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Adobe OpenHD認定ソリューションの1つである編集システムMatrox
Axio HDは、HD化が図られているゲーム業界での導入が進んでいる。導入後、処理能力、クオリティ、安定性など全要素からの満足度が非常に高い。AdobeのAdobe® Production
Studio Premiumもゲーム業界に浸透しつつある。
高品質ゲーム映像にも活用
アーケードゲーム機器や家庭用ゲームソフトを開発しているセガのNE開発本部
NEソフト研究開発部では、幅広い年代層をターゲットとした多彩なゲームの開発を主に行っている。最近の作品では、プレイステーション2に向けたアクションアドベンチャーゲーム「龍が如く」(2005年12月発売)、元はアーケードゲームより発展したシリーズでニンテンドーDSに向けた「スーパーモンキーボールDS」(2005年12月発売)などを手掛けた。
NEソフト研究開発部では、昨年末にMatrox社(加)の編集システム「Matrox Axio HD」を導入した。Matrox Axioは、HD/SD対応、10bit非圧縮/圧縮に対応した入出力カードを搭載した汎用性の高いシステムで、Adobe
OpenHD認定ソリューションの1つ。2ストリームのHD 10bit非圧縮+2レイヤーの静止画をエフェクト付きでリアルタイムに処理する能力を持ち、Adobeの新製品Production
Studio Premium(After Effects 7.0 Pro、Premiere Pro 2.0、Encore DVD 2.0、Audition
2.0、Photoshop CS2、Illustrator CS2)で構成されている。(NEソフト研究開発部の導入時は、After Effects 6.5
ProやPremiere Pro 1.5などで構成されたVideo Collection 2.5を搭載していた)。
NEソフト研究開発部の編集システムを導入した目的は、社内プレゼン用ムービーやゲームショーの映像、及びCM用ムービーやウェブ用ムービー制作に活用するためだ。また最近では、映像を見せる部分の比率が高いゲームが増えているためとも言う。以前は社外へも依頼していた映像制作を社内で行うようになったのは、何か突発的な変更などが発生しても、制作途中のものの軌道修正がすぐに行えるためであると話す。
ハイクオリティ、コストパフォーマンス性の優れたHD環境の形成
HDシステムを選んだ理由は「Microsoft Xbox 360もHD対応、またプレイステーション3もHD対応が決まっており、2年ほど前からHD環境を整える必要があると感じていました」と、NEソフト研究開発部
テクニカルリサーチ マネージャーの藤本 光伯(ふじもと・みつのり)氏は話している。NEソフト研究開発部では、Matrox Axio HDを導入する前は、Adobe
PremiereとカノープスのDVカードの組み合わせを利用していた。導入の際、検討していたシステムは2~3機種ほどあり、Matrox Axio HDの検証に3~4週間費やした後、コストパフォーマンス性、そしてAdobe® Premiere® ProとAdobe® After
Effects®が使えることが決め手となり、Matrox Axio HDを選択した。「ゲーム開発会社の当社では映像編集がメインでないことも事実です。クオリティを保ちながら納得のいく価格であるものを選びました」と藤本氏は話している。
実際に編集システムを操作しているNEソフト研究開発部 デザインセクションのマネージャーである細川 一毅(ほそかわ・かずき)氏は「Matrox Axio HDは、10bit非圧縮に対応とクオリティも高く、安定性にも優れています。ロスレスのリアルタイム処理も可能で、HDをDVのように扱えるパワーの強さを感じています」と言う。細川氏は、Autodesk
3ds maxやSoftImage XSIなどによる3D制作からコンポジット、編集までと一連のワークフローを担当している。また自社のホームページのゲーム紹介部分では、Flashも利用している。 |
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