger などのパーソナルコミュニケーションツールを見かけますが、これらを超えるのものが Adobe AIR2.0 で作れるのではないかということで作成した。」と語り、クラウド環境などでの AIR クライアントの強みについても説明しました。
次に airPort で使用している AIR 2.0 新 API の紹介では、OS で関連付けされたアプリケーションでファイルを開く操作について具体的に説明しました。flash.filesystem.File クラスの openWithDefaultApplication() メソッドを用いることによって、OS で関連付けられているファイルタイプに従い、デフォルトのアプリケーションを起動してファイルを開くことができます。
手順は以下の通りです。
- 開くファイルを参照する File オブジェクトを作成
- openWithDefaultApplication() メソッドを呼ぶ
openWithDefaultApplication() メソッドには、制約事項により以下のOS で関連付けされたアプリケーションでファイルを開くことはできません。
- Windows
- .bat .com .exe .lnk .vbs
- Mac
- .app
- Linux
- .csh .ksh .sh
開くことのできないファイルを開くと、以下のエラーコードが返ってきます。
Error #3001 IllegalOperationError ファイルまたはディレクトリへのアクセスが拒否されました。
ファイルが存在しない場合は、以下のエラーコードが返ってきます。
Error #3003 ファイルまたはディレクトリが存在しません。
最後に、ローカルに存在していないファイル ( バーチャルファイル ) をドラッグ可能にする機能を、デモを交えながら紹介しました。flash.desktop.URLFilePromise クラスを使用することにより、Windows の Explorer、Mac の Finder などでファイルが使用可能になると宮田氏は語りました。
