
Adobe MAX 2009が2009年10月5日、6日、7日と、米国カリフォルニア州ロサンゼルスにおいて開催された。
このイベントでは、Adobe Flash Platform, ColdFusion, LiveCycleなどの新製品に関連する発表や、ハンズオンを含む
350を超える数のセッションが行われ、連日大盛況を見せた。
基調講演1日目
最初に、アドビ システムズ社社長兼CEO(最高経営責任者) のシャンタヌ・ナラヤンが登場し、『アドビが目指すのはコンテンツに対するエコシステムの実現であり、ただコンテンツを提供するのではなく「コンテンツ+アプリケーション」を提供すること、クリエイションをサポートするのではなく「クリエイション+オプティマイゼーション」をサポートすることが大事』と、アドビのコンテンツ創造に関するビジョンを語った。

アドビ システムズ社 社長兼CEO シャンタヌ・ナラヤン
続いて、オムニチュア社 CEO のジャシュ・ジェイムズから、『オムニチュアは創業以来、一貫して顧客の売り上げに貢献できる仕組みを構築することに力を注いでおり、解析や分析によるビジネスの最適化技術はその中から生まれたものだ』と語った。 オムニチュアとアドビの融合は、アドビ製品にオムニチュアの最適化技術が組み込まれることを意味し、シャンタヌ・ナラヤンが語った「クリエイション+オプティマイゼーション」の実現に繋がる。

オムニチュア社 CEO ジャシュ・ジェイムズ
アドビ システムズ社 CTO(最高技術責任者)エクスペリエンス&テクノロジ部門担当上級副社長のケビン・リンチは、Flash Player 10.1とAIR 2.0 を紹介し、デモを行った。

アドビ システムズ社
CTO エクスペリエンス&テクノロジ部門担当上級副社長
ケビン・リンチ
各テクノロジの特徴は以下になる。


Flash Player 10.1
- スマートフォン対応
- マルチタッチ、加速度計、画面傾き検知
- メモリ、電量消費、ハードウェアアクセラレーションの最適化
- HTTP ビデオストリーミング
- コンテンツ保護
- ピアネットワークアシスト


AIR 2.0
- USBストレージデバイスの検出
- パフォーマンスの向上
- ネイティブインストーラのサポート
- ネイティブアプリケーションの起動
- ソケットサーバ
- UDPのサポート
- アクセシビリティ
アドビ システムズ社 ビジネスプロダクティビティ事業部門担当、上級副社長兼ゼネラルマネージャーのロブ・ターコフは、ColdFusion 9とLiveCycle ES2 を紹介した。

アドビ システムズ社
ビジネスプロダクティビティ事業部門担当、
上級副社長兼ゼネラルマネージャー
ロブ・ターコフ
各テクノロジの特徴は以下になる。

ColdFusion 9
- EclipseベースIDE(統合開発環境)
- Flash Builderのプラグイン
- クラウドへの対応

LiveCycle ES2
- LiveCycle Mosaic ES2
- LiveCycle Collaboration Service(旧Cocomo)
- LiveCycle Launchpad ES2 (AIRアプリケーション)
- LiveCycle Workspace ES2 Mobile
- Flash Builderプラグイン
- クラウドへの対応
続いて、アドビ システムズ社 プラットフォームエバンジェリストのベン・フォルタが、ColdFusion 9とLiveCycle ES2のアーキテクチャを紹介した。

アドビ システムズ社
プラットフォームエバンジェリスト
ベン・フォルタ

LiveCycle Mosaicは、エンタープライズアプリケーションのUIフレームワークであり、写真のようなタイル形式のアプリケーションを容易に構築することが可能である。

さらに、各タイルはFlexアプリケーションだけでなく、PDFやHTMLでも構築できる。
次に、アドビ システムズ社 クリエイティブソリューション事業部門担当、上級副社長のジョン・ロイアコノが、Photoshop CS5とFlash Professional CS5のデモを行った。

アドビ システムズ社
クリエイティブソリューション事業部門担当、上級副社長
ジョン・ロイアコノ

Photoshop CS5では、新しいブラシツール機能を紹介。

Flash Professional CS5では、同一のFlashアプリケーションを複数の種類のデバイス向けに変換することができ、今回ターゲットとしてiPhoneおよびiPod Touchが加わる。
最後には、ジョン・ランドープロデューサーが登場し、2009年12月18日公開予定の最新作3D立体映画『AVATAR』の一部が上映され、『AVATARで描かれる緻密なCGはアドビの技術がなくては実現が困難だった』と語った。

ジョン・ランドープロデューサー

2009年12月18日公開予定
最新作3D立体映画『AVATAR』

会場の様子

