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Adobe Focus In ~プロフェッショナルのための映像制作情報~

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Adobe CS4 Production Premium
Mac Pro 2.66GHz Quad/8GB RAM

臨場感が求められる時代

5.1chサラウンドやハイビジョンについて、業務・放送機器はやや遅れをとっているかもしれません。2011年7月のアナログ放送終了に向けて家庭向けのハイビジョンテレビの普及に力が入る一方、AVCHD方式の小型ビデオカメラも急速に進化し、感度や手ぶれ補正などでは業務機に匹敵する機種も登場しています。また、放送番組のサラウンド配信が実用化され、規格統一に伴ってBlu-rayメディアのタイトルリリースも本格化したことから、映画やスポーツ観戦などに臨場感を求め、スペースを取らずに大画面化ができる液晶やプラズマテレビに合わせてホームシアターシステムやサラウンドヘッドホンの機種も豊富に揃うようになりました。

サラウンドがデフォルト

DVDの時代は、5.1chサラウンドは収録からミキシングまで、専門のエンジニアが整った設備で行ない、予算をかけたタイトルに使用されるものでした。しかし、AVCHD/H.264方式のカメラの新機種が続々と登場する今日では、特に中〜高機能モデルへの5.1chマイクの搭載は一般的になり、旅行やイベントなどを普通に撮影するだけで、5.1chサラウンド収録が行なわれるようになっています。

Premiereの編集画面

これらのカメラの映像が放送番組でそのまま使用されることはないかもしれませんが、コンテンツ制作の現場では魅力的な作品づくりに役立つでしょう。たとえば映画やアーティストのライブ、コメディアンのステージを収めたBlu-rayタイトルの特典映像として、メイキングや舞台裏のシーケンスを制作する際に、小型カメラの機動性を活かした映像に加え、臨場感溢れるサラウンド音声によって、より付加価値の高いものにすることが出来ます。

また、数人で歩いて会話しているだけでもそれぞれの位置関係などを体感できますが、電車やカーレース、アクロバット飛行、自然風景など乗り物や動物などが動き回るものも、よりリアルな再現が出来るでしょう。

電車やカーレース、アクロバット飛行、自然風景など乗り物や動物などが動き回るものも、よりリアルな再現が出来る

映像も音声もそのまま

切り出しと転送

Intel Mac上でFinal Cut Pro 6やFinal Cut Express 4、iMovie '09を使用している場合、AVCHDの素材を中間コーデックに変換して取り込むことが出来ますが、残念ながら音声はステレオにミックスダウンされてしまいます。小型カメラの内蔵マイクの音声だからといって、せっかく収録されたものを切り捨ててしまうのは作品づくりの幅を狭めてしまうことになりかねません。

チェックボックス


オーディオトラック

一方、Premiere Pro CS4であれば、カメラのメディアからHDDに素材をコピーするだけですぐに読み込むことができ、カメラの拘束時間や変換の手間をかけずに編集に取りかかれます。また、ストリームに5.1chオーディオが含まれればそのままタイムラインに各チャンネルが再現されますので、収録された映像と音声をお使いのMac上でそのまま使用でき、編集ツールが機材の機能や性能に制約を加えることがありません。