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会社

課題

低コストで効率よく長編映画を再編集し、ストーリーの分かりやすい作品に仕上げる

特殊メークスタジオの成功を維持する

ソリューション

Adobe Premiere Proを使用して、デスクトップで長編インディペンデント映画を再編集する

特殊メークのビジュアル化とデザインにAdobe Photoshop CSを使用する

利点

ストーリー構成のしっかりした作品に仕上げられたことで、配給先をすぐに獲得できた

高度な技術知識がなくてもソフトウェアを簡単にマスターできた

編集経費を2,000ドル以下に抑え、数千ドルの制作経費を節約しながら、クリエイティブなインディペンデント映画を思いのままに制作できた

時間も費用もかけずに、メークアップデザインのアイデアをさまざまに試すことができた

ツールキット

Microsoft® Windows® XP Professionalを搭載したSony Vaio

夢を実現するソリューション

ハリウッドで人気の特殊メークアーティストが、Adobe Photoshop CSとAdobe Premiere Proを使用してインディペンデント映画制作者に大変身


ロバート・ホールとローラ・プリポン

ロバート・ホール(Robert Hall)氏は、ドラマ『バフィ・恋の十字架』などの特殊メークを担当して一躍有名になった、今ハリウッドで最もホットな特殊メークアップアーティストです。そのホール氏がインディペンデント映画を制作しようと決めたときに目をつけたのが、デスクトップでグラフィックやビデオを編集できるソリューションです。プロの勘で見つけたAdobe® Photoshop® CSとAdobe Premiere® Proは、ホール氏が期待した通り、最高のクオリティを手頃な価格で提供してくれました。

ロバート・ホール氏が特殊メークアーティストとしてのスタートを切ったのは、アラバマ州でまだ少年だった頃。友達のためにハロウィーン用の仮装コスチュームを制作しようと、近所のウォールマートで化粧品や材料を購入したのがその始まりでした。その日以来、彼の特殊メーク制作に対する情熱は衰えることを知らず、ついに1996年、彼はAlmost Humanという名の特殊メークスタジオを立ち上げました。

ユーザのコメント

他の多くのハリウッド映画関係者と同様、ホール氏には夢がありました。それは、スタジオ経営の成功を維持するかたわら、脚本から監督までを自ら手がける長編映画を制作することでした。いわゆる「ロジャー・コーマン学校」の門下生だったホール氏は、自作の映画というものに強い関心を抱いていました。しかし同時に、彼には他のインディペンデント映画制作者と同じく、創造性や技術の分野ばかりでなく、ビジネスや財務分野の過酷な世界を泳ぎ切る能力も身につける必要がありました。

「好むと好まざるとにかかわらず、映画の制作はお金に始まりお金に終わるんです」と、ホール氏は言います。「制作費用はすべて自分1人で賄わねばなりませんでした。 他の資金調達方法がありませんでしたから。」

彼自身の子供時代を題材にした映画『Lightning Bug』は、主演にドラマ『Grounded for Life』のブレット・ハリソン(Bret Harrison)、『ザット '70s ショー』のローラ・プリポン(Laura Prepon)、ドラマ『Queer as Folk』のハル・スパークス(Hal Sparks)らを迎えて制作されました。そこでは、アメリカ南部の片田舎で、貧困や誤解の中で育つ少年の姿が描かれています。少年の夢は、いつの日かハリウッドの特殊メークアーティストになってこの町から抜け出すこと。みすぼらしいトレーラーハウスの狭い自室で、彼はお気に入りのホラー映画の登場人物をひとり再現してはメークの技術を磨きます。

2度目はPremiere Proで成功

ホール氏は16mmフィルムで撮影した映像を編集して、映画の第1版を完成させました。この最初の編集では、高価な編集専用スタジオを借りて編集会社に外注するという、従来の巨大予算映画と同じ方法を取りました。しかしこの方法は、プロジェクトの費用をすべて自分1人で捻出していたホール氏にとって、とりわけ重い金銭的負担となりました。のちにこの映画が、どの配給会社からも契約を断られるに至って、ホール氏は、『Lightning Bug』が日の目を見るには、もう1度編集してテーマを絞り込む必要性があると痛感しました。それにはいくつものシーンを縮めたりカットしなければなりません。そこで、少ない予算で創造力を自由に発揮できる手段として、ホール氏は2度目の編集にAdobe Premiere Proを選びました。

「高価な編集スタジオを借りたり、編集者を雇ったりする余裕はもうありませんでした」と、ホール氏は振り返ります。「以前にAdobe Premiere Proを使ってミュージックビデオを制作したことがあったので、これが専用システムに匹敵するパワーを持ちながら大幅にコストも抑えられるツールだということは知っていました。しかも自分ひとりで完全に思い通りの制作を行えるということもね。」

映画の3シーン

アメリカ南部の片田舎で、貧困や誤解の中で育つ少年を描いた映画『Lightning Bug』は、2005年夏にDVDで発売。


すぐに決定した配給先

ホール氏が最初に行った再編集作業は、まずオリジナルのフィルムをデジタルベータカムのテープに変換し、その映像をmini DV テープにダビングすることでした。次にこれを、Adobe Premiere Proを使用してパソコンで再編集しました。この作業を経て簡潔に編集された映画は、アンカーベイ・エンターテインメント社の配給契約を得て、2005年8月9日にDVD発売されることになりました。

映画の2シーン

ホール氏の1度目の編集作業は、編集専用スタジオを借りて編集者を雇うという、従来の方法で行われました。その後、不要と思われるカットをそぎ落として再編集する必要に迫られたとき、より魅力的な映画に仕上げるためにホール氏が採用したのが、デスクトップPCで編集作業を行えるAdobe PhotoshopとAdobe Premiere Proでした。

この映画では、一流の出演者たちと魅力的な脚本だけでなく、サウンドトラックも特筆に値します。ロックバンドDrivin' n' Cryin'のリードボーカルであるケヴン・キンニー(Kevn Kinney)をフィーチャーしたサウンドトラックには、キンニー自身のニューアルバム『Sun Tangled Angel Revival』から抜粋された新曲のほか、この映画のためのオリジナル曲、さらに『Straight To Hell』といったDrivin' n' Cryin'の過去のヒット曲がちりばめられています。

Drivin' n' Cryin'の参加にも、重要な意味があります。それは、ホール氏がAdobe Premiere Proを使用して初めて編集作業を行ったのが、このバンドの最新アルバムのミュージックビデオだったからです。このビデオを撮影したのは、映像を監督していたブランドン・トロスト(Brandon Trost)氏。彼がソニーの24pカメラで撮った映像を、ホール氏がすべてAdobe Premiere Proで編集しました。

「Adobe Premiere Proの使いやすさには、驚いたと同時に嬉しくなりました。技術にはそれほど詳しい方ではないのですが、直感的に使えるAdobe Premiere Proにインスピレーションを刺激され、自信を持って映画編集に当たることができました」と、ホール氏は語ります。Adobe Premiere Proは、単に使いやすくパワフルなばかりではありません。ホール氏は映画やミュージックビデオを編集するためのスタジオレンタル代など、費用の問題からも解放されました。さらに、このツールを使うことで、ホール氏は映画やミュージックビデオを自分ひとりで編集し、他の編集者に口を挟まれることもなく、思いのままに創造性を発揮することができます。

「編集スタジオをレンタルして編集者に時間単位で作業を依頼する方法だと、映画編集に何万ドルもの費用をかけることは避けられません。その上、自分のイメージ通りに仕上げるということに関しても、ある程度諦めざるを得ません」と、ホール氏。「それに引きかえ、Adobe Premiere Proを使用した編集の場合、PCや保管場所まで勘定に入れても、費用は全部で2,000ドル以下で済みます。しかも自分の手が空いた時間に、色々試してみることもできます。」

モンスターのデザインから音楽制作まで

今では、ホール氏は自身の創作活動にさまざまなアドビツールを活用しています。彼のスタジオAlmost Humanでは、特殊な生物から身体の一部、ゾンビ、モンスター、悪魔まで、すべてのデザインはまずAdobe Photoshopで描き起こされます。これにより、ホール氏とスタッフはさまざまなアイデアや効果を実験することが可能となっています。次にこれを発展させて、実際のメークアップやペインティング、彫刻といった手法を巧みに組み合わせ、メーク、マスク、衣装などを制作します。ホール氏によると、Photoshopを使ってアイデアをデジタルで試せるようになったために、紙でアイデアスケッチを起こすよりもずっと早くベストデザインにたどり着けるようになったとのことです。

ホール氏のインディペンデント映画制作やミュージックビデオ編集プロジェクトにとって、Adobe PhotoshopとAdobe Premiere Proは、もはや欠かすことのできないツールとなっています。Photoshopで作成した素材は、バックグラウンドからグラフィックまで、すべて簡単にAdobe Premiere Proに取り込むことができます。つまり、ホール氏はPhotoshopとPremiere Proの連携のおかげで、ファイル変換や技術的な理由による迂回作業に時間を費やさずに済むのです。Adobe Premiere Proでエレメントを組み合わせた後は、エフェクトの作成であろうとディゾルブの挿入であろうと、ホール氏は作業をすべてリアルタイムで行うことができます。

「レンダリングに時間がかかるのには慣れっこでしたが、Adobe Premiere Proは瞬時にレンダリングしてくれます」と、ホール氏。「結果が気に入らなければ、すぐさま別の編集内容を試すことができます。Adobe Premiere Proは使いやすく、しかもクリエイティブな思考の流れを妨げる要素はほとんどありません。」

PhotoshopとPremiere Proの連携のおかげで、ホール氏はPhotoshopで作成したバックグラウンドを、ファイル変換や技術的な理由による迂回作業なしに、簡単にAdobe Premiere Proに取り込むことができるようになりました。

映画の3シーン

クリエイティブビジョンを実現するためのツール

仕事の手が開いたとき、ホール氏は作曲やレコーディングを行ったり、ハル・スパークス・バンドでベースを演奏したり、ミュージックビデオを監督して過ごします。PhotoshopとAdobe Premiere Proは、『Lightning Bug』の制作という、仕事の面で中心的な役割を果たしている以外にも、音楽という趣味の面でもホール氏を完全に満足させてくれる存在です。というのも、このツールを使用することで、ホール氏は新しいミュージックビデオをかつてないほど創造的に、しかも低コストで制作することができるからです。

「編集スタジオをレンタルしたり、編集作業を外注することはもう2度とないでしょう」と言うホール氏。「Adobe PhotoshopとAdobe Premiere Proは、まさしく夢のソリューションです。ミュージックビデオの編集にとっても、自分の手で長編映画を制作するという夢の実現にとっても。」