Mashup Awards 4 締め切り直前!
オープンAPIを使ったWebサービスの可能性
今月号の記事
日本最大級のWebコンテスト、Mashup Awards。サン・マイクロシステムズとリクルートが共催しているこのコンテストは、40社以上の協賛企業が提供する100以上のAPIを使って、Webアプリ作品を作るというものです。アドビ も今回よりAdobe AIRも API として参加します。第4回目をむかえる今回、ユーザインターフェイス賞も新設し、優れたインターフェイスのWeb作品を募集しています。edge読者の皆様も是非ご参加いただきたく考えております。
今回のthe Edge newsletterでは9月16日に締め切りが迫ったMashup Awards 4に向けて、公開APIを利用した優れたインターフェイスの事例を紹介します。
最優秀賞は100万円、ユーザインターフェイス賞は10万円、皆さんの今あるスキルを生かして、是非、チャレンジして頂ければ幸いです。
APIを使った作品事例紹介
newsmap
http://marumushi.com/apps/newsmap/
2004年にマルコス・ウェスカンプさんがGoogle Newsのビジュアライゼーションプロジェクトとして行った、newsmap。
このサービスは、Google Newsをビジュアライズする事で、各国でどのニュースが大きく報じられているかを視覚的に表現しています。
ただ、Google News自体はAPIを公開していませんので、このnewsmapは、公開APIを使った事例ではありません。しかし、情報のビジュアライゼーションという意味では非常にインパクトのある作品です。
amaztype
http://amaztype.tha.jp/
中村勇吾さん率いるtha*が2005年に公開したAmazon APIを活用した作品。
検索ワードのタイポグラフィを、Amazonの検索結果のサムネイルを利用して生成してくれるサービスです。
バラバラと大小のサムネイルが徐々にタイポグラフィを構成していく様は必見です。
Lifestream
http://www.yasuhisa.com/is/lifestream/
COULD を運営しているYasuhisaさん制作の、Lifestream。
文字通り、購読しているRSS、flickr、twitterなどから取得したデータが、ストライプ状に色分けされた状態から広がりながら画面の下に流れるようになっています。一見、Flashで構築されたインターフェイスのように見えるのですが、JavaScriptとPHPで構築されているようです。
各帯状の部分(タイトル)をクリックすると、コンテンツが表示されるような仕組みにもなっています。 この帯形状のインターフェイスは、縦にコンテンツを積み重ねる事で快適に(マウスでクルクルッと)情報にアクセスでき、 APIを色で分類する事で情報を整理している所が素敵で是非見習いたいと思います。
DARAO
http://darao.tv/
Katamariに所属している“さくーしゃ”氏が個人で運営している動画サービス。
YouTubeやGoogle Video、Ameba Visionなどの動画投稿サービスのAPIを活用しており、文字通りダラダラっと動画を見る事ができるのが特徴のサービスです。
DARAOのもう一つの特徴は、RimoやCGM TV!、字幕inなどのほかのマッシュアップサービスのチャンネルを閲覧する事もできる点です。他の開発者が作ったマッシュアップサービスをもさらに自分のサービスに取り込むという、このDARAOの構造は今後のWebサービスの一つのあり方かもしれませんね。
BOOOT.tv
http://www.carsensor.net/booot/
リクルート メディアテクノロジーラボ所属で、trick7でもおなじみの寺井さんが制作した中古車情報をテレビで楽しむことが出来るWii用コンテンツ、BOOOT.tv。
「Wiiを使ってテレビでWebを見る」まったく新しい体験を、ユーザに提供してくれるインターフェイスになっています。検索やスクロールのインターフェイスもWiiで操作しやすいようになっており、スライドショー的にボーッと(BOOOT)楽しめます。
中古車情報を大仏キャスターが音声で紹介してくれるところや、2次元バーコードで携帯から取扱店にアクセスが可能な点も注目です。
DESIGN SHOWCASE
http://www.designshowcase.jp/
リクルートが提供しているAPIのひとつをもとに複数のデザイナーにインターフェイスを作ってもらうプロジェクト、DESIGN SHOWCASE。
3月に公開された第1回のDESIGN SHOWCASEでは「食」をテーマに、ホットペッパーのAPIを6組のクリエイターにデザインしてもらいました。
同じ情報でも見せ方の個性がそれぞれ出ている所が楽しめますよ。
サーバーサイドの技術を使わなくても平気!?
API経由でデータを使う場合、これまでサーバーサイドからAPIを叩く必要性がありましたが、最近では、crossdomain.xmlやJSONP対応をしているWebサービスも増えており、またFlashやJavaScriptなどのクライアントサイドからのリクエストでデータを取得できるようになってきました。そのため、FlashやJavaScriptのみでのサイトも増えて来ております。
気軽に制作が可能になってきた今、一度腕試しに参加してみてはいかがでしょうか? 参加申し込みは、こちらから! >> Mashup Awards 4
鈴木 拓生
株式会社リクルート メディアテクノロジーラボ
1979年11月 千葉県生まれ
2004年3月 慶応義塾大学 大学院 政策•メディア研究科卒業
デザイン会社、フリーランスを経て2007年株式会社リクルートメディアコミュニケーションズ入社
現在、株式会社リクルートの実証・研究機関であるメディアテクノロジーラボにて研究員として活動中
メディアテクノロジーラボでは主にDESIGN SHOWCASE マッシュアップアワードの運営等を担当






