
港区六本木に所在するフォー・ディー・エスは、90年の設立で「フォーディメンションズスタジオ」というスタジオ名を持つポストプロダクション。現在、リニア編集2室、HDノンリニア編集1室、MA1室、オーサリング1室を備えている。フォー・ディー・エスにはポストプロ運営のスタジオ事業部のほかにも、インターネット事業部があり、インターネットによる求人・求職サイトや視聴者参加型情報サイトなどを運営している。
フォーディメンションズスタジオでは、主にテレビ番組の制作を手掛けており、地上波デジタル放送に向けてHD化を推進。2007年の4月に導入したHDノンリニア編集システムが、Adobe® Creative Suite® Production Premiumを搭載したBluefish444 HD|Furyだ。導入当時、4TBだったストレージも、さらに3TBの追加を行っている。
Bluefish444 HD|Furyは、10bitによるRGB/YUVの色空間変換機能を持つSymmetryソフトウェアを搭載し、Adobe® Premiere® Proが搭載しているYUVカラー処理に対応しているので放送番組を扱うポストプロユースに最適だ。また、HD|Furyは4:2:2 1080i, 1080psF, 720pの入出力をサポートし、同時にHDストリームからSD-SDIへのダウンコンバート出力や8チャンネルのAES/EBUデジタル・オーディオ入出力をサポートしている。


©フジテレビ 「めざましテレビ」
フォーディメンションズスタジオのHDノンリニア編集室を担当しているのが、技術部 映像課エディターの前田 幸祐氏と同じく技術部 映像課の大作(おおさく) 健二氏だ。両氏は、現在主に平日朝の情報番組『めざましテレビ』や『TVチャンピオン2』、『朝はビタミン!』などのレギュラー番組を手掛けており、ほか『怪奇大家族』などのドラマや、CSベネッセチャンネルの番組、番組のオープニング、オンエア用映画、ベネッセこどもちゃれんじビデオ、企業向けVPなどにも関わった経歴を持つ。
「Bluefish444 HD|Furyを導入した理由は、HD非圧縮が扱える点、ポストプロ工程に耐えうる高画質な点です。また、扱う素材もHDCAMやHDVが多いので、その入出力に対応しているという点も重要でした。HDVは、HD-SDIに変換して取り込みます」
「搭載している編集ソフトがPremiere Proということもあり、Premiereはバージョン6.0の時代より親しんできました。また、素材は主にHDなのですが、まだSDも存在します。タイムラインに混在できるという点も現在の状況に適合していると思います」と前田氏は話している。