「実行能力」で最上位のポジションを獲得


【2014年10月15日】

米国カリフォルニア州サンノゼ発Adobe(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下 アドビ)は本日、ガートナー社の調査レポート2014年版「Magic Quadrant for Web Content Management(Webコンテンツ管理分野のマジッククアドラント)」 において、「リーダー」に選ばれたことを発表しました。アドビは、本レポートの「実行能力」分野で最上位のポジションを獲得したほか、「ビジョンの完全性」でも上位に位置付けられました。ベンダーの「実行能力」の評価にあたっては、製品、企業としての総合的な存続力、販売/価格設定、市場対応力と実績、マーケティング、顧客エクスペリエンス、運用が評価基準となっています。一方、「ビジョンの完全性」の評価については、市場ニーズの把握、マーケティング戦略、販売戦略、製品戦略、ビジネスモデル、業種/業界戦略、革新性、地理的戦略が基準となっています。

Adobe Experience ManagerおよびAdobe Target担当バイスプレジデントのアシーム チャンドラ(Aseem Chandra)は、「最高のデジタルエクスペリエンスとは、一般消費者にとって魔法のような存在であるべきです。つまり、テクノロジーは本来の役割を水面下で果たすだけで、表面に現れるべきではないのです。ガートナーのレポートで『リーダー』のポジションを獲得したことで、今日の企業に最高のエクスペリエンス管理ソリューションをお届けするためのイノベーションを実現し、顧客企業の将来の成功をお約束するという当社の取り組みが、引き続き実証されたと考えています」と述べています。

Adobe Experience Managerは、Adobe Marketing Cloudの他のソリューションとも深く連携しており、Webエクスペリエンス管理、モバイルアプリケーション開発、デジタルアセット管理、動的なメディア配信、ソーシャルコミュニティの各種機能を、様々なデジタルチャネルを横断して提供します。このソリューションにより、マーケティング部門とIT部門には、クラウド上でもオンプレミスでも展開可能な最新鋭の統合アプリケーションが得られ、魅力的なデジタルエクスペリエンスを通じ、ブランドロイヤルティを構築しつつ、需要を喚起できます。Adobe Experience Managerは、世界各国の先端企業に採用されており、マーケターやIT部門に活用されています。

パナソニック株式会社のデジタルマーケティングイノベーショングループ グループマネージャーの山本 雅通氏は、「世の中には、無償のものから有償のものまで、数え切れないほど多くのCMSが存在します。しかし、弊社のようにグローバルに71サイト、30言語のWebサイトを展開するスケールに対応できるCMSとなると、片手で数えるほどしかない。ブランドイメージの統一、制作の効率化とコストダウンという当面の目標の達成だけでなく、その後も改革を継続し、デジタルマーケティングで先行するグローバル企業と肩を並べるためには、Adobe Experience Managerが最適だと判断しました」と述べています。

Philips社の一般消費者向けWebサイト担当プロダクトオーナーのロンネケ ビンク(Lonneke Vink)氏は、「Adobe Experience Managerは、当社にとって一石二鳥の製品です。使い勝手に優れたコンテンツ管理機能によって、Webサイト全体を通じ、Philipsの一貫したブランドをお伝えすることができるとともに、柔軟なコンポーネントを使用することで、Webサイト担当者は、製品ラインやマーケットの各要素をカスタマイズできます。またAdobe Marketing Cloudの他ソリューションと連携させることで、効率化を図りつつ、同じ目標に向けて協力することで企業やIT部門が実現可能なメリットを示すことができます」と述べています。

Bombardier社の最高Web責任者兼人事情報システム担当ディレクターのジャン=フランソワ ディシェネ(Jean-Francois Deschênes)氏は、「Adobe Experience Managerは、当社のステークホルダー全員から、満場一致の支持を得ました。当社としては、ブランドの全体的な見た目を管理する必要がありますが、こうした状況でも、地域のマネージャーは、それぞれの固有のマーケットに合わせて、コンテンツを柔軟に調整できます。Adobe Experience Managerは、当社が目標を達成する上で欠かせない、管理機能とパーソナライズ機能を兼ね備えています」と述べています。

ガートナー社のレポートでは、以下のように述べられています。「リーダーには、市場の変革の牽引役であることが求められます。リーダーとは、『実行能力』と『ビジョンの完全性』の合計得点で最高の水準を達成した企業です。これらの企業は、明確なビジョンを掲げつつ、デジタルビジネスについてより広範な範疇を理解することで、現時点で結果を残しつつ、将来への準備も怠っていません。また強力なチャネルパートナーを擁し、複数の地域で存在感を示し、着実な業績を重ねつつ、広範なプラットフォームのサポートを実現し、顧客サポートにも秀でています。さらに、1つまたは複数のテクノロジーや業種で支配的な存在です。リーダーは、自社の製品・サービスが適応すべきエコシステムを理解しています。」

ガートナー社の調査レポート「Magic Quadrant for Web Content Management」(2014年10月9日発行)は、こちらから無償でダウンロードしていただけます。

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1 ガートナー社「Magic Quadrant for Web Content Management, 2014」、Mick MacComascaigh、Mark R. Gilbert、Jim Murphy、Gavin Tay著、2014年10月9日

Adobe Marketing Cloudについて
アドビは、デジタル イメージングやデジタル ドキュメントなどを含め、これまでもビジネスの各分野に変革をもたらしてきました。アドビのデジタルマーケティングソリューション「Adobe Marketing Cloud」には、分析、ソーシャル、広告管理、ターゲティング、エクスペリエンス管理、クロスチャネルキャンペーン管理といった包括的なソリューションと、リアルタイムのダッシュボード機能が含まれており、デジタルマーケティングを活用しビジネスを促進する際に欠かせない機能を提供します。これにより、よりすばやく、これまでになく効果的に、データから知見を得て、アクションへと繋げることが可能となります。
詳細は< http://www.adobe.com/jp/solutions/digital-marketing.html >をご覧ください。

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