Accessibility

様々なアクセス支援技術

ソシオメディア株式会社
翻訳 / 監修 :ソシオメディア株式会社

アクセス支援技術のデバイスについて学んで、障害のある人がWebを利用するときに直面しているバリアについて正しく理解してください。


スクリーンリーダー

説明: 全盲およびロービジョン(弱視)のユーザーが使用するソフトウェアで、コンピュータの画面上の情報をユーザーに伝えてくれます。これには、音声で読み上げてくれるソフトウェアと点字形式のディスプレイ(ピンを上下させて文字を表示する装置-全盲のユーザーがコンピュータを使用する手段としては初期のもの)に表示するハードウェアの2種類があります。

対象: 全盲またはロービジョン(弱視)のユーザー

デザイン上の注意点: スクリーンリーダーは、テキストの情報しか扱うことができません。イメージ、イメージマップ、アニメーション、ビデオ、そしてオーディオといったコンテンツは、それを説明するテキストの情報があればスクリーンリーダーでも伝達することができます。スクリーンリーダーは、仕様に準じたHTMLを前提としています。正しく適切にマークアップされたHTMLは、スクリーンリーダーのユーザーにとってのWebユーザビリティを著しく向上させます。

画面拡大ツール

説明: 画面を何倍にも拡大してくれるソフトウェアです。また画面拡大ツールを使うと、ユーザーはディスプレイのデフォルトの色設定を変更することができます。例えば、画面を反転表示させて黒地に白文字というような配色に変更させることが可能です。

対象: ロービジョン(弱視)のユーザー

デザイン上の注意点: 画面拡大ツールは、ユーザーの見たい画面の一部分を拡大して画面全体に表示させるために、マウスカーソルの動きまたは画面のアクティブな領域を追います。そのため、コンピュータとは別の独自のカーソルで操作するソフトウェアを操作するときには、ユーザーの見たい部分と違うところを拡大してしまうなどの問題が起こることがあります。

音声認識システム

説明: ユーザーの音声によって、データを入力したりコンピュータを操作したりすることを可能にするソフトウェアです。

対象: 特に、マウスやキーボードを操作するのが困難なユーザー

デザイン上の注意点: 基本的に、キーボードコマンドで操作可能なソフトウェアは音声認識システムでも操作することが可能です。スクリプトやFlashムービーのコントロールでは、マウスによるイベントだけでなくキーボードによるイベントも定義することが重要です。

操作スイッチ

説明: 画面上をスキャンするソフトウェアで幾つかある選択肢(操作可能なボタンなど)に一つずつフォーカスをあてながら移動させ、ユーザーが選びたい選択肢がハイライト表示されたときにスイッチを押すことでコンピュータの操作を可能にするハードウェアです。

対象: 重度の肢体不自由なユーザー

デザイン上の注意点: 操作スイッチは、オンスクリーン・キーボードやワード・プレディクション・ソフトウェアと一緒に用いられます。画面上をスキャンするソフトウェアは、様々なソフトウェアの画面レイアウトをユーザーに合わせてカスタマイズすることが可能です。しかし、レイアウト上でクリックできるスポットは分かりやすくデザインされていなくてはなりません。

代替キーボード

説明:大きなキーボード、小さなキーボード、ひらがな配列キーボード、オンスクリーン・キーボード、呼気や舌、唇、まぶた、眉、瞬きなどの動作で操作するスイッチ、キーガード、などのように、ポインティング・デバイスの代替手段となるデバイスです。

対象: マウスやキーボードを操作できないユーザー

デザイン上の注意点: オンスクリーン・キーボードは、ポインティング・デバイス、スイッチ、あるいはモールス符号入力システムを使いながらキーを選択することを可能にします。キーボード入力を認識するOSの標準的な手段を用いるソフトウェアは、代替キーボードでも操作可能でなくてはなりません。OSではなくキーボードから直接キー・ストロークを認識するとトラブルの原因となりがちです。

協力:National Center for Accessible Media (NCAM)

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