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Video and audio
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小さな編集室からホラー映像というテレビ番組を作り出す May2004
© SEIWA FILMS 主演は藤原ひとみ、武田航平、佐久間信子、吉川綾乃、藤森麻由、田中愛里、松田賢二、ほか出演。DVD『MISAKI』の発売予定もある
世界初の3分間連続ドラマを編集する
昨年、テレビ東京で放送された全13話のドラマ『少女MISAKI』は、テレビCMやドラマで活躍する藤原ひとみや武田航平といった著名なタレントが多数出演した新感覚サスペンスホラー番組だ。このドラマの特徴はなんといっても「世界初の3分間連続ドラマ」というところにあるだろう。たった3分間という限られた時間の中で、極力起承転結を実現したドラマを毎週放送するのだから番組の密度は非常に高い。そのため、冒頭のオープニングはわずか2秒半、エンディングのスタッフロールもわずか4秒半と、実にタイトに刻まれた編集が行われている。

「『少女MISAKI』は完全パッケージの一歩手前までAdobe® Premiere® Proで完成させました」。小山田氏は、テレビ番組の編集作業を自宅のパソコンとPremiere Proだけで、ほぼ完成に近い状態まで仕上げてしまった。DVCAMの納品であれば、高価な機材をそろえなくてもパソコンで十分に作業が可能で、オープニングとエンドタイトルもAdobe After Effects®とPremiere Pro で制作したという。「最終的にはポスプロの編集室に入って完パケにしましたが、マスモニで確認して、2シーンぐらい直しがあった程度ですね」と、Premiere Proでも十分に業務用の番組編集が可能であることを説明した。
you-artsの小山田有作氏
強力になったカラーコレクション
Premiere Proから強化されたカラーコレクタ。ハイライト、ミッドトーン、シャドウのそれぞれの色相、彩度、明度をカラーホイルで調整できる。上写真は右が調整前、左が調整後
『少女MISAKI』の編集の中でも特に重要だったのはカラーコレクションであった。ホラーの映像を撮影するのであれば、最初からきちっとホラーの強調するライティングをセットして撮影できるのが一番の理想だが、3分間というドラマの枠の予算的では照明をコントロールした演出セットを組むことが現実的とはいえなかった。結論として、映像の編集段階でカラーを調節することでホラー調への強調が撮影プランとして決まっていた。そして、実作業の段階に入り、Premiere Proのカラーコレクションは期待通りにホラーを強調した映像を作りだすことができたという。

「今までのPremiereのカラーコレクションであれば、色調整をするごとに、画像が荒れることがあったのですが、Premiere Proに新しく搭載されたカラーコレクタエフェクタはそのようなことはありません。HSLの色相のホイールがマスターを含め4種類用意されているのですが、それを個々で操作すればかなり綺麗に補正することが可能です」。

特にPremiere Proには、カラーコレクタエフェクタと「ProcAmp」の2種類のカラー編集機能が用意されている。カラーコレクタエフェクタの中にも彩度を落とす機能を搭載しているが、『少女MISAKI』ではProcAmpの方を頻繁に使ったという。
カラーバランスのProcAmpエフェクトは、標準のビデオ機器に装備されているプロセス増幅器に相当する機能で、クリップの画像の色相、彩度、輝度を調整できる。上写真は右が調整前、左が調整後
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