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| 日本のみならず世界で認められる作品を生み出している漫画家の寺沢武一氏。同氏は、積極的に新しい表現を作品に取り込み、いち早くマンガとCGとの融合を試みたり、デジタルメディアでのマンガ表現などを行ってきた。寺沢氏は、自らのWebサイトを数年前から開設しているが、それを2001年の春にリニューアル。そのサイト構築には、Adobe® LiveMotion(TM)とAdobe® GoLive 5.0®が使用されている。同氏がこれらのツールを選択したポイントを聞いた |
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| 世界に向けて自らの作品世界を公開 | |||||||||||
| 今回リニューアルされたサイトのポイントは、どこでしょうか。 寺沢武一氏(以下、寺沢):Web上に「武一ワールド」を構築、ということを目的に作成しました。英語版のページ作成や作品発表のためのシアターは、それらの目的のためです。また、デジタルデータでの販売を行う場という面もあります。 マンガとWeb、それぞれの表現は異なるものでしょうか。 寺沢:いや、マンガは作品ですが、Webは流通の1つと考えています。Web上に、マンガや音楽や詩などは乗せられますが、その逆はありませんよね。ただ、Webで立体的な作品作りということはできます。今回、LiveMotionを使って表現しているのは、そういうものです。ただし、それはWeb上である必要はなく、やはりWebは流通ですね。 つまり、サイトはWeb上に公開したアミューズメント施設であり、全世界に向けた店舗というところでしょうか。 寺沢:そうですね。自分たちのできる範囲で最大限のものを、徐々に増やしていく予定です。 |
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| マンガの世界に3次元的表現を付加するLiveMotion | |||||||||||
| LiveMotionを選択した理由を聞かせてください。 寺沢:カンですね(笑)。ちょっと説明を受けた時にピーンとくるものがありました。自分のイメージに沿ってコントロールしやすく、立体的な作品作りが行えると思ったのです。もちろん、すべてを自分でやる必要はないのですが、このソフトを使うことでどういうことができるかを想像できないと、一緒に作っていけません。 絵を描くためにPhotoshopも利用されていますが、LiveMotionとの連携や操作性などはいかがですか。 寺沢:Photoshopで作成したデータを、LiveMotionでそのまま利用できるというのがよいですし、操作性も同じアドビ製品として共通している部分が多いです。Photoshopが2次元を表現するツールであるとすれば、LiveMotionは3次元表現を行えるものですね。2次元の表現だけではない作品作りを目指すマンガ家にとっては、LiveMotionはよい選択肢の1つになるのではないかと思っています。 マンガの素材を生かした3次元表現とは、どのようなものなのですか。 寺沢:これは感覚的なものなのですが、たとえば部屋を表現するときにマンガでは描いてしまったものだけで終わってしまいます。それに対して、窓をクリックすると子供の声が聞こえてくるようにして、外の様子を感じさせる、もしくは、それは過去の回想かもしれませんが、そのようなバックグラウンドを表現することを3次元的と考えているのです。 |
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| クリエイターのニーズに合致したGoLive | |||||||||||
| 全体のサイト構築に関して、どのような作業行程で進めたのでしょうか。 寺沢:僕はサイト全体のイメージを指示し、あとはうち(株式会社寺沢プロダクション)の松下がGoLiveで制作しました。 GoLiveを選んだ理由について、教えてもらえますか。 松下愛子氏(以下、松下):これは、GoLive Cyber Studio(GoLiveがアドビ製品になる以前の名称)の時から使用してきたからですね。私がこのサイトを担当するようになって以来ですから、CyberStudioのバージョン2.0から使っています。今回はGoLive 5.0を使用しました。 新バージョンを利用して、どうでしたか。 松下:他社のツールとは異なり、クリエイターが使いやすいツールだと思いました。プログラマー寄りのツールだと、作業を進めているうちに何をやりたかったのか、分からなくなることがあるんですよ。それがGoLiveでは感じられませんでした。これは、LiveMotionにも共通しています。 JavaScriptによるアクションなども利用されていますが、これらの設定などはどうでしたか。 松下:基本的なタグぐらいしか私は知らないのですが、GoLiveでは問題なく設定できました。 最後に、今後サイトをどのようにしていく予定か教えてください。 寺沢:これは先ほども述べましたが、Webで武一ワールドと呼べるテーマパークを作り上げていきます。特にシアターに力を入れ、新しい表現を探っていきたいですね。 |
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