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motion graphics 2000

開催記念企画:第2弾
ナガオカケンメイが語る
「motion graphics展参加作家の素顔」

vol.7
西光彦
菱川勢一 / DRAWING AND MANUAL

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松本弦人 / SaruBRUNEI
澤田幸 / moss design unit

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江口カン/ 空気モーショングラフィックス2

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中村克也 / AGES 5 &UP
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開催記念企画:第1弾
interview with ナガオカケンメイ


vol.4
モーション
グラフィックス'99 & 2000

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グラフィックス'97 & '98

vol.2
モーション
グラフィックス展の軌跡と未来

vol.1
モーション
グラフィックスの魅力




Motion Graphics 2000 開催記念企画 : 第2弾
ナガオカケンメイが語る
「モーショングラフィックス展参加作家の素顔」


vol.4
今回ナガオカケンメイが語るのは、
第一興商
生意気
の2グループについて

今年で4回目となるモーショングラフィックス展。毎年、動かなかったデザインをその時代に活躍するクリエイターのみなさんによって動かしてもらうという企画。で、2000年の今年のテーマはご存知の通り、「カラオケ」です。カラオケの文字の色変えと呼ばれているガイドの文字部分。実に14年間も誕生からまったくそのスタイルは変りませんでした。日本の文化、世界の娯楽として世界語「KARAOKE」となった今回のテーマ。企画した時、まっ先に思ったのは、カラオケ関係の会社は、絶対にあの文字部分について、社内で新しいことをしているはずだ。そんな思いもあって今回はそのカラオケ最大手の第一興商の制作部、そして、今、何かと話題のクリエイティブコロジー「デラックス」の中で黙々と自分たちのやりたいことを実現させている生意気を紹介。

第一興商テーマがカラオケですから、その道のプロが制作社内にいるはず。このテーマを思い付いた瞬間から、いつかはこの人達にお願いに行く日をたのしみにしていました。展覧会に参加して頂く件もありましたが、なにしろ今年のテーマなので、何かとカラオケに沿った企画、タイアップなど、面白いクロスプロモーションがしたい。と、言うこともあってカラオケ最大手、カラオケルーム「ビッグエコー」を率いる第一興商にお願いに行きました。

この会社には偶然ですが、山本さんと言う知り合いがいました。この方がなんとも発想柔軟、動きも俊敏です。僕の考えていることを一瞬で見抜き、会社をあげて協力体制を整えて下さいました。そして、参加作家とのご対面。嬉しかったのは、モーショングラフィックス展をみなさんが知っていたこと。日々、カラオケ関連のベースとなる色変え表現を仕事としながらも、僕が予想した通り、数年前にあの部分のリニューアルを試みたそうです。その時の結果は、あまりにもコストと時間がかかるということで、数万曲のそれすべてを変えられるような画期的なアイディアではありませんでした。しかし、この無理なお願いに対して、制作部内でコンペをして決めるという、熱の入れよう。作風やテクニックはもちろん、1人の作家として期待していましたが、それよりも、やはり、日頃から取り組んでいる訳ですから、彼らにとって、今回、他11作家が取り組むテーマは、日常のこと。そんなところから新しさがどう生まれるか、とても興味がありました。

生意気続きまして変な外人と言われそうな、陽気でおしゃれな2人組みの生意気です。彼らのことは、仕事としてのナイキのビジュアルが、あるデザイン雑誌で紹介されていたのを見ていろいろ調べて、誘いました。

まず、何が面白かったか。それは今回の参加作家でもあるグルーヴィジョンズにも通じますが、特別なテクニックやハードなコンピュータ処理や複雑なプログラム、難解なPhotoshopテクなどを駆使していないということ。至って2次元、そして、前面に出ている解釈や発想性。そこに生意気は独特な世界観をつくっている。名前の「ナマイキ」というのもとてもイキに聞こえ、知った当初からかなり個人的にも気になっていました。最初っからロンドンかどこかで流行りの日本語をユニット名にして活躍していると思っていたら、なんと東京は六本木という至ってご近所にいることを知り、またまたショック。早速、お邪魔したという次第です。

建築家などと「デラックス」という場をシェアしている彼ら。倉庫を改装したその事務所は羨ましい限り。事務所の壁紙も通勤する自転車もすべてオリジナル。単にフロッピーやロムの中にしか治まらない作品には興味がなさそうなくらいの2人。100円ショップで売っているチープグッズをバラバラにしてつくった人形のシリーズや、地ビールをつくってしまうなどなど、生活すべてに興味を持つその姿勢がとても素敵です。

株式会社第一興商 / 秋葉広光 野村智也
1994年カラオケのビジュアル面の強化の一つとして、当時、ウゴウゴルーガなどで話題を呼び始めていたコンピュータグラフィックスを導入し、カラオケ映像の新しい可能性を期待され立ち上がる。タイトルのフライングロゴ、自社イベント用の素材等の制作、その後、自社のスカイパーフェクTV!への参入をきっかけに、番組のオープニング等も手掛けるようになる。その他、CDジャケット、Webデザイン等、多岐にわたり活動の場を広げ、現在、自社ビデオスタジオと協力しながら若いスタッフを中心に活動している。
http://www.dkkaraoke.co.jp

生意気 / デ-ビット・デゥバル スミスマイケル・フランク
グラフィックデザインを主体に手がけるニュージーランド出身のデービットと建築分野に明るいイギリス出身のマイケルの二人からなるデザインユニット。麻布十番の倉庫「DELAX」を本拠地として、ナイキの広告、L'Arc‾en ‾CielやBonnie Pinkのステージデザイン及びCDジャケット制作など、グラフィックデザインを中心にさまざまなアートワークを手がける。「東京エールナンバー3」という地ビールを作ったり、「NAMAIKI AUDIO」というレーベルを立ち上げてアルバムをリリースしたり、オリジナルのマウンテンバイクやウェアを販売したりとその活動の範囲は広い。
http://www.namaiki.com/


vol.5はこちら



モーショングラフィックス展
公式サイトはこちら
http://www.motiongraphics.org/


ナガオカケンメイ
1965年北海道生まれ。原宿サンアドなどのデザインワークを経て喫茶店を名古屋に開業し、以後4年間経営。お店のテーブルで制作した公募作品が89年朝日広告賞を受賞し再度上京、日本デザインセンターに入社。翌年、原研哉氏と日本デザインセンター原デザイン研究所を設立。竹尾ペーパーワールドの企画プロデュースなどを手がけ、グラフィックデザイナーからマルチな活動へ移行する。1997年、映像とグラフィックデザインの間にあるモーショングラフィックスの可能性を探るべく、 ドローイングアンドマニュアルを設立。