|
|||||
| PIX - tiny picture label - | page: |
||||
| June 2004 |
| DVDの専門的な知識を強要されない DVD vol.1の制作を振り返ると最大の反省点はエンコードであったという。当時使っていたオーサリングソフトのエンコードのクオリティには満足できなかったし、5人の作家から提供していただいた7作品を、できる限り高画質なエンコード環境が望まれた。 そんな希望はEncore DVDに標準搭載の「トランスコードツール」が解決してくれたという。Encore DVDには、ソフトウェア上でMPEG-2へのデータ変換を行う「トランスコード」が搭載されており、高価なハードウェアエンコーダや専用のソフトウェアエンコーダと比較しても、問題のない能力を持っていることが分かった。「エンコードの知識って専門的じゃないですか。まとまった情報もありませんし、勉強するのもなかなか辛い。もちろん制作するのためにある程度の知識は必要ですが、それがDVD制作の敷居を高くしているのも事実です」(オクムラ氏) |
|
||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||
| このように、エンコードの設定にはちょっとした知識が必要だが、Encore DVDではそうしたDVDのオーサリングに詳しくないクリエイターでもコンテンツが作りやすい自動設定が用意されている。トランスコードの設定は、オートという設定も装備しており、専門的な知識が必要な部分で最適な設定を選んでくれる。「そこの敷居がないため導入しやすいです。プリセットや自動設定で画質的に満足できればそのままでいいですし、もっと突き詰めて設定することもできますから」と、オクムラ氏も評価する。 | |||||||||||||||
![]() |
「ピックウィップツール」を使ったリンクの設定 | ||||||||||||||
| 幅広い機能を安定動作 Encore DVDで、気になった機能がいくつかある。使用した素材がキチンとリンクが貼られているかどうかを確認する「リンクチェック」機能は、何らかの理由で、デッドリンク(リンクが切れてしまう)になってしまっているボタンや、映像を検出する機能など、作業をする上でミスを軽減できる便利な機能のことで、4種類の項目にチェックをして開始ボタンを押すだけで、壊れたリンクや設定されていないボタンなどの一覧を表示することが可能だ。 |
|||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||
| 「書き込み時前のチェックでなにが足りないという警告を出してくれるのはとても便利です。こうした警告に対して直さないとDVDに焼けないソフトもありますが、なにかしらの理由で、作っているときに残しておきたい場合もあります。それを無視して進むことができるという柔軟性もいいですね」(オクムラ氏) 「Dolby Digital」や「MPEG-1 Layer2」「PCM」の中から選ぶことができるオーディオエンコード設定も気に入ったという。低価格帯のDVDオーサリングソフトはPCMにしか対応していないことが多いが、データ容量が大きくメディアのスペースを圧迫する傾向がある。「映像の収録スペースを圧迫しないDolby Digitalへの対応は嬉しい」という。 |
|||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||
| 「プロジェクトプレビュー」は書き込む前にキチンとDVDが動作するか、シミュレーションを行うことが可能 | |||||||||||||||
| ミッドレンジDVDオーサリングの定番へ 「低価格帯のDVDオーサリングソフトで凝ったデザインのメニューを作ろうとすると、制限が多すぎて実現は難しいです。やはり、商品として発売するDVDを作るにしては機能が不足しすぎています。それに、安定性にも不安があります。しかし、Encore DVDは商業DVDのコンテンツも作ることができそうですし、個人で活動しているクリエイターでもとても選びやすい価格帯です」とオクムラ氏はいう。 うもと氏も今後のDVDというメディアの展開について、このように予想する。「Encore DVDの登場によってDVDオーサリング自体の敷居が凄く下がりましたね。現在、業務用のオーサリングツールとして普及している製品は確かに機能が充実していますが、オーバースペックの面もあるし、そこまでの価格を出すことはできません。Encore DVDはキチンと必要な機能が揃ってこの値段で、きちんとしたモノができるソフトです。Encore DVDが登場してきたことによって、これからインディーズのDVDレーベルみたいのものが広がっていくのかな、と思います」 |
|||||||||||||||
|
|||||||||||||||