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May. 2005

映画『交渉人 真下正義』“CGを意識させない”ビジュアルワーク


交渉人 真下正義
2005年5月7日より全国東宝系にて公開中
©2005 Fuji Television / ROBOT / TOHO / SPWT


1,260万人を動員した『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』から2年。プロデューサーの亀山千広氏、監督の本広克行氏、原案の君塚良一氏、脚本家の十川誠志氏が『踊る』シリーズの第三弾として生み出したのが、ユースケ・サンタマリア扮する真下正義にスポットを当てたスピンオフ・ムービー『交渉人 真下正義』だ。

『交渉人 真下正義』は警視庁初のネゴシエーター(=交渉人)である真下警視が地下鉄を舞台にテロリストと対峙するサスペンス・ストーリー。VFXは銃撃戦や爆破のような派手なシーンだけでなく、パッと見では気づかない日常のシーンでも効果的に活用されている。150にも及んだVFXカットを担当したのが老舗CGプロダクション、リンクス デジワークスだ。

本作では、真下や彼の部下たちが使用するパソコン、地下鉄の指令室のモニタ、家電ショップに並んでいるテレビなど至る所で「ディスプレイ」が登場し、そこで映し出される映像が重要な意味を持っている。短い制作期間の中、このようなディスプレイに映し出される再撮用の素材制作もポストプロダクション作業と前後して進められた。さらに、4班体制で同時に進行している撮影現場に、VFX班から誰かが立ち会わなければならない。「プロジェクトの進行管理には気を遣いました。いつまでにどのVFXカットを終わらせる、そのチェックは誰がするといった全体の設計図をあらかじめ綿密に練っておく必要がありました」とVFXプロデューサーの浅野秀二氏は振り返っている。

HDCAM SRで撮影された素材の内、VFXカットはSGIのシーケンスファイルに変換されて、リンクス デジワークスに持ち込まれ、コンポジット処理が施された。「コンポジットのメインツールはAfter Effectsです。カットに応じてInfernoも併用していますが、実作業のほとんどはAfter Effectsを使いました。私を含めて、スタッフがこのツールに慣れ親しんでいるという点が大きいですね。プラグインにいいものがたくさん揃っており、求めている効果を出しやすい」と語るのは、コンポジットを統括した木村卓氏。「VFXディレクターを務めた山本雅之氏は現場にiBookを持ち込んで、オープニングや作中に登場するモーションタイトルをAfter Effectsのテキストアニメーションで制作していました」と浅野氏は続けた。どこでも制作ができて、その場で監督に見せられる利便性はAdobe® After Effects®ならではといえるだろう。
ユーザ事例

bullet PD トウキョウ
bullet スタジオディーン
bullet アイエムエス フューチャーデザイン
bullet ウルトラマンネクサス
bullet ナムコ『エースコンバット5』
bullet オムニバス・ジャパン
bullet 東映アニメーション
bullet テレビ朝日
bullet リンクスデジワークス
『交渉人真下正義』
bullet 東京ヴィ・ピー・アール
bullet UVN
bullet PIX
bullet テレビ朝日クリエイト
bullet ZAMURAI TV
bullet 蛙男商会
bullet 白組
bullet 千葉テレビ
bullet 山陽映画
bullet ハミングライフ
bullet GENJI-神威奏乱-
bullet Dust to Glory
bullet アビエイター(Hollywood effects on the desktop)
bullet Discovery Channel
bullet Big Machine Design
bullet When do we eat
bullet Almost Human社
bullet 南カリフォルニア大学(USC)
bullet 歌手シェールのツアーに同行


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交渉人 真下正義 各シーン
浅野秀二氏
VFXプロデューサー
浅野 秀二氏


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