岡山市内を流れる旭川のほとりに社屋を構える山陽映画はRSKの名で知られる山陽放送の関連会社で、映像コンテンツの企画・制作を手がける制作会社だ。制作しているコンテンツは瀬戸大橋のような公共事業の記録映像をはじめ、企業VP、ミュージアムの展示映像、テレビ番組、CM など多岐に渡る。
これまではMedia 100やFinal Cut ProといったMacintoshベースのノンリニア編集システムを導入してきた同社が、この4月にWindowsベースの編集システムとして初めて導入したのがMatrox Axio LEとAdobe Production StudioのAdobe OpenHDターンキーシステム。主に企業VPの制作システムとしてフル稼働している。
導入されたターンキーソリューションの構成は、AMD Opteron285デュアルコア 2.6GHz、メモリ4GB、内蔵74GB/10000rpmのHP Workstation xw9300をベースに、PCI-Xフルサイズの専用IOハードウェアであるAxio LEを搭載。記録用にはInfortrend社製のRAID5ディスクアレイ4TBを採用している。山陽映画のシステムはSD、HDともに2006年4月のシステム改修でSDIベースとなったが、従来のアナログデッキへの対応はAxio LEの標準機能であるアナログコンポーネントとバランスオーディオIOにて接続され、余分なコンバータがなく効率の良いシステム構成となっている。また、既設のノンリニア編集システムとの接続にはシンプルなパッチベイパネルがオーディオ/ビデオ/リモートの3系統で設置され、HDワークフローと従来のSDワークフローの両立が出来ている。SDからHDへの移行期におけるシステムの好例といえるだろう。
Matrox Axio を導入した決め手は?
Media 100で編集をしているときから、Adobe® After Effects® で制作したモーショングラフィックス的な表現を使うことが多かったのですが、この組み合わせではAfter Effects のコンポジションをレンダリングして、Media 100に持ち込んで、手直しがあったら戻って、またレンダリングをし直すという手間が掛かります。その点、Matrox Axio の編集ツールはAdobe Premiere® Pro ですから、After Effects との連携が優れている。ここに魅力を感じました。
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| 19インチのTFTデュアルモニタで構成されたディスプレイ環境。左にモニタウインドウを、右にパネル類というオリジナルのレイアウト |
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