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東映アニメーション


デジタルコンテンツ事業部の制作全般においてAfter Effectsは中核を担うツールであるが、特に現在進行中の「ONE PIECE -オマツリ男爵と秘密の島」においては、バージョン6.5の新機能が大きく貢献している。After Effectsはバージョン5.0の頃から飛躍的に使いやすくなったと切り出した加藤氏は、「ONE PIECEは1280×720の解像度で制作していますが、After Effects 6.5では、キャッシングの仕方が効率的になっているので、プレビューの待ち時間がこれまでのバージョンよりも確実に短くなっています。個別毎のプレビューやコンポジション毎のプレビューもできるようになったので、制作時間を効率的に進められるようになったことは大きいですね。

効率化という意味では、バージョン6.5の新機能であるエフェクトプリセット(旧エフェクトテンプレート)は、エフェクトの組み合わせをプリセット化できるので、大いに役立ってます。アニメーションプリセットやテキストアニメーションもそうですね。6.5には、Color Finessというカラコレのプラグインが標準でついていますが、ベクトル/ウエーブフォームモニターがなくても、信号が確認できることは有り難いです」と語っている。高松氏も「表現面では、v.6.0から追加されたペイントツールとさらに6.5で加わったコピースタンプツールが気に入っています。実写の合成ではマスクの作業をすることが多いのですが、After Effectsだけで、マスクを修正することができます。モーショントラッカーの処理スピードもダントツに速くなりましたね」と語った。

「たとえば、細かいところでは、プロジェクトの保存のところに「番号をつけて保存」というコマンドが用意されたのですが、これはわれわれのように複数のプロジェクトを管理するユーザには、とても便利な機能です。After Effectsはバージョンアップを重ねる毎に、プロユースのニーズが的確に反映されていると感じます」と両人は口をそろえた。
「特に今回のONE PIECEの制作では、制作工程の効率化・簡略化を模索する実験的要素もあり、After Effectsを中心とした作業を進行しています。制作において、生産性とコストの対比計算というのは必ず行います。After Effectsは、バージョンアップに追随することで生産性が向上すると当社では判断しており、これまで欠かさずバージョンアップを行っております」と服部氏は話している。

YKK AP
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
©「2005 ワンピース」製作委員会
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