
After EffectsにRLAファイルを読み込む
3Dチャンネルエフェクトは、RLAファイルに含まれているZ深度、オブジェクトIDなどの情報をマスクに利用することで、三次元的な処理を行う機能である。RLAのオプションチャンネルは、それぞれの要素に応じたグレースケールのイメージで表されており、たとえばZ深度であれば、奥に行くほど暗くなる(黒に近づく)グレースケール画像が生成されることになる。

After EffectsにRLAファイル読み込む。今回は背景を利用したいので、アルファチャンネルを無視して読み込んでいる。次にエフェクトメニューの3Dチャンネルから被写界深度エフェクトを適用する。焦点の位置である「フォーカルプレーン」を調整することで、ピントが変化する。深度の値を確認したい場合は、コンポジションパネルもしくはレイヤーパネル上で知りたいポイントをクリックすると情報パネルに表示される。

RLAファイルに含まれているオブジェクトIDのチャンネルは、シーンを構成するオブジェクトごとに描画モードやエフェクトを設定する場合に便利である。ここでは、3DチャンネルのIDマットエフェクトを使ってオブジェクトID 0だけを表示させている。

真ん中にあるガラスの容器を目立たせるために、ブラー(ガウス)をかけ、さらに光沢感を加えるためにレイヤーモードを加算にする。次にガラスの容器の明るさや色味に合わせて、手前の球体の色味をトーンカーブで調整する。作例では若干、緑と青を強調した。そして最後に床面をトーンカーブで明るくしている。こうした要素ごとの調整を3DCGツール内で行おうとすると調整の度にレンダリングをしなければならない。