Adobe MAX 2009 North America の歩き方

Adobe が主宰するカンファレンスの中で最も規模が大きい Adobe MAX North America、今年は10月4日~7日にカリフォルニア州ロサンゼルスで開催されます。テーマは、「Connect. Discover. Inspire.」。200を超えるセッションと100を超えるハンズオンを通して、最先端の知識とスキルを共有できます。その他にも、MAX Awards や、"What's new?(次のバージョンではどのようになる?)"という取れたて情報も満載。本記事では、EDGE 編集部がオススメするセッションと見所を紹介します。

日本からのツアー「MAX アドバンテージツアー2009」も用意しています! 航空券、宿泊、MAX の参加費が特別価格となるほか、本社オフィス訪問などの特典付きです。締め切りは、8月27日まで!!

今回の"みどころ"セッション

MAX 2009 では、200を超えるセッションと100を超えるハンズオンが3つのトラックに分かれて提供されます。

なお、今年は Adobe MAX 史上初めて、日本人によるセッションが予定されています。

セッション
タイトル
Introduction to Spark Project and FLARToolkit
日時 10月6日(火) 1:30PM
講演者 新藤愛大(BeInteractive!) 小山智彦(Saqoosha)
内容 日本最大級の ActionScript コミュ二ティである Spark project の紹介と、そのコミットライブラリーのひとつである FLARToolKit を、世界各国から集まるMAX参加者にご紹介します。

Adobe LiveCycle@MAX bundle:MAX に先立ち、Adobe LiveCycle™ ES の基礎を1日半で学ぶトレーニングセッションを提供します。これは LiveCycle デベロッパー向けのプログラムで、今後リリースされる LiveCycle ES に関する高度なトレーニングセッションへの参加パスと MAX 2009 入場パスを提供します。

そして、今年は Photoshop のエバンジェリストである Russell Brown が、Russel Brown@MAX: Photoshop CS4 and the Seven Samurai(Edge訳タイトル:「Photoshop CS4と七人の侍」)として3日間のハンズオンセッションを行います。アートディレクター、デザイナー、イラストレーターそしてフォトグラファーの方々に、照明、カメラ、アクション、プラグインそしてスクリプトを利用した最先端のテクニックをご紹介いたします。

ランチタイムも是非活用ください。今年は Birds of Feather(BOF)として、コミュ二ティ同士でディスカッションする時間をランチタイムにご利用いただけるようにしております。カジュアルにランチを食べながら世界中のデザイナー、デベロッパー、制作会社とつながるチャンスです。

EDGE編集部がオススメする Adobe MAX 2009 セッション!

EDGE編集部では、数多くのセッションの中からオススメするものを5つに分けてまとめてみました。ご自身の興味のあるものにあわせて、当日参加されるセッションのご参考にして下さい。

これは絶対欠かせない。アドビの次の一手を知るには
絶対気になる!アドビの最新動向

以下のセッションに参加すると、製品、ランタイムの最新動向、ロードマップ、プレビューが学べます。

  • What’s Ahead for Flash Catalyst
    10月5日(月) 3:30-4:30pm / Steven Heintz
  • What’s Coming in Adobe AIR 2
    10月5日(月) 5:00-6:00pm & 10月6日(火) 4:30-5:30pm / Christian Cantrell
  • What’s New in ColdFusion 9
    10月6日(火) 3:00-4:00pm & 10月7日(水) 9:30-10:30am / Adam Lehman, Ben Forta
  • What’s New in Flash Builder 4
    10月6日(火) 3:00-4:00pm & 10月7日(水) 3:30-4:30pm / Tim Buntel
  • What’s New in Flash Player
    10月5日(月) 3:30-4:30pm  & 10月6日(火) 9:00-10:00am
  • What’s New in Flex 4
    10月5日(月) 5:00-6:00pm / Ely Greenfield
  • What’s New in LiveCycle ES?
    10月5日(月) 3:30-4:30pm  & 10月6日(火) 9:00-10:00am

 

  • Roadmap: Flash Platform Runtimes(Flash Player & Adobe AIR)
    10月5日(月) 3:30-4:30pm / Mahesh Balakrishnan
  • Roadmap: Flash Platform Servers and Services(Flash Media Server, LiveCycle Data Services)
    10月7日(水) 2:00-3:00pm / Jennifer Taylor
  • Roadmap: Flash Platform Tooling and Framework(Flash Builder, Flash Catalyst, Flash Professional, オープンソースFlexフレームワーク)
    10月6日(火) 4:30-5:30pm / Greg DeMichillie
  • Roadmap: Web Professional Tools and Services in Creative Suite(Creative Suite)
    (10月7日(水) 5:00-6:00pm / Lea Hickman)

 

  • Preview; Adobe AIR Applications on Mobile Devices
    スマートフォン向けの Adobe AIR 機能について、ライブのデモを交えてワークフローを紹介します。ロケーション、アクセロメーター、PIM データ向け新クロスプラットフォーム API を利用したモバイル向け Adobe AIR アプリケーションの構築方法が学べます。
    10月6日(火) 1:30-2:30pm / Mark Doherty
  • Preview: Flex for Mobile Devices
    モバイル向けFlexアプリケーション開発チームが、コンテンツ最適化、コンポーネント、ツールについて紹介します。また、Flexアプリケーションがスマートフォン上で動くサンプルと、Flexアプリケーションをモバイル向けに動かす方法をご確認いただけます。
    10月5日(月) 11:30am-12:30pm / Greg Burch
やっぱり気になる!世界のトップデベロッパー、クリエイター事例
  • Things Every Flash Developer Should Know
    Grant Skinner による本やウェブサイトでは学べない ActionScript テクニック、ワークフロー、フィロソフィーそしてメンタルモデルについて紹介します。
    10月6日(火) 9:00-10:00am / Grant Skinner
  • The Making of the MAX 2009
    MAX 2009 サイト、デザイン制作にご協力いただいた AKQA、RED Interactive、Vasava の制作事例をご紹介いたします。
                  AKQA セッション ― 10月6日(火)3:00-4:00pm
                  RED Interactiveセッション ― 10月5日(月)3:30-4:30pm
                  Vasava セッション ― 10月6日(火)1:30-2:30pm
  • New Experimental Work from Joshua Davis
    MAX Japan 2009(2009年1月開催)でも多くのユーザーから好評を得たアーティスト、デザイナー、そしてテクノロジストでもある Joshua Davis によるインスピレーションに溢れるセッションを体験できます。
    10月6日(火) 9:00-10:00am / Joshua Davis
より提案力のあるアプリケーションを、Webサイト制作のために
  • Adobe AIR, Flex, and  Flash in the Cloud
    クラウドベースのアプリケーション開発にも最適な Adobe のツール、フレームワークなどを BlazeDS、WebORB などのゲートウェイ製品を交えて紹介。Amazon EC2、Microsoft Azure、Salesforce.com の Force.com など主要クラウドコンピューティング技術も確認できます。
    10月7日(水) 2:00-3:00PM / Mark Piller
  • Understanding the BUilding Blocks of Adobe's Solution Accelerator Program
    コスト削減と開発時間削減を支援する LiiveCycle とAdobe Solution Accelerator を紹介し、エンタープライズアプリケーション開発者への新たなアイディアを提供します。
    10月5日(月) 3:30-4:30pm  & 10月7日(水) 5:00-6:00pm / Ashish Agrawal, Stacy Young
  • Using Data Services to Power Flex Applications
    Flex アプリケーションのパワフルなバックエンド構築方法を紹介します。HTTP コールや Web サービス経由のサーバー通信が多様されていた今までの Flash/Flex アプリケーションに、あらたにデータサービスという提案を行います。LiveCycle Data Services ES とオープンソースの BlazeDS を利用してご紹介します。
    10月4日(日) 9:00am-5:00pm / Christophe Coenraets
  • Creating an eBook for Distribution on Sony Reader Digital Book, Amazon Kindle and Apple iPhone
    eBook 向けコンテンツの作成方法から配信方法までを紹介します。当セッションは InDesign によるレイアウトから、Adobe DIgital Editon への出力、各デバイスに無得k手の最適化方法を紹介します。
    10月7日(水) 3:30-4:30pm / Colin Fleming
  • Accessible video and SWF content for Flash
    アドビのアクセシビリティ担当の Matt May が Flash Video, SWF ファイルが W3C、WCAG 2.0 セクション508準拠の開発ティップスを紹介します。
    10月6日(火) 4:30-5:30pm / Matt May
アドビのオープンソース対応、Labs動向紹介
  • Adobe Strobe: Introduction to Adobe’s Open Media Player Framework
    Adobe Strobe によるリッチメディアエクスペリエンスの制作方法や、広告やトラッキングの仕組みを利用した課金方法についても紹介します。最新のダイナミックストリーミングや Flash Media Server からの DVR と当フレームワークの連携も紹介します。
    10月7日(水) 11:00am-12:00pm / Will Law
  • The Future of Storytelling with Adobe Story(beta)
    ビデオ制作のシナリオやスクリプト興しのコラボレーションを可能にするアプリケーション、Adobe Story についてご紹介します。メタデータを利用してビデオのショットリストや、ラフカットなどが行え、ビデオ制作ワークフローを改善します。
    10月5日(月) 11:30am-12:30pm / Jason Levine
  • Strobe: Building Media Experience in Flash CS4 Professional
    新しい Adobe のメディアフレームワーク "Strobe" を利用したメディアプレーヤーの構築方法を紹介します。Flash CS4 Professional がインストールされている環境を用意してご参加ください。
    10月6日(火) 8:30-10:00am / Greg Hamer
  • Building a P2P Video Chat Adobe AIR Apploication with Adobe Stratus
    Flex を利用した Adobe AIR 向け Peer-to-peer(ピア・ツー・ピア)アプリケーションの構築方法を紹介します。どのように P2P プロジェクトを構築していけばよいか、また、Adobe Stratus のインプリメンテーション方法、P2P アプリ構築時の"落とし穴"の回避方法、リアルタイムアプリケーション構築時のマインドセットなどもご紹介します。
    10月5日(月) 11:30am-1:00pm, 10月6日(火) 8;30-10:00am, 10月7日(水) 1;30-3:00pm / Kevin Towes, Michael Thornburgh

2009 MAX Awards に応募 ― 7月31日(金)まで!

アドビ システムズ社の製品と技術を最大限に活用することで、魅力ある Web 体験を実現するアプリケーションの創出を目的とした2009 MAX Awardsへの応募受け付けも開始されました。応募はすべて こちら にてオンラインのみで受け付けています。応募締切は2009年7月31日です。

次のカテゴリーについて優勝者とその他の入賞者が選ばれます。

 

今年は初の試みとして、入賞者の選考は一般からのオンライン投票によって行われます。オンライン投票は MAX 2009 開催の2週間前から開始されます。各カテゴリーで上位3名に選ばれた入賞者が、MAX に参加してその作品を展示します。昨年度の優勝者と入賞者は 2008 MAX Award Winners/Finalist Gallery をご覧ください。2009 MAX Awards の受賞者は、10月6日に Nokia Theatre で開催される MAX Awards授賞式 にて発表されます。

日本から参加するなら、Adobe MAX 2009 North America ツアー!

日本から Adobe MAX 2009 North America への参加を希望される皆様のために「Adobe MAX 2009 North Americaツアー」を実施いたします。

今年は日本では MAX を開催しないので、当ツアーがアドビの最新テクノロジー、動向を把握する唯一の方法となります。参加者限定の特別ジャパンセッションもサンフランシスコオフィスで用意しております。お得な設定となっております。詳細については、以下の登録サイトをご参照ください。

Adobe MAX 2009 North Americaツアーサイト

展示およびスポンサー活動

MAX 2009 でのスポンサー活動と販促展示の詳細については、Webサイト Sponsor MAX をご参照ください。

Adobe 社員一同、皆様のご来場をお待ちしています

それでは最後に、Adobe MAX 2009 サイトでご紹介している 米国 Adobe本社の CEO はじめとするメンバーから、ユーザの皆様へのコメントをお届けします。Adobe 社員一同、皆様と会場でお会いできることを楽しみにしています。

Kevin Lynch ― Chief Technology Officer, Adobe

『今年の MAX のテーマは、「Connect. Discover. Inspire.」です。参加しているデザイナー、デベロッパー同士がつながり(Connect)、新しいテクニックや、エマージング・テクノロジー(新興技術)を発見し(Discover)、自分の仕事に活用・利用していただけます。また、MAX Award やアドビが現在開発中のプロジェクト、テクノロジーを紹介する Sneak Peak で多くの刺激を受けられます。コミュ二ティ同士が刺激を受け合うのも MAX ならでは。そして、アドビのエンジニアも多数 MAX には参加します。Flash Platform のエコシステムがどのようになっているのか、それをエンジニアに直接確認することもできる最高の機会です。我々も最新のロードマップを紹介する良い機会と考えております。フィードバックもくださいね。新しいテクノロジー、ここで学べば最先端にふれられるので、是非ロサンゼルスでお会いしましょう!』

Brett Ramoata ― Sr. Experience Designer, Adobe

『私が初めて MAX に参加したのは、1998年のマクロメディア MAX だったのですが、Director という製品の最新機能、ロードマップを知ることができ、興奮しました。今年の MAX では、私もセッションを行うのですが、Jackass の Adobe AIR アプリケーション、「Jackassworld」の開発ティップス、デスクトップ上のエクスペリエンスについての考察を紹介します』

Richard Galvan ― Product Manager, Adobe

『MAX に参加するのは、今回で5回目です。MAX はもともとデベロッパー向けのカンファレンスとして始まったのですが、ここ最近の MAX の特徴としては、デザイナー向けのクリエイティブトラックも充実してきていることがあげられます。デザイナーの方々にも我々のツールをよりクリエイティブな方法で利用していただく際にお役に立つ情報をご提供できるようになってきています。デベロッパーの方々は、「MAX で学べないことは無い」といってしまっても良いでしょう。特にオススメなのは、スニークプレビュー。アドビがどのようなことを考えて製品開発しているのかを見ている。毎回、驚きがあります。今年の MAX では何をアナウンスするか、お楽しみに!』

Rebecca Sun ― Sr. Computer Scientist

『Flash チームに在籍している私ですが、MAX の好きなところといえば、我々のユーザ様から直接、顔を突き合わせてフィードバックが聞けることです。確かにブラウザを立ち上げれば、Flash アプリケーションを見ることはできても、ビジネスアプリケーションの裏側、ワークフローがどのようになっているか、複雑なゲームや物理エンジンの開発がどのようになっているのかは、MAX に来て、開発者のセッションや、おしゃべりからしか見えてきません。皆様とお会いできるのが楽しみです』

Steven Heintz ― Principal Product Manager, Adobe

『MAX は、我々にとってユーザ様からのフィードバックを得る最高の機会と捕らえております。デザイナー、デベロッパー、マネージメント、業界リーダー……、様々なバックグラウンドの方々がいて、意見を交換できるのが素晴らしいと考えております。我々は皆様からの意見を頂戴して、製品を開発していますので、ぜひ今年の MAX でもアドビのエンジニア、社員に率直なご意見などを頂戴できれば幸いです』