背景の明るさを調整する必要がありますが、その前にマスクを使って積み木と背景を別々に分けておきます。個別に補正することで、明るさを調整するときに、家の壁が白飛びしてしまうことを防ぎます。
3-1 積み木をマスクする
ツールパレットから「クイック選択ツール
」を選択し、背景のみを選択します。
選択範囲が決まったら破線で選択範囲が囲まれている状態のまま、ポイント2で作った「被写界深度補正」レイヤーを複製し、「レイヤーマスクを追加
」アイコンをクリックします。レイヤー名は「背景」とします。
「クイック選択ツール」ですばやく選択範囲を指定
3-2 マスクを反転させて、背景をマスクする
「背景」レイヤーを複製し、マスクサムネールをクリックします。レイヤー名は「積み木」とします。
「マスク」パネルで「反転」ボタンをクリックします。積み木を覆っていたマスクが反転し、背景がマスクされました。Photoshop CS4の新機能「マスク」パネルでは、作成したマスクのあらゆる編集が可能です。
マスクサムネールをクリック
「マスク」パネル
「積み木」レイヤー
「背景」レイヤー
柔軟なマスクの編集を可能にしたマスクパネル
Photoshop CS4の新機能「マスク」パネルでは、マスクに関するあらゆる設定の編集が可能です。特に「マスクを調整」ダイアログによる境界線の編集は、半径、コントラスト、滑らかさ、ぼかし、縮小/拡張と多岐にわたります。
マスクを作成する前の選択範囲については、Photoshop CS3でも同じように詳細な設定が可能でしたが、一度マスクに変換してしまうと境界線を編集することはできませんでした。マスク機能はフォトレタッチおいて、たいへん重要で頻繁に用いる機能でもあります。この「マスク」パネルの登場による作業効率アップは、Photoshop CS4の大きなメリットになります。
詳細な設定が可能な「マスクを調整」ダイアログ



