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ADOBE CREATIVE SUITE 3 PRODUCTION PREMIUM

グラフエディタとエクスプレッション

 


エクスプレッション

エクスプレッションは、キーフレームの代わりに、スクリプトでレイヤーのプロパティを設定できる手法。たとえば、反復するアニメーションを作成する場合は、反復の回数分キーフレームを作成することになるが、エクスプレッションでは1行のスクリプトの記述だけで済む。さらに、動きを修正する時にはスクリプトを書き直せば良いだけなので、キーフレームを設定し直す手間に較べて、格段に労力は少なくなる。

エクスプレッションを利用する場合は、ピックウィップを使ってレイヤー間のプロパティの連携を作成する方法、エクスプレッション言語メニューから目的のエクスプレッションを選択して使用する方法、そしてゼロからスクリプトを書き込んでいく方法がある。ピックウィップを使った方法は、スクリプトに苦手意識がある人でも簡単に使えるので、まずはここから試してみると良いだろう。

最初に、ひとつのレイヤーを回転させると他のレイヤーも追従して回転するという動きを想定して、ピックウィップを利用した設定方法を紹介しよう。まず、回転させたいすべてのレイヤーの「回転」プロパティを選択して、アニメーションメニューから「エクスプレッションを追加」を選択する。これで、回転プロパティにエクスプレッションが追加される。

回転のドロップ

「回転」プロパティに追加された「エクスプレッション:回転」のピックウィップ・アイコンをクリック&ドラッグして、回転の元になるレイヤー(FL_01.ai)の「回転」プロパティにドロップする。

回転の適用

これだけの操作で、「このFL_02.aiレイヤーは、FL_01.aiレイヤーの回転と同じ動作をします」というスクリプトが自動的に記述されたのが確認できる。

リンクされたレイヤーの回転

元になるレイヤーの「回転」プロパティにキーフレームを作成して回転させると、ピックウィップでリンクされたレイヤーも追従して回転させることができる。